マイタのブログ

新潟県新潟市西区鳥原2595-8 前田商店 TEL 025-377-6327・FAX 025-377-7981

スカイライン

2006年11月21日 | 日記・エッセイ・コラム

日産の名車・スカイラインがフルモデルチェンジするとの報道がありました。新しいモデルで50年(12代目)の歴史を数えるそうで、私とは何の関係もありませんがひとまず「おめでとう」と言っておきましょう。私が子どものころは「ハコスカ」と呼ばれる型のスカイラインが全盛で、中学生ころにはケンとメリーが宣伝したことから通称「ケンメリ」、高校生の時には「ジャパン」と、若者向けスポーツカーの人気車種だっただけに常に愛称で呼ばれていたものです。その次のRSあたりからスカイライン人気に暗雲が漂い始め、7代目になった時に不人気車の仲間入り。当時の自動車雑誌によると「4ドア有り、ライトバン有りのスカイラインなんかキライ!」と、マニアが離れていってしまったのだとか。(4ドアタイプは昔からありましたけど…) その後、走りの血統を受け継ぐべく開発・限定生産された「GTR (R32)」は、スカイラインの完全復活に申し分ない逸品で、4輪駆動の国産スポーツカーとして王座に君臨、量産されてもその人気は続きましたが、後継車の「R33」が不発、最後のGTRとして登場した「R34」が再度高評価されたのですが、経営建て直しに登場したカルロス・ゴーン氏によりスポーツカーとしてのスカイラインはその時終焉を迎えたのです。しばらくして新型スカイラインがお披露目されましたが、4ドアセダンのズングリしたそのスタイルには幻滅…「これがスカイライン?!」

それからまた2ドアスポーツタイプも出ましたが、私の子ども心をときめかせてくれたスポーツカーは既に思い出の彼方に消えていってしまいました。でも、この度登場する12代目が誰かのココロをときめかせてくれたらいいなぁっと切に願っております。先駆者が築いてきた歴史をこれからも大事にしてね。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする