「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

三店ものがたり 2月26日~28日 @水戸市内南町・泉町周辺

2010年02月27日 21時20分26秒 | 水戸
三店ものがたり 2月26日~28日 @水戸市内南町・泉町周辺
歩いてつなぐ、『人と店』とのふれあい





数年前、水戸市泉町のお店が集って「三店ものがたり」を始めた。

各店が特別企画を立て、3店を巡ると何らかの景品をもらえる趣向だ。
街に賑わいを取り戻したい。
との願いが込められていた。
今年は、参加店が10軒となったが、タイトルは従来の「三店ものがたり」。
その店なりの、企画展示が成されているから、それを見るのも楽しい。
『人と店』とのふれあい。とのサブタイトルが付いているが対応は様々だ。

10店の内の3店でスタンプを押してもらうと、クッキーかどら焼きを貰える。
会期が3日間しかなく、明日(28日)まで。

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茨城の冬の味覚「あんこう」

2010年02月27日 01時39分33秒 | 食べ歩き
茨城の冬の味覚「あんこう」


河豚と共に冬の味覚を代表するのが鮟鱇だろう。
水戸に住んでいるといると“鮟鱇”を食べる機会は多いが“ふぐ”を食べる機会は少ない。
とはいえ、常磐沖ではフグもたくさん獲れるらしい。
冬の那珂湊の魚市場にはフグもたくさん並んでいる。
フグも種類も多いだろうから、それぞれに味も異なるのだろう。

魯山人は、

ふぐの美味しさというものは実に断然たるものだ―と、私は言い切る。これを他に比せんとしても、これに優る何物をも発見し得ないからだ。
と記し、大方の人がふぐに軍配を上げるだろう。

しかし、それぞれの良さが有り、比べることは出来ないだろう。
鮟鱇の食べ方について、そして味わい方を述べておきたい。

先ずは、あんこうの肝(あん肝)は,濃厚でコッテリとした美味しさから「海のフォアグラ」とも称されている。
フォアグラを食した経験は少ないので表現しようも無いが、フォアグラに遜色ない、と思う。

1,あんこうの供酢(ともず)

鮟鱇と言えば〔供酢〕が当たり前だ。




大洗のホテルの〔供酢〕、器が大きい。

茹でた身や皮などあんこうの各部位を「酢味噌」で食す。
濃厚な肝と香ばしい酢味噌とのバランスが絶妙だが、魚屋によって酢味噌の製法は異なる。
僕が好きだったの今は無くなってしまったが、U庄司だ。

2、鮟鱇鍋

東京辺りから伝わったのか、鮟鱇の各部位を野菜と共に鍋(味噌味)で食する。
これは、魚屋でなく料理屋で食べるが、各店によって味は異なる。
僕のお勧めは、水戸駅近くの路地裏のK.。
店構えは昔の居酒屋風だが味は抜群で、当然、値段もお安くはない。


3、「あんこうどぶ汁」



これまた、大洗のホテルのどぶ汁の具材。
東京からのお客様の観光に同行した際。

茨城も北部、福島との県境付近の漁師料理。
船の上で、体を温めるための鍋だ。
あんこうの生肝を鍋で乾煎りし、あんこうから出る水分だけで汁を作る。
だから、味も濃厚なのが本来の味。

ところが、最近は「どぶ汁」を売りにする店が増えた。
鮟鱇より野菜を多くしたりするから、水っぽくなる。

あんこうは身はもちろん,捨てるところがない程食べられる。
「あんこうの七つ道具」と呼び,(1)トモ(肝),(2)鰭(ひれ),(3)ヌノ(卵巣),(4)柳肉(身肉,ホホ肉),(5)水袋(胃),(6)鰓(えら),(7)皮を指す。

僕の好みは当然のことだが、肝。皮や胃袋も旨い。

観梅の季節、鮟鱇を愛でに水戸にお出で下さい。


そういえば、はるか昔の話だが、シェ・ジャニーの春田さんが弟子達と水戸に鮟鱇を食べに来たことがある。
どの店で食したのか聞き漏らしたが、満足できたのか不安になる。

いまさら、心配してもしょうがない話だが。






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