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「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

MOA美術館@熱海市桃山町

2013年12月22日 22時11分41秒 | Weblog
MOA美術館@熱海市桃山町

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昨年、箱根町強羅の「箱根美術館」を観て感激したが、創立者の岡田茂吉が「日本の優れた伝統文化を世界の人々に紹介したい」との願いを継承して、1957年(昭和32年)に熱海美術館を開き、岡田の生誕100周年にあたる1982年(昭和57年)を機に、現在のMOA美術館が開館した。

この美術館は国宝の紅白梅図屏風( 尾形光琳 二曲一双)、手鑑「翰墨城」 1帖 311葉、色絵藤花文茶壺 (野々村仁清 )3点の他重要文化財65点を有する美術館だ。
更に、復元ではあるが、秀吉の「黄金の茶室」など話題の多い。

20年以上前に訪れたが、再訪して、感激を新たにした。
エントランスから美術館本館まで約60mの高低差を、総延長200mにおよぶ7基のエスカレーターで登る。
エスカレーターの壁面や天井は照明が刻々と変化し、 エスカレーターの途中に直径約20mの「円形ホール」がある。
自然環境をそこなわないようとの配慮からオープンカット方式を採用し、山の斜面を上から掘り下げて通路を設置し、完成後もう一度土を盛って木を植え、元通りの山に復元した大工事。

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ヘンリー・ムアの「王と王妃」が設置されたムア広場 。

初島や伊豆大島、房総半島から三浦半島、伊豆半島まで180度の大パノラマを眺望できる。
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能楽堂もある。

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横山大観、菱田春草ら日本美術院の巨匠、京都画壇の竹内栖鳳の作品をはじめ、上村松園、伊東深水等の美人画など、日本画約50点の企画展が解されていた。。

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復元された「光琳屋敷」。
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構想の雄大さに改めて驚き、収集品の質と量にも驚嘆した。


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