山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

憲法破壊、安倍自民公明の歴史的犯罪

2014年06月30日 23時31分31秒 | Weblog
 安倍内閣は、明日(2014・7・1)にも憲法解釈を変えて集団的自衛権をつかえるようにするようだ。注目の公明党は、執行部に一任をとりつけた。採決ぐらいしろといいたい。公明党は最初から連立離脱はありえない、つまり集団的自衛権行使に反対することはありえないということを明言していたから、予定通りの結論だ。公明党ががんばったからもっと悪くなるのをここまでくいとめたといえるかどうかが、どの時点で妥協するかの唯一の判断基準だ。だがこれまで様々な悪法の推進者であったことは隠しようがない。単に内輪の世界でごまかしのために使えるjものであればいいだけで、対外的な説得力は初めから問題にされない。北川氏は今日、公明党としても国民に説明責任を果たすといったが、不可能だ。公明党のいう国民は創価学会のことで、ほんとに国民を前にしたらウソとゴマカシがすぐにあばかれる。
 日本国憲法は、自衛隊を海外に派兵して武力行使をすることを想定していない。陸海空軍どころが一切の戦力を放棄している。政府解釈では自衛隊は今もって戦力ではないのだ。戦争はもちろん、武力による威嚇も、武力の行使も禁じている。したがって交戦権も放棄している。
 安倍内閣は、「武力行使を目的とした戦闘には参加しない」というが、武力行使をするために、あるいは武力行使をしたいがために海外に出ていくということはありえない。侵略をするために戦争をするといわないのと同じだ。近代の歴史で侵略戦争をするといって侵略をした国はない。安倍内閣は憲法破壊問題なのにたった2日間しか国会で議論していない。公明との密室協議だけだ。志位さんの追及に、「武力行使はしない」とはガンとして言わなかった。目的とはしないが、行使はしないとはいわない。武力行使を禁じて海外派兵をしたイラク戦争での「非戦闘地域」「後方支援」に活動範囲を限るという歯止めも早々にはずした。
 今日30日、夜遅くまで首相官邸周辺には4万もの市民がつめかけて抗議行動をしたようだ。ニュースステーションや、ニュース23では報道をしたが、NHKの21時のニュースでは無視した。籾井NHKの毒が回ったのか。
 それにしても安倍自民党と公明党の歴史的犯罪は許せない。
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きづがわ医療福祉生協第3回総代会にでました

2014年06月30日 16時36分59秒 | Weblog
 昨日(2014・6・29)、西区こども文化センターホールで開かれたきづがわ医福生協の総代会にでた。西成民主診療所、大正民主診療所、港生協診療所をそれぞれ中心にした医生協が合併して丸2年、3回目の総代会だった。医療制度の改悪によって良心的な仕事をすると苦しくなる。きづがわも2013年度は赤字になった。それでも困難をのりこえようと、14年のスローガンに「いのち輝く”まち”へ、健康をつくる、平和をつくる」をかかげてすすむことになった。
 発言では、きづがわが去年からはじめた「無料低額診療」のとりくみの報告が感動的だった。西成民主診療所の若い事務職員の発言だった。「無料低額診療」は本人負担分を診療所が代わって負担するために持ち出しになるが、医療費が払えないために治療を中断したり放置している人を助けるためのとりくみだ。だが発言者は、これが「ほどこし」であってはならない、今の医療福祉の切り捨て攻撃のなかで、診療所と患者がともにたたかう立場に立つことが重要なのだと訴えた。いくつかの事例を紹介しての発言だったが感動した。
 当面のとりくみに「熱中症を予防しよう」がある。みなと診療所がつくった室内掲示用の小さい手づくりポスターがよかった。「熱中症予防3か条。こまめな水分補給、エアコンを使いましょう、暑い日は無理をせず休憩」。青地に白クマさんのイラストが配置され、涼しげだ。
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