山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

退院しました

2018年03月08日 22時13分15秒 | Weblog
 このブログを断りなくお休みして日にちが経ちました。実は体調が悪く、ついで入院生活を送っていたのです。苦しくて眠れない日が続いていました。上を向いてはまったく眠れず、体を起こしてうとうとするという状態でした。2月26日月曜日、5年前に心筋梗塞の手術をしてもらった掖済会病院に受診しました。で、翌日入院となりました。
 うっ血性心不全でした。レントゲンでは肺の下3分の1が写っておらず、水浸し。心電図では心房細動。血栓が脳に飛ばなくてよかった。利尿剤を飲んで、心房細動を鎮める薬も処方された。飲む水分は1日1000ミリℓ、排出する尿をプラスチックの壺に蓄える。すると翌日には尿が壺いっぱいになった。壺には3.5リットル入る。飲んだ分は純粋の尿になるとして、2.5が胸にたまった水ということになる。これだけの水を胸に乗せていたのでは苦しくて眠れないのは当然だ。
 その後も、利尿剤は効いた。おまけに私向けの病院食は減塩、低カロリー。隣の人は朝から小さめのどんぶりご飯なのに、私は小さいロールパンふたつ。昼はまあまあなのに、夕食は量がぐっと減る。栄養士さんの説明では、1日の総カロリーは1500kカロリーで、夜は摂取量が少ないのが健康的だと。がまんの入院生活10日間で、70・9kgから63.6まで減った。実に7.3kg。行動制限もされて、安静が命じられていた。だから足腰が衰えた。
 薬も効いて心房細動も落ち着いたので予定通り10日間で退院となった。退院前に、カテーテルによる心臓の血管の検査をした。検査とはいっても手術と同じ部屋で大々的に行う。静脈ではなく動脈からカテーテルを入れるから難しい。静脈は体の表面近くにあるが、動脈は内部を流れている。そこに差し込むのはどのようにやるのか。わからない。造影剤を入れて血管がモニターに映るのを見ながら病状の説明を受けた。前に入れたステントの状態は良好だがその先で血管が細くなっているところがあるので、あとで治療する必要があると言われた。
 カテーテルを抜いてから先生は15から20分ほど挿入した肘を強い力で圧迫し続けた。でないと、動脈だから血が噴出するらしい。止血したところに固い固形物を押し当て、伸び縮みするテープで看護士さんが力いっぱい巻き付ける。でようやく終了。
 入院中に家族だけでなく、昔の親しい仲間、大阪外大2部の仲間が見舞いに来てくれた。悪いなあと思いながらもとてもうれしかった。昔の仲間は心から、なんでも許し合える間柄だ。昼ごはんも忘れて、昔話から最近の活動状況まで話し合った。
 退院してからは、1週間で2k増えることがないように言われている。やせ我慢の入院ダイエットから抜け出して、同じ体重を維持できるか心もとない。でも少しは努力しないと。
コメント
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