山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

椎間板ヘルニア奮戦記(5)まとめ1

2016年08月18日 16時28分02秒 | Weblog
 椎間板ヘルニア奮戦記の(1)を7月20日、(2)を27日、(3)を29日、(4)を8月13日に書いてきた。これらは時間的経緯をおって、その顛末を書いている。今日からは、全体を見通して、感じたこと考えたことを、まとめとして書くことにする。


1)今の状況から
 この1年余りの経験で、腕にしろ、足にしろ、前と後ろの筋肉が実によくバランスが取れて機能していることを実感した。歩くとき、まず、かかとを降ろして、順次、重心を前に移す。そのとき足先を引き上げる力を少しずつ弱め、逆に踏みつける力を増大させる。その自動調節を神経がつかさどる。幼児でも、力は弱いながらも、この自動調節をみごとに行っている。ところがわたしは、これが不十分だ。パタン、パタンと歩く最悪の状況は脱したが、猫のごとく音もたてずに歩くのは無理だ。
 左下半身の総合力という点でも衰弱がみられる。体幹、インナーマッスルを鍛えるため初歩的トレーニングをいくつかやっている。つま先立ちを50回やって、そのあと大腿部を持ち上げる筋肉、大腰筋をきたえる。右片足立ちをして、左ももを50回もちあげる。ほとんどふらつくことなくできる。ところが、左片足立ちで右ももを持ち上げるときは、うまくいって10数回、へたをすると1回ごとに床に足をつかないと続けられない。体がしゃきっとせずにふらふらする。ふらつきに対して瞬時の回復力がない。これこそ下半身だけでなく上半身も使った自動調節機能が衰えたことを示している。一カ所を鍛えれば治るというものではない。どうしていいかわからない。うまくいかないけど同じことをつづけるしかない。
 左わき腹が破れたかのように、ヘルペスの友禅流しの部分に内臓が飛び出していたのは、ほぼ抑え込んだ。内臓を正常の位置に戻した。ビタミンB12を服用しつつ、腹斜筋、腹横筋を鍛えるドローインをつづけてきた。その結果、神経は回復した。この部分にかぎっては克服できたが、自動調節をともなった運動機能はもとに戻っていない。
 これまでは部分に刺激をあたえ、強化するということばかりやってきた。きっと部分にとらわれない全身的な運動をすることが、現状を前に進めるカギになるのかもしれない。
コメント
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