マイタのブログ

新潟県新潟市西区鳥原2595-8 前田商店 TEL 025-377-6327・FAX 025-377-7981

お酒漫遊記・関西編(その二)

2010年10月31日 | 大黒正宗

そのような流れで「大黒正宗」醸造元の安福又四郎商店さんの蔵人宿舎に一晩お世話になり、明けて29日の午前中は安福社長と蔵の皆さまから手厚く持て成していただいたりして、貢献度の低い酒屋だけに心苦しいったら、もう・・・  とは言え せっかく寄せていただいたんですから、いろいろと学ばせてもらおうと、池田さんの案内で仕込蔵へ。

高木杜氏のお許しを得て麹室(こうじむろ)での作業を見学することに。

                       ◇

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                       ◇

「マイタさんもどうですか?」 と言っていただいたのですが遠慮いたしました。室に入る際に手を殺菌消毒してますけど、その後でこの通りカメラをいじってますので… 昔から「一 麹、二 酛(もと)、三 造り」 と言われるように、麹の品質は酒の出来に大きく影響するそうですからね。万が一のことがあっては大黒正宗ファンの方々に申し訳ないでは済みませんから。佐渡の金鶴醸造元・加藤酒造店さんでは麹室での作業を手伝わせていただいたりもしますけど、加藤さんのところは何度もお邪魔してキチンと教えていただいてからのことですし、杜氏さんの流派が違うことも考えたら軽率な行動は慎まねば・・・ 内心は触りたかったんですけども。

                       ◇

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                       ◇

ここまで見せていただいて室を出ました。

Photo こちらは二日目の酛(もと)、蒸米と麹と水を混ぜたもので酒母(しゅぼ)とも言います。前出「一 麹、二 酛(もと)、三 造り」 の二番目に当る大事な存在。 文字通りこれが酒の「もと」になるんですよ。

灘・伏見といえば大手の酒蔵がひしめき合う銘醸地。地酒ブーム以来、「大手の酒なんて・・・」と日本酒マニアの間では決して良い評価を得ることは無くなったようです。もちろんそのように扱われるようになったのは大手にも責任があるんですが、だからといって「灘・伏見の酒=悪い酒、地方の酒=良い酒」というわけではないのです。

まぁ そのへんの話は長くなりますので、いつがじっくりとやることにしますわ。

そんなこんなで安福さんのお蔵を後に、時間に追われながら次の目的地へ向かうのでした。(つづく)

                             参考文献 江田鎌治郎 著 「杜氏醸造要訣」

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お酒漫遊記・関西編(その一)

2010年10月30日 | 大黒正宗

 一昨日・昨日と、関西方面に出掛けていたもので、ブログの更新は携帯電話で行っておりました。ちょっと訳が分からない部分があったかもしれませんがご容赦ください。ということで、この二日間のレポートをまとめてみます。

【10月28日】 

さて、せっかく向こうに行くのなら・・・と、どんどん欲張った計画になるところをグッとこらえ、かなりスリム化して出発。最初に向かうのは「清酒 金鶴」のご縁で長年お付き合いいただいております京都の「聖護院 とみなが酒店」さん。うちの娘が京都で暮らすことになった際にも大変お世話になっておりましたので、真っ先にご挨拶に行かねば。

プロペラ飛行機が随分遅れたおかげで予定は大きく狂いましたが、他の交通手段ではもっと遅くなるんですから しょうがないですわ。航空会社の人たちは精いっぱい努力して下さったのでしょうし。

ということで、富永さんのお店に到着したのは夕方のこと。

Photo

ご夫婦で切り盛りなさっているお店は、お香が漂うシックな空間です。 しばらく寛がせていただき、富永さんの運転で再び京都駅へ。ご挨拶と言いながら先輩に送迎して貰う不届きな私なのです。

京都のお次は尼崎へ。この地でお酒を商って居られる「山本酒店」の山本正和さん、灘の老舗酒蔵・大黒正宗の池田さんと合流。池田さんの車で神戸市灘区の「吉田酒店」さんを尋ねます。この時迂闊にもカメラを車内に忘れてしまい、吉田酒店さんの画像を収めることが出来ませんでした。残念! ちなみに吉田酒店のご主人は増田精三さんとおっしゃいます。吉田酒店なのに何故増田なのかと言いますと・・・ 機会がありましたらご本人にお尋ねくださいませ。

増田さんも同乗して向かうは東灘区魚崎南町の「濱田屋」さん、こちらも酒屋さんです。

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濱田屋さんの閉店時間(9時)ほぼ丁度に到着。今晩はこちらで仲間の酒屋さんが集まって鍋を囲むと言うので、厚かましくも私も寄せていただくことに・・・

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暗がりに弱い私のカメラ、このようにボケ加減になってしまうのです。実物は皆さんもっと男前ですので。

(座っている人 手前から尼崎の山本さん、豊中市の桐元さん、茨木市の角本さん、吉田酒店・増田さん、左端に立っているのが濱田屋・濱田咏児さん、お隣が大黒正宗・営業の池田さん、テーブル右側手前が東灘区森南町の青野さん、その奥が宝塚市の藤澤さん、この後で兵庫区の原さんも参加)

みんな大黒正宗販売店の人たち、となれば飲んでるお酒は言うまでもありませんな(?)。お仕事中なのにこれだけの準備をして下さった濱田さんに感謝です。美味しい鍋もの、ご馳走さまでした。m(__)m

そして宿泊はこちら、

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一体どこまで図々しいのか・・・そこはひとつ、大目に見て下さいませ。(つづく)

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今日もまた、

2010年10月29日 | ブログ
簡易モ―ドになってしまいました。(*_*) 明日こそは・・・

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うっかりミス

2010年10月29日 | ブログ
というか、ちょっとしたアクシデントもあったりして昨日はブログの更新が出来ませんでした。 今日はどうかな?

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どんなもんでしょうね。

2010年10月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 緩むどころか、さらに冷え込んだ朝を迎えましたねぇ。

まぁ秋口に一旦寒くなるのは例年のことですので、いい加減慣れればよいのでしょうが、ついこの前まで半袖で過ごせたことに どこか甘えていたのでしょうな。

さて、たばこ増税からじきに1ヶ月が経ちますが、相変わらず禁煙外来にはお客さん(患者さんとは言えないでしょ?)が殺到しているのだとか・・・ 禁煙挑戦者用の薬が不足している話は知人から聞いておりましたが、本日のヤフーニュースにも載ってますので まんざら間違いでは無かったようですね。

一体 日本全国でこの機会に禁煙を決意なさったかたがどのくらいいらっしゃるのか見当もつきませんが、どうやら既に挫折してしまったと思われるお姿もチラホラと・・・ 今ではたばこを吸わなくなった私が言うのもナンですが、たばこを吸うことでリラックス効果があるとおっしゃる学者さんも居ますので、(一日一箱吸う人の場合)410円でストレス解消できるなら決して悪い話ではないと思いますがねぇ。なんせ万病のもとはストレスだって言いますから。  あっ でも周囲に気を配りながら吸うのもストレスになったりして…  それじゃ解消されませんわねぇ。 さてさて・・・

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白鳥も飛んでるし、

2010年10月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日から店内の暖房が働き始めました。明日には寒気は緩むそうですが、またこの季節が来たと肌で感じますわ。

・・・いい感じですな。

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さて…と、

2010年10月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 ご近所さんがぉフランス旅行から帰って来られました。これはそのお土産ということでして・・・ありがとうございます。m(__)m

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円高で海外旅行には行き易いようですが、このかたは為替など関係なく一年に二回、ヨーロッパ方面を中心に出掛けて行かれるのです。

 私はと言いますと、旅行というほどではありませんが時々幽体離脱して好きなところに行ってますので結構リフレッシュしてたりして。この技は昔読んだ「うしろの百太郎」で学んだんですがね。

冗談はさておき、外に出るのはいろんな意味で勉強になりますから、海外とは言わないまでも ちょいと足を延ばすのも大事なことなんですよ。私のような性格の人間は特に。

ホント、たまにはね。

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いい歳して・・・

2010年10月25日 | 日記・エッセイ・コラム

葡萄茶色と書いて「えびちゃいろ」と読むんですよ・・・

えびちゃ色という言葉はしばしば使っておりましたが、てっきり「海老茶」だと思ってましたので、説明を受けて驚きましたねぇ。もっとも後者も間違いではないそうでして、葡萄茶=赤紫系、海老茶=葡萄茶より茶色が強めということです。

エビヅルと呼ばれる山ブドウの色からきたのだとか・・・ それを葡萄色(えびいろ)と名付けるあたりが粋ですな。海老茶のほうは まさにそのまんま。

この齢にして初めて知ったこと、結構ありますわ。  ダハハハ・・・(~_~;)

まだまだ知らないことだらけの私なのでした。

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可能性のたまご

2010年10月24日 | 日記・エッセイ・コラム

かつて文化祭と呼ばれた学校の催しです。

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各学年の児童とPTA役員の方々が順番に歌う合唱を聴きに小学校へ。

「あれ?なんでマイタさんが・・・」 多くの知人から質問されましたわ。やっぱ不思議なんでしょうねぇ、ウチの子らは既に高校も卒業しておりますから。 もしかしたら不審者と思われて警戒されてたのかも知れませんが、一昨日の夕方、ご近所のかわいい女の子から 「見に来てね。」 と声を掛けられましたのでね。レディのお誘いとあらば行かねばならないでしょう、たとえ小学2年生でも。

                              ・・・モテる男は辛いのです。

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みんな元気よく歌ってました。子どもの澄んだ声は癒し効果がありますわ。

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こちらは おじさんおばさん合唱団(怒られるかな?)、ちゃんと何回か練習されたそうです。すばらしい・・・

教室には子どもたちが作った作品が展示してあると聞きましたので、そちらへ移動します。

これは3年生の絵。個性的でのびのび描かれたものが沢山ありますな。

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6年生ともなると繊細かつダイナミックに… 少ない時間の中で頑張りましたね。

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他にも毛筆や硬筆で書いた作品などをグルッと見て回り、最後にクラブ活動の作品コーナーへ。

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おぉ なんて美味しそうな抹茶のロールケーキ! 手芸クラブの作品を観て空腹感を覚えるとは・・・

いやはやなかなか、将来が楽しみですな。

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月夜の・・・

2010年10月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日今日と いい月が出てますね。

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実物はもっとクッキリ、もっと美しいのです。

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気分上々

2010年10月22日 | 日記・エッセイ・コラム

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 秋晴れ(少々雲はありますが)の空の下、ちょいと離れた村部の集会所までお届けものに。今日は老人会の催しがあるようですわ。    長閑ですねぇ、坂の上の雲ならぬ、土手の上の・・・ ってなもんで。

秋晴れと言えば、冬に造ったお酒が蔵の中でゆっくりと円やかになって、秋口に美味しさが増すことも「秋晴れ」とか「秋上がり」などと言います。Photo

春先に青々していた杉玉も すっかりいい色になりました。

この杉の葉の色づき具合がお酒の熟成の目安になるのであります。 ウチの棚に並んでいるお酒も、程よく熟して飲みごろになっておりますわ。

蔵では新酒の仕込みが始まって活気に満ちているころ…  十分に角がとれた円熟の旨酒に酔いしれながら、 今期のお酒の出来具合なんぞを占ってみるのも 秋の夜長の洒落た過ごし方かも知れませんな。

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前は簡単に出来たんですけども・・・

2010年10月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 ホームページのデザインを一部変更しようと試みたのですが、やり方を忘れてしまって出来ませんでした。(・。・;

説明書をよく読んで再挑戦しますわ。変化が見られなかったときは挫折したと思って下さい。

では・・・

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10月20日・今日の日記

2010年10月20日 | 日記・エッセイ・コラム

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配達先にて…  目の細いネコですな。左目の下に傷があるのはナオトと同じ、右利きの対戦相手にカミソリフックでやられて担架で運ばれるの図。もしかしたら相手はアイツか・・・

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家に帰ると かーちゃんが収穫作業に従事しておりまして。ピーマン、ミニトマト、ナス・・・ 今夜の食卓に並ぶのでしょう。さて何を作ってくれるのやら、楽しみですわ。

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当たり前だけど出来ていないのです。

2010年10月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝の新聞に保育園に関する記事がありました。

全国紙には、(都会の某地域で)「子どもの声がうるさいから」「日当たりが悪くなるから」などの理由で、保育園や保育施設の増設に住民が反対している、とあり、地方紙には「過疎化の影響で児童数が減少し、保育園が閉園へ」 と、実に対照的ですわ。

人口の分布がバランスよくいけば どちらの問題も解決するのでしょうけど、それが出来ないからこうなったワケでして。少子化問題の先には教育問題や雇用問題があって、さらに農林漁業問題、環境問題などなど、ここを良くすればあそこが悪くなる的に絡み合っていたりして、結局人間が生きていく上で直面する問題というのは、全て繋がっているってことなんでしょう。っていうか、人間から発せられているんでしょうね、問題が。そこまでは頭の悪い私でも理解できました。

「子どもの声がうるさい」とおっしゃる人が居れば、「子どもの声を聞いただけで嬉しくなる」とおっしゃる人も・・・。両者を分けるのは「環境の違い」だと思います。

その環境ってのは私たち一人一人がつくっているんですよねぇ…。さんざん人さまに迷惑をかけてきた身を反省し、こんな自分に出来ることからやっていかねばなりませんな。

まずは「ルールを守る」ことから。集団生活における基本中の基本ですからね。

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夜風に吹かれて思うこと。

2010年10月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 さてさて、秋が深まってきたと言うには まだちょいと早いような早くないような、微妙な気候の日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

巷では風邪が流行っているようですねぇ。私の友人も先週末から体調を崩してまして、今日は会社を休んだそうです。一説には、この夏の猛暑の影響が今ごろになって出てくる「秋バテ」なんてのがあるそうですので油断大敵ですな。

日中は結構暖かかったので 晩酌のお供は冷や奴・・・などと考えていたのですが、用心して湯豆腐に変更してもらいましょう。

じわ~っと染みる温もりにハマりそな気分になって来ましたし。

やっぱ夜になると秋らしいですね。

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