デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

最難関、ピストンの工作を始めました    - 縦型スチームエンジン3号の工作 -

2013年01月13日 19時45分23秒 | 工作実習
2013/01/13 (日曜日) 晴れ


シリンダーの主要部分は出来上がった。
この先はピストンがないと工作できない。
さぁ、オール手作業スチームエンジン工作の最難関、ピストンの工作に入ろう。



↓ もう一つのシリンダーのフランジや蓋を作り上げて、最後の工程ネジ切りをした。



↓ 出来上がったシリンダー主要部品。この先はピストンができてから続ける。




↓ ピストンはアルミ板を丸く削って作る。 真ん丸にして、中心に真っ直ぐピストン棒を通す。
   これを手作業でするのはとても大変。 エンジン工作の最難関だ。



↓ 5mm厚のアルミ板を3枚重ねて厚さ15mmのピストンにする。
   蒸気漏れを少しでも防ごうとして15mmもの厚みを持たせている。



↓ クロスヘッドを兼ねるピストン棒支えの4φ真鍮パイプ。 ピストン棒(3φステンレス丸棒)が
   スムーズに挿入できなくてはダメだ。 パイプサイズの公差で使えないものもある。



↓ ピストンの円形を手作業で削りだすために治具を使う。



↓ 治具の調整が正しくないと、シリンダーに平行にスムーズに動くピストンは作れない。
   慎重に調整を繰り返した。




いよいよピストンの工作を始めた。
旋盤があれば精度のよいピストンが作れるだろうけど、
何でも手作業で作る実習生式はここが一番の泣き所だ。
窮余の一策として真鍮パイプを何層にも重ねて太くした
バウムクーヘン・ピストン何ていうものを編み出したが
この方式ではボアーはせいぜい13mmが限度だ。
今回はパワーアップを狙ってボアー18mmのピストンを
作るので今までどおりの工法でアルミ板をヤスリで丸く
削ってピストンにする。
さぁ、気を引き締めて頑張るぞぉ・・・・・

       (今日の工作はここまで)





コメント
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