2013/01/18 (金曜日) 晴れ
今日も晴れたけどめちゃくちゃ寒い。
家の北側と庭の日陰には先日降った雪がまだ残っている。
この雪で空気が冷やされて寒いのかな?
でも、そんなことは言ってられない。
先日から取り掛かっている縦型スチームエンジン3号の
ピストン工作が待っている。
寒さをこらえて作業場の準備をした。
↓ ピストン棒のネジ切り。 ピストン棒は直径3mmのステンレス丸棒だ。 これに3mmネジを
切るのだけどそのままの太さではネジはきれない。 ヤスリで細く削る必要がある。
↓ あまり細く削るとネジ山が浅くなって強度が弱いネジになってしまう。
太いとダイスが引っかかって丸棒が捻り切れたりしてしまう。
ちょうど良い太さはなかなか難しいものだ。 ゲージ?に合わせて細く削る。
↓ 丸棒をダイスに銜えるときも直角に立つようにしないと、真っ直ぐなネジは切れない。
ボール盤のチャックを使ってダイスに丸棒を銜える。
↓ ダイスを外してダイスハンドルに取り付ける。
↓ 丸棒を万力で押さえて慎重にネジを切っていく。
あまり無理な力をかけると丸棒が曲がったり、捻じ切れてしまったりするので注意が必要だ。
↓ ダイスの調整ネジを回してネジ山を深く切るようにしていく。
段々と力が大きくかかるようになるので、丸棒が曲がらないように注意しなくてはならない。
↓ やっぱり曲がってしまった。 3mmφのステンレス丸棒は飴のように柔らかいんだよ。
↓ 何とか直せそうだから金槌でたたいて真っ直ぐに修正した。
↓ ピストンとピストン棒を組み合わせた。 これから手作業で真ん丸に仕上げていく。
↓ ピストン棒を中心にした円を描く。(ボアーの寸法になる)
コンパスは使えないので治具を使う。
↓ 描かれた円を案内にして丸く削っていく。 描かれた円は擦れていくので何度も描き直す。
↓ 丸く仕上がってきたピストン(右側)。
↓ 治具で偏心をチェックしていく。
↓ 偏心した出っ張り部分を削っていく。
そしてまた治具で偏心具合をチェックしては出っ張りを削って修正する。
これを何度も何度も繰り返して真ん丸に仕上げていく。
↓ ほとんど偏心がなくなったところで、ボール盤をロクロにして削る。
↓ このときも治具で何度も偏心をチェックしては修正を加える。(ヤスリで削る)
↓ ピストンの上部と下部が同じ太さになるように削る。
↓ シリンダを当てて太さのチェックをする。 もうすぐ中に入りそうだ。
↓ 目の細かいサンドペーパーで慎重に削っていく。
↓ あと少しだ!
↓ やっとシリンダーにはまったよ。
↓ 出来上がったピストン。(中央のもの)
↓ シリンダーにはめたところ。 空気漏れは少ないみたいだ。
でも性能は完成してみなければわからない。
この寒いのに鼻水を垂らしながら一生懸命の工作。
こんなことを全て手作業でやるんだからねぇ・・・・・
(しみじみ) 俺ってバカだなぁ
今日も晴れたけどめちゃくちゃ寒い。
家の北側と庭の日陰には先日降った雪がまだ残っている。
この雪で空気が冷やされて寒いのかな?
でも、そんなことは言ってられない。
先日から取り掛かっている縦型スチームエンジン3号の
ピストン工作が待っている。
寒さをこらえて作業場の準備をした。
↓ ピストン棒のネジ切り。 ピストン棒は直径3mmのステンレス丸棒だ。 これに3mmネジを
切るのだけどそのままの太さではネジはきれない。 ヤスリで細く削る必要がある。
↓ あまり細く削るとネジ山が浅くなって強度が弱いネジになってしまう。
太いとダイスが引っかかって丸棒が捻り切れたりしてしまう。
ちょうど良い太さはなかなか難しいものだ。 ゲージ?に合わせて細く削る。
↓ 丸棒をダイスに銜えるときも直角に立つようにしないと、真っ直ぐなネジは切れない。
ボール盤のチャックを使ってダイスに丸棒を銜える。
↓ ダイスを外してダイスハンドルに取り付ける。
↓ 丸棒を万力で押さえて慎重にネジを切っていく。
あまり無理な力をかけると丸棒が曲がったり、捻じ切れてしまったりするので注意が必要だ。
↓ ダイスの調整ネジを回してネジ山を深く切るようにしていく。
段々と力が大きくかかるようになるので、丸棒が曲がらないように注意しなくてはならない。
↓ やっぱり曲がってしまった。 3mmφのステンレス丸棒は飴のように柔らかいんだよ。
↓ 何とか直せそうだから金槌でたたいて真っ直ぐに修正した。
↓ ピストンとピストン棒を組み合わせた。 これから手作業で真ん丸に仕上げていく。
↓ ピストン棒を中心にした円を描く。(ボアーの寸法になる)
コンパスは使えないので治具を使う。
↓ 描かれた円を案内にして丸く削っていく。 描かれた円は擦れていくので何度も描き直す。
↓ 丸く仕上がってきたピストン(右側)。
↓ 治具で偏心をチェックしていく。
↓ 偏心した出っ張り部分を削っていく。
そしてまた治具で偏心具合をチェックしては出っ張りを削って修正する。
これを何度も何度も繰り返して真ん丸に仕上げていく。
↓ ほとんど偏心がなくなったところで、ボール盤をロクロにして削る。
↓ このときも治具で何度も偏心をチェックしては修正を加える。(ヤスリで削る)
↓ ピストンの上部と下部が同じ太さになるように削る。
↓ シリンダを当てて太さのチェックをする。 もうすぐ中に入りそうだ。
↓ 目の細かいサンドペーパーで慎重に削っていく。
↓ あと少しだ!
↓ やっとシリンダーにはまったよ。
↓ 出来上がったピストン。(中央のもの)
↓ シリンダーにはめたところ。 空気漏れは少ないみたいだ。
でも性能は完成してみなければわからない。
この寒いのに鼻水を垂らしながら一生懸命の工作。
こんなことを全て手作業でやるんだからねぇ・・・・・
(しみじみ) 俺ってバカだなぁ