本日、「〆張鶴しぼりたて」の3回目分が入荷しましたのでお知らせいたします。
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金鶴の「純米にごり酒(活性酒)」と、「純米しぼりたて」が届きました。どちらも生酒です。
加熱処理をしていないのが生酒だということは、今さら申し上げるまでも無く、麹や発酵に由来する香りなどが新鮮味を感じさせてくれる品として、多くの酒蔵さんから出荷されています。今の時期が最盛期ですな。
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さらに活性酒となりますと、瓶の中で未だゆっくりと発酵が続いており、発生したガスによるピチピチした刺激が爽快感を呼びます。脂っこいお料理との相性は特筆モノですわ。
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これが「金鶴活性にごり酒」の瓶の首部分を横から見た図です。ただ置いているときはこの通り お酒の液面はごく普通の穏やかさ。
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王冠を少し緩めると・・・
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僅かにガスの気泡が上り始めました。
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もうちょっと緩めると・・・
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いい感じに泡が出てきましたねぇ。液面がかなり上昇しました。
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では そろそろ全開に・・・
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おぉ…瓶内発酵の威力恐るべし。
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このままだと吹き出してしまいそうですので、一旦栓を閉めたりして・・・
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上った泡が落ち着いていきます。
今年も元気がいいですわ。
焼き魚にも合うんですよ。
あえて動画じゃないところがポイントです。
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こちらがその上澄みだけを瓶詰した「金鶴 純米しばりたて」。
スイスイ喉を滑って行きますので、飲み過ぎにご用心。
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待ちに待った忘年会シーズンですね。いい飲み方をした翌日は仕事も楽しくなって能率も上がるのですが、ついつい度を越して飲み過ぎてしまった翌日に辛い思いをなさった方はかなり多いことと存じます。二日酔いってヤツですな。
そうならないためにはどうしたらよいか・・・ 自身の許容範囲で留めるとか、あまり長時間飲み続けないようにするとか、などと言っても その時々で体調も違いますし、何よりも「分かっちゃいるけどやめられない」とおっしゃる御仁も少なくなかったりして。
お酒を商う私どもとしましては 飲んでいただけるのは誠にありがたいことですが、健康を害されては大変ですから、やはり適量飲酒で楽しんでいただきたいと心から願っております。皆さまにとってお酒が良い友達であり続けますよう務めるのも、これまた酒屋の仕事ですし。
疲れが溜まっていたり、過食や運動不足などで肝機能が低下していると、少量の飲酒でも酔いが早く回ってしまいます。また、体内の水分量が少なくなっっている状態で飲酒しますと、血中のアルコール濃度が高くなり易いのでご注意ください。
お酒の合間に水を飲む「和らぎ水(やわらぎみず)」を実践なさっている方は、そのような心配は無いようですね。http://www.japansake.or.jp/sake/yawaragi/index.html もちろんお料理を食べるのも忘れずに。これ、重要なポイントです。
兎にも角にも、皆さんが元気ハツラツしていることで周囲の方々も嬉しいはずですから、身体に優しい飲酒を心掛けて下さいますよう 宜しくお願い申し上げます。
(皆さんとっくにご存知のこととは知りながらも、再確認ということで・・・)
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「にいがた酒の陣」 初のアウェイは花の都・東京でございます。
http://www.niigata-sake.or.jp/event/11_index.html
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仕込みの真っ盛りとあって参加出来ない蔵元さんも少なくないようですが、新潟県の酒蔵の約半数、45社が地元以外で揃うなんてのは そうそうあることではないですわねぇ。会場も参加費も流石は大東京、新潟ではこうはいかないでしょう。
興味深々 覗いてみたい気もしますけど、それこそ店を空けるわけにはいかない時期ですので、現場レポートは他のかたにお願いいたします。
きっと盛り上がることでしょうね。
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つい先日、知人が「不要になったから…」と ラミネーターなる機械を下さいました。ありがたいけど多分ウチもあまり使わないと思いますよ、などと言いつつ好奇心旺盛な私、折角だからあれもこれも試しにラミネート加工したりして。
本日出来立てほやほやの冬季限定酒(しぼりたて・にごり酒)のチラシも、一先ず一枚だけ同様に。
これは店内でお客さまに説明するときに使います。紙がヨレヨレにならなくて良さそうですから。チラシのレイアウトは、「今回は見易いね。」と ご好評いただいた昨年のものをベースに細部を変更しました。自動車で言うマイナーチェンジ的なものですな。
さて、その効果が現れますかねぇ・・・ 現れて欲しいなぁ。いや、あとは私の努力あるのみですね。
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9月16日付の西日本新聞によりますと、2010酒造年度(昨年7月から今年6月まで)の鹿児島県の焼酎生産量が前年度に比べて13.3%減少したとのこと。鹿児島と言えば芋焼酎、いよいよ流行が次のものへと移り変わったのかな… などと思いつつも、4年連続で落ちている出荷量が それでも13万4300キロリットルもあると聞けば驚きを隠せませんわ。(3月の震災前の)宮城県・京都府・広島県のそれぞれの清酒消費量と同等ですからね。焼酎党のかたには失礼かも知れませんが、私としては思うところがあるのですよ。
うちの近所の農家組合のお父さんたちが鹿児島旅行に行ったのが確か6年ほど前、旅館での宴席に女将さんからすすめられて呑んだ、たった1本しかないという「幻の芋焼酎」、お値段なんと10万円也。帰って来るなり「いや~、高い焼酎があるもんだなぁ。」と、旅の土産話を聞かせてくれたのを思い出しました。
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そんなワケで、加藤社長には高台にある「清酒 金鶴」の原料米の田圃や作業小屋まで連れて行っていただき、夜は例により美味しい酒肴をご馳走になってしまい、おまけに泊まらせてもらったりして、厚かましいことこの上なし… と反省し、翌日は酒屋仲間で金鶴の蔵人でもある「きらくあん氏」にお世話になることに。いや、これじゃ全然反省してませんな。
あいにくの天気でしたが、折角だから天然杉を見に行こうと誘われ、石名地区までドライブを。結構な山道を登り、駐車場からは遊歩道です。ブラブラと歩いていると・・・
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なんとも変わった枝ぶりの杉ですこと。看板には「象牙杉」と書かれております。
確かに象牙を思わせる形状ですな。比較するものがないので分かりづらいんですけど、この木、かなり大きいですわ。雨なので携帯で撮影しましたが、デジカメ持ってくれば良かったな…と少々後悔。
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これは「羽衣杉」。白いレインコート姿の きらくあん氏のかなり前方に在るのにこの存在感。真横に立ったらその大きさがよく分かるんでしょうけどねぇ。立ち入り禁止のロープが張られてますし。
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これは何ていう名前だったかな・・・ すみませんが忘れてしまいました。
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ここまで行きながら、有名な「四天王杉」を見て来なかった私。帰りの船の時間が気になってしょうがなかったんですよ。というか、腰の痛みもバカにならなかったし。
てな流れでそろそろと家路に就くのでした。
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おまけ画像。
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佐渡の某所にいたネコ。
この目つき・・・ 可愛くないです。
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「米はもともと亜熱帯の植物なので古代の遺伝子を残している酒米稲は温暖な西日本に適している。」 ・ 籾(もみ)すり作業真っ最中の栽培農家・本間さんのお宅にて。 ・ ・ ・ 米粒の内部に白い部分が確認出来ます。いわゆる「心白」ですね。酒米の重要な要素とされていますが、蔵元さんの中には軽視して居られるかたもいらっしゃったりして。
栽培農家の本間さんと蔵人兼農家のクニちゃん。何か話していますが機械の音で聞こえませんな。
汗びっしょりになって動き回る本間さん、いい酒米をつくって下さいましてありがとうございます。
本間さんの五百万石は金鶴の純米酒「風和(かぜやわらか)」になります。
「酒造好適米は酒造りに適している米であって、良い酒が出来ると保障されるわけではない。」・・・前出の専門家がそのようなこともおっしゃっていましたねぇ。つまりここからは酒蔵の腕の見せどころ、私なんぞが言わずとも蔵のかたがたは心得ておられると百も承知でお願いいたします。
「今年もいい酒 造って下さいね。」
・・・つづく、かな?
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昨日のブログの画像は佐渡の某お食事処での一コマ。日本酒関連の面々が座ったカウンターに何故ワインが用意されているのか・・・ 実は大変深い意味がありまして、この場で公表する訳にはいきませんのでご容赦いただきますが、ただの粋狂とは違いますとだけ お伝えいたします。私だって赤ワインを飲むために わざわざ海を渡ったんじゃありませんしね。
さて、その話は置いときまして、もうじき収穫のころを迎える酒米をご覧ください。
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佐渡市両尾(もろお)地区で栽培されている酒造好適米「越淡麗」です。平地から車でかなり上ったところにある田んぼでして、昼夜の寒暖差が大きくて米の品質にはいいそうですが作業は大変でしょうね。
かなり良さそうな感じですわ。
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金鶴の加藤 健社長、酒米栽培者の恩田さん、農家兼蔵人のクニちゃん。皆さん稲の出来栄えに明るい表情です。この米が金鶴・大吟醸になるんですよ。
・・・つづく
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そういえば昨年もあったような気がします、この催し・・・ ちょっと内容が変わったのかな?詳しくはこちらをご覧ください。↓
http://www.niigata-sake.or.jp/event/10_index.html
申し込みの締め切りが9月30日(金)と書かれております。全然知りませんでした。今日たまたま酒販組合に寄ったらこのチラシが置いてあったものですから いただいてきたんですけどね。参加者は今年の「酒の陣」で使う予定だった唎き猪口(ききぢょこ)がもらえるようです。 18:30~20:00 と、お勤めの帰りしなに行くには持って来いの時間帯ですし、皆さんいかがです? 私は行きませんけども。 ・ ・ ・ ・
今まで無かったんだっけ?と聞いてしまうほど斬新さを感じない新製品のご案内をいただきました。「ペットボトル入りの日本酒」ってものです。
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とのこと。なんでも随分高品質のペットボトルらしく、品質に悪影響は無いそうです。そこが結構重要なポイントみたいですよ。また、ボトルの背丈もペットボトル入りのジュースと同じくらいだと言いますから、冷蔵庫内でも違和感がないのでしょうね。ふ~ん・・・
大手のメーカーさんから発売されますが、もし普及したら いつかは地方の酒蔵さんの大吟醸酒もペットボトルに詰められて出てくるんでしょうかねぇ…。
全てはお客さんが判断なさることですから、我々がどうこう言う必要はないのでしょう。と言いつつも、当然の如く当店ではお買い求めいただけませんこと、お詫び申し上げます。
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