管理組合の会計処理

管理組合が行っている会計処理・・・


　管理組合には、法令上の規制や準拠すべき基準が定められていない為、

　　会計処理に統一性がないのが現状。


管理組合によって・・・使う会計書式がぱらばら。

　そして、処理方法もばらばらというのが現状です。


原則的なところでは・・・非営利会計に基づく会計処理が望ましく。

記述の方法は、「複式簿記」が望ましい。

そして・・・帳票類は、「貸借対照表」「収支計算書」「財産目録」を作成することが望ましいとある。


貸借対照表は・・管理費と修繕積立金とで作成。





貸借対照表では、管理組合の資産・負債・正味財産のすべてを網羅的に把握できる利点があります。


こちらは・・・収支計算書。



予算準拠主義の管理組合会計において、この収支計算書で予算と実績を比較することで

管理組合活動の健全性を計ることができるのです。



こんな表・・・管理会社があれば・・・報告を受けるのみですが

自主管理であれば、これらは自ら作成することに。

簿記知識があれば、簡単に作成できますが、簿記知識・会計知識が全くない方にとってはちょっと荷が重い話ですよね。



簡単に・・・記帳して、通帳残と照合させるなら・・・こちらでも。




エクセルで作成した帳票ですが、こちらは簡単に作成できます。


明日のセミナーでは、こんなお話をさせて頂きますが。

ファイナンシャル・プランナーとしては、上手な管理組合の資金計画のお話も。

大規模改修時の「借入」に関するお話もしちゃいますよ・・・。


管理組合によって、決算書の形式・総会の書式もばらばら。

ですが・・・急に変更するとわからなくなるからと、ずっとかたくなに以前の書式を使用する管理組合も。

おかげで・・・いろいろなバージョンの総会資料・会計処理を作成することに。

本当に手間がかかります。

全てが同じ方式ならば、処理は相当簡単なのですが・・・鍛えられます。

来年そうそうに・・『決算書作成』のプロにもなれそうな気がします。



管理組合の総会資料作成や、会計報告書の作成にお困りの方、ご相談ください。

決算時期になる前に。たぶん、３月頃では・・・お受けできません。お早目に・・。

今なら、何とかお手伝いは可能です。



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