山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

橋下氏、「一生かけてでも(公明党と)いっしょに沈んでいく」

2014年07月03日 23時19分00秒 | Weblog
 3日(2014・7・3)、大阪都構想の案をつくる法定協議会が5か月ぶりにひらかれた。市長再選がやられてからでも3ヵ月ぶりだ。そのあいだに維新以外の各党から再開するようにとの要望がくりかえされたが、すべて無視してきた。協議が思い通りにいかないからと、再選挙に打って出たが、それが終わればすぐに再開するのが筋だ。橋下氏が描く都構想で各党を、とくに一体ぶりを誇ってきた公明党を説得すればいいのだ。ここにこそ未来があると。
 再開したその実態は、府議会選出の委員は全員維新にさしかえてやっと成立するというありさまだ。中身はといえば、異論もないまま全て了承だ。直前になって、福島区と住之江区の扱いを変えたのを異論もなしに承認とはあきれる。こうなると新しい北区、中央区と他の区との人口、財政力のアンバランスはおおいがたい。
 面白いのは、当日の記者会見で、橋下氏は、公明党の現職がいる衆院9選挙区に対立候補を立てる考えを明らかにしたことだ。そのさい、公明党に「(関係を)修復してくれない限り、一生かけてでもいっしょに沈んでいく」といった。一生かけて、まとわりついて、いっしょに海の底か、地獄かはしらないが沈んでいくというのだ。ふるえがくる。粘着質もここまでくるかという印象だ。公明党も当選するためだけの党略からひっついたのだからそれ相当の責任があるが。

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