山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

大阪で「反ファシズム統一戦線」

2011年11月09日 07時41分55秒 | Weblog
 大阪市長選挙に早くから立候補表明をしていた共産党推薦の渡司考一さんが、11月5日、立候補辞退を表明した。友人とのあいだでも、思い切って立候補をとりやめて反橋下に力を集中すべきだと議論ししてきた。共産党が、おもいきった決断を下したことを大歓迎したい。私は、「国共合作」だと思った。日本帝国主義の中国への全面的侵略戦争に対して、中国共産党がそれまでのいきがかりをすてて、蒋介石・国民党との合作をなしとげたことが、中国国民をおおきく立ち上がらせることに成功し、最終的に日本帝国主義の敗北にまで追い込んだ。民族の独立をかちとった。歴史の節での決断だった。
 平松市長の政策には問題も多い。でも教育基本条例・大阪都に反対し、橋下独裁に反対している。ここはいきがかりをすてて、独裁を叫び、大阪府から大阪市まで支配しようとしている橋下の野望をくいとめるために、決断が求められていた。ほんとによかった。心ある人々に勇気をあたえた。
 「国共合作」あるいはスペイン・フランス・チリなどでの「人民戦線」を思い浮かべる。
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