古い書類を整理してたら 出てきました。なになに「第５８回 関東信越国税局 酒類鑑評会成績表」だって、ああ、鑑評会の一般公開に行ったときのか。期日は平成６年４月６日（水）… もう１３年も前の資料だね。
この５１ページの冊子には、管内から出品された３２１銘柄の名前と成績が記されてます。今はどのようなシステムになったか知りませんが、このころはＡ－１（成績が優のもので入賞対象となったもの）、Ａ－２（成績が優のものでＡ－１以外のもの）、Ｂ（成績良のもの）、Ｃ（成績可のもの）と分けられておりました。公開きき酒会用の資料なのでＡ－１以外は成績欄が空欄になってましたけど。
ページをめくってみると、所々 銘柄名の脇に汚い字で、「香り良」とか「キレ悪」などと生意気な感想が書き込んであります。恥ずかしー！こんなこと書いちゃってたのね。 鑑定官気取りのコメントに赤面してしまいますわ。でも、良く観察してみると、この時良い評価だった酒蔵さんの多くは今現在も根強い人気でお客さんに支えられてるようです。鑑評会用のお酒と市販されてるお酒では全然別物なんですが、鑑評会で評価された技術が市販酒にも活かされてるという事なのでしょう、きっと。そしてお客さんはしっかりとそれを見抜いて飲んでくれてるんですよ。
「お客さんは鋭いよ」とは大先輩の酒屋さんから聞いた言葉、この短い言葉にはたくさんの意味が込められています。酒蔵さんにとっても我々酒屋にとっても、絶対忘れてはいけない大事な言葉です。古い資料から明日への活力をもらっちゃったなぁー。
よーし明日もガンバロー！
日曜日の今日は人の気配が少ないので、スズメが数羽おもての道路で遊んで？ます。隣りの空き地では呑気にくつろいでいるムクドリを発見。最近、朝になると店の前にたくさんの鳥のフンが落ちてて掃除に追われて居りましたが、 ははーん、 フンの犯人はお前だな…
うろうろと歩き回る姿はひょうきんで憎めないんだけど、毎朝店頭を汚されるのはいただけませんなぁ～。前の道路にはあまり落ちてないのに、うちの店を的にしてるかの如くフンをしていくのは何故？お前さんに恨まれる憶えはないぞ。
ムクドリは雑食性で、結構いろんな所に姿を見せるそうですが、鳴き声による「騒音」とフンの害が原因で追い払われることも多いのだとか。最近うちの周りにムクドリが増えたのは、居場所を追わて逃げて来たからなのかな？そう思うとなんだか気の毒にもなったりして…。
生きてりゃフンもするわな、悪意なんて無くても。 まあ うちの前に関しては当面の間、黙ってさせておきますわ。私も知らず知らずのうちに人さまにご迷惑をお掛けしてますので、お互いさまってことで。
昨日のブログでの「今は黒鯛が…」発言に、「いえいえ、いまは のっこみ クロダイではなく真鯛ですよ。」と、きらくあんさんからご指摘がありました。ありがとうございます。修正するのも潔くないので、ここにお詫び申し上げます。
さてさて、佐渡から戻ってみると、家に魚が二尾来ておりました。美味しい酒と美味しい食べ物が大好きなＫ平さんが八丈島で釣ってきてくれた、片方はなんとなく分かるような、もう一方は初対面のような、とにかく旨そうなのが。写真を撮る間もなくばあさんが開き、かーちゃんが刺身と寿司にしてくれました。
かーちゃん作、カンパチとハタの握り。ど素人ゆえになんとなくいなり寿司っぽい形ですが、ネタがいいおかげで味は抜群！せがれも喜んで食べてました。刺身のほうは、すでにかーちゃんの酒肴になってしまったので画像なし。いや～ やっぱり新鮮な魚は旨いわ！
「カンパチはＫ平さんの奥さんが釣ったんだってさ」と、驚きと感謝の念を顔に浮かべながら話す、うちのチャレンジャーかーちゃん。少しずつ、でも着実にレパートリーが増えてます。それもこれもお客さんが新鮮な素材を持って来てくれるおかげ、家族一同こころから御礼申し上げます。
今日は久しぶりに佐渡の加藤酒造店さんに行ってきました。
以前は１～２泊して来てたのですが、最近ではそうもいかなくなってきたので残念ながら日帰りです。ビンボーひま無しとはよく言ったものですわ。
もっとも今の時期はすでに仕込みも終わってるので蔵にお邪魔しても見ることはないんですが、加藤社長とは時々お会いしているものの、杜氏の優さんはじめ蔵人の方々とは暫く交流がなかったので、たまにはご挨拶に顔を出さなくては、との思いから朝一で出発、短い時間でも皆さんとお会いできて嬉しかったです。
これは加藤さんとこの売店兼自宅、仕込蔵とは離れたところにあります。１年前に建て直されたばかりなのでまだ新築の空気が漂ってますな… 上品な暖簾は昨年お邪魔したときと比べて適度に色褪せていい感じ、左に見える特大サイズの「杉玉」は近所の人が作ってくれたって言ってたかな？ 中では優しく感じのいい奥さんとお母さんがお店番をなさってますので、佐渡にお出かけの際は ぜひお立ち寄り下さい。観光地として知られる島ですが、最近では魚釣りの人が多いようで、船の中でもそれらしい姿の人たちをポツポツ見かけました。今は黒鯛がいいそうですので、誰か釣ってきてくれるのをお待ちしております。
土曜日の夜から奥歯がなんだか変な感じーって思ってたら、昨日の日中から痛み発生。どうやら歯茎が腫れてるようで噛み合わせると激痛が走って物が食べられません。日曜日なので何とかこらえて明日一番に歯医者さんに行こうと心に決めましたが、この一日をこらえるのがなかなか辛いのです。腹は減るのに昼食、夕食と食べられずにヘトヘト、寝むる時も無意識に歯を噛み合わせてしまうとあまりの痛さに飛び起きてしまいそうなので、猿ぐつわをして口が閉じないようにして床に就きました。これはこれで寝苦しかったんですが…。
今朝も変わらず食事は抜きでそのまま歯医者さんに直行。歯には特別な異常が見られないということで、腫れた歯茎に治療を施していただき薬をもらって無事終了。若干の痛みは残ってますが、昼食は食べられそうだな。
さて、丸一日ぶりのメニューは「そうめん」。やわらかいものが食べやすかろうと、かーちゃんが茹でてくれました。これがまた美味いこと！何も食べてなかったので腹に染み込むような感触がたまりません！ ああ 食べれるって幸せだなあ～… そうめんをこんなに感慨深く食べたのは生まれて初めてじゃなかろうか？
「身体が資本」とか「健康がなにより大切」とかってよく聞きますが、健康なときほど分からないものですよね。みなさんもご自愛いただき、末永く美味しいものを食べて美味しいお酒を飲んでください。
お待たせしました！
「〆張鶴・吟醸生貯蔵酒」本日入荷です。
来たばかりなので冷蔵庫でちょいと冷やして落ち着かせてから試飲しよーっと。 う～む、なかなかいい色ですなあ・・・楽しみ～（＾ｕ＾）
今日は頂き物の山菜と筍があったはずだから、晩酌のお供は決まりだな…などと思いながらも、早くそら豆が出ないかなーなどと次の旬を楽しみにしてたりして。ちなみに、そら豆の次は当地の名物・枝豆の出番です。真打登場まで今しばらくお待ち下さい、って自分に言い聞かせながら、あ～ 腹が鳴るゥー のども鳴るゥー、 酒を見てるだけでいろんな食材が頭をよぎるのは健康な証拠ですなぁ。
さあ、今日も元気だ酒がうまい！（だろう、たぶん）
昨日は定休日。
午前中は久々に店のワックスがけ、午後からは新潟市内で催された中村 哲さんの講演会にお邪魔してきました。
５月４日付の新潟日報でも紹介されてましたが、中村 哲さんは１９８４年より医師としてパキスタンに渡り、その後アフガニスタンまで活動範囲を広げて医療活動に従事してこられた方です。また、大干ばつによる水不足で飢えと渇きに苦しむ人たちのために井戸を掘ってかんがい用水をつくる事業に取り組んで来られた、とても志の高い人です。
以前本を読んでいたので講演の内容はおさらい的なものでしたが、体験したご本人の肉声で聞けるチャンスは大事ですから是が非でも、っと勇んで会場に着くと当日券を求める人たちの多さにビックリ！こんなに人気のある人だとは思わなかった…
アフガニスタンって行ったこともないし、アフガン人の知り合いもいないからマスメディアからの情報でしか知らない国です。でも、現地で何年も活動してこられた人の話に優る情報はないでしょうから、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
今回も強く感じましたが、巷で言われていることと現場の本当の姿にはギャップが付きものです。間違った情報が氾濫している時代、真実の情報かどうか見極める能力を身に着けないと振り回されてしまいますから、「へー そうなの」って思っても、「いや、ちょっと待てよ」と考える習慣がどうやら必要な世の中のようですね。
ゴールデンウィークですねぇー。
８連休の人も居られるそうですが、我が家は日曜日以外は営業しておりますので（祝祭日・夕方６時まで）、お時間のある方はお茶飲みにお越し下さい。この通りヒマそうにしてますが、帰省してこられた方や これから実家に行くんですよっていう人が寄ってってくれたりしてるので、けっこう楽しく店番が出来ます。さあ、今日は誰が来てくれるかなあ？って具合に…
話しは変わりますが、「もっとお酒の情報も書いてよ」とのご意見をいただいておりますので 取り急ぎ
お知らせを一つ、
〆張鶴・吟醸生貯蔵酒 1 300ml
５月１０日頃 入荷予定
です。
現物がないので空っぽのダミー瓶の写真でご容赦下さい。
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・・・もう冷酒の季節か 早いもんですなぁ。
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