山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

病院食で体重がぐんぐん減った

2018年03月15日 12時21分12秒 | Weblog
 今度の入院で体重が激減した。入院するとき、裸で70・9kgもあった。これが実は、うっ血性心不全で胸に水がたまっていた体重だった。68キロくらいだったのが、どんどん増えた。変だなと思っていた。原因は、心房細動からくるうっ血性心不全だった。入院する前の4日ほどは、苦しくて寝られなかった。とくに上向きでは苦しいだけだった。
 レントゲンでは、肺の下3分の1くらいが水浸しで写っていなかった。すぐ利尿剤が処方され飲んだ。すると翌日までに、プラスチックの大きな壺に薄い色の尿がいっぱいなった。尿をためるようにいわれた壺で容量は3・5リットルだった。純粋の尿を除いても2~2・5ℓはある。それだけの水が胸から横隔膜の間にたまっていたのだから、苦しいのは当たり前だ。一升瓶を胸に乗せて寝るのはそれはしんどい。次の日から俄然楽になった。
 入院した翌朝、体重は70・9から68・15(ジャージを着たままで)まで激減。以後、66・75(-400)⇒66・05(-700)⇒65・40(-650)⇒64・85(-650)⇒65・75(-100)⇒64・15(-600)⇒63・55(-600)と、ぐんぐん落ちた。水がさらに抜けたのもあるだろうが、食事のカロリーが少ないことによるものだ。
 病院食の特徴の第1は、量が少ない、とくに晩ごはん量が昼より少ない。第2に、油を使った料理がほとんどない。揚げ物は金輪際ない。朝はパンだが、付いてくるのはリンゴジャムのたぐいだ。ダイエットのために入院するのもありかなと思う。青菜の柔らかいお浸しか煮物が必ず付く。しかもこれが機械で切って冷凍にしたものと思われる菜だ。カレイに似たオヒョウのような魚、あるいは鰆がよくでてくるが、甘辛く煮るのではなくうすい塩味が多い。ほおばって食べたらあっという間になくなるので、すこしずつよく噛んで、味わって食べた。その結果が63・55への激減だ。
 退院後も体重を維持すること、毎日体重、血圧、脈拍を記録すること、もし1週間で2kも増えたならばすぐ病院に来ることを言い渡された。退院翌日1キロ増えたが、以後なんとか64キロ台の半ばを維持している。
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