「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

夏を楽しむ@邂逅菴

2021年07月28日 23時24分48秒 | 歳時記
夏を楽しむ@邂逅菴



水戸石州流の宗匠・清水素然さんから「今日の午後、遊びにお出かけください」とのお誘いを受けた。
お茶の嗜みはないが、時々お誘いがある。
いつも興味本位でお伺いするが、この度は如何なる趣向なのか楽しみだ。

「邂逅菴」の額
お茶室は「邂逅菴」と称する、何度か入室しているが気が付かなかった。
邂逅(かいこう)とは、「思いがけず出会う」ことを意味し、「巡り逢い」「巡り会う」とも言い換えられるとのこと。



「無量寿」の掛け軸・茶山書
阿弥陀仏の寿命が無量であるところから「阿弥陀仏」、無量寿仏。

「茶山」は南町3丁目「茶舗・常陸屋」の先代だが、古美術・山野草の愛好家で書も能くした方で、清水さんと交友があったとのこと。



花は白・赤・金の水引、ねこじゃらし



大きな鉢には氷が浮かび、「風炉」と「水指し」を兼ねている。
青竹の上に大きな八つ手の葉を蓋に見立てた趣向。



水羊羹、奥様の手作り。



今回は椅子に座ってお茶を点て、お茶を戴く立礼式を試してみたとのこと。
様々な工夫をしながら、改良するのでお招き戴いたらしい。
あちこちに、とても楽しい仕掛けがある。



青竹の取り箸、楊枝も清水さんの自作。



白磁の碗に水で点てた抹茶。
これが眞に美味。



畳を敷いたかのような机や椅子なども清水さんの手作り。
製作の苦労話などもお伺いできた。



お点前は奥様。
奥様もお茶の先生。
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