マイタのブログ

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食べるもの、食べること

2006年11月03日 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜は商工会青年部有志の忘年会でした。「もう忘年会?」と娘にも言われましたが、たしかに早いですよね。さて、宴会のたびに感じるのが「食べ残しが多すぎてもったいない!」ってこと。ひどい時は出されたお料理の半分以上が残されて廃棄されてます。そのへんを考慮して昨日は「足りないくらいの量でいいよ」と、前もって料理屋さんにお願いしておりました。

山下惣一さんも言ってましたが、食糧危機云々言われていても「食料は余っているところから不足しているところに行くのではなく、貧しいところから裕福なところに行く」のが昨今の現実です。だから食料が足りない国はいつまでたっても足りないんです。自給できる国・日本が自分たちで作るのをやめて外国の人たちが作ったものを買いあさる、驚いたことにそんな姿を奨励している東大教授がおりまして、その人は「自給率が下がったのは国民の選択の結果であるのだから無理して自給率を上げるのはおかしい」というようなことも言ってます。が、以前から輸入に頼りきっている魚のすり身やチェダーチーズなどが昨年末、相手国から一方的な値上げの通告が来て、蒲鉾やチクワ、チーズ加工品の製造メーカーがこぞって値上げ(もしくは値段はそのままで量を減らす)に踏み切ったのは記憶に新しいところ。日本向けに輸出してくれてる国々が「もう日本にやらないよ」と言ったらもっと大変なことになるんだけど?大雑把な言い方ですが、自給率40%の国がどこからも輸入できなくなったら10人のうち6人が飢えてしまうんですよ…

日本の米を食べましょう、残さないで…。それが解決への第一歩だと私は思います。

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