「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

西の谷・ミニジオツアー@西の谷緑地

2016年05月06日 00時41分10秒 | 公園・緑地
西の谷・ミニジオツアー@西の谷緑地



千波湖西駐車場で開催されている「ラーメンまつり」の一環として《茨城県北ジオパーク推進協議会》が主催する「千波湖・偕楽園ミニジオツアー」が行われた。
5月5日の10:00 11:30 13:00 14:30、の4回「ジオネット水戸・大洗」の会員が西の谷を案内し解説した。

千波湖周辺の地形や地層を観察し、魅力を再発見しようとする企画。



旧県営釜神町アパートの下の駐車場。
崖線に露出する600万年前の泥岩層、当時は海底だったこの地に、火山灰が堆積して出来た。これを「水戸層」と呼ぶらしい。

その上の大きな砂礫層と細かい砂積層。
千波湖を含めたこの辺一帯が那珂川の一部だった時代の名残で、後に隆起。

約6000年前の「縄文海進」の時は現在より5メートル位海抜が高かった。



泥岩層を通して湧水が滴る。

西の谷を含め、常磐線から見える穿った穴は、江戸時代の笠原水道に使用した岩樋の採掘跡。



この回の参加者は約10名。
説明に聞き入っていた。
地元に生まれ育った人間とすれば、当たり前のことだが知らない人が多い。
その点で今回のような企画は有意義だ。



昨年から始まった、水戸藩所縁の薬草園で。
今年は植栽の種類が少ない。
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