デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ボイラーをつないで蒸気で動かしてみました

2011年12月21日 21時07分56秒 | 工作実習
2011/12/21 (水曜日) 晴れ


何とか晴れたけどとても寒い一日だった。
なんでもこの冬一番の寒さだったとか・・・・・
でも、そんな寒さにも負けないで実習生は今日も工作だ。


↓  最後まで残して置いたピストン弁の蓋。 これをハンダ付で蓋すれば蒸気でテストできるのだ。 



↓  既にハンダ付したパイプが今度の熱で溶けて外れないように濡れた布で包んで置く。



ハンダ付やロウ付など熱をかける工作にはアルミナファイバーの
ブロックを使う。 
今日もその手順で作業をしたのだが・・・・・・・





やっぱりセラミックの作業台の方が熱が回りやすい。
でもこれはもろくて壊れやすいんだよねぇ・・・値段も結構高いし・・・
もう一つ新しいのを買ってこよう。


↓  何とか蓋ができたピストン弁。 これで完成だ。



ピストン弁が出来上がったので縦型エンジンに取り付けて
手持ちボイラーで蒸気を供給してのテストをした。




テストの様子を動画でご覧ください。





縦型エンジンはまだ単気筒だけど何とかうまく回ってくれた。
ピストン弁やエキセントリックは正常に動作している。
案外簡単に回ってくれてちょっと拍子抜けかな・・・(贅沢いってるよ!(笑い))
さぁ、次は左側のエンジンを作って2気筒でテストだ!

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初テストは成功!

2011年12月20日 20時50分28秒 | 工作実習
2011/12/20 (火曜日) 晴れ


さぁ、今日はコンロッドを作って片側の組み立てを完了させるぞ!
と勢い込んで工作を始めた。


↓  コンロッドや弁駆動棒はアルミ板を加工して作った。
    アルミの薄板(1mm厚ぐらいまで)を真っ直ぐ切るにはこんな道具が便利だ。



↓  定規を当てて真っ直ぐに削って傷を深くしていく。  そして何度も折り曲げを繰り返して切り取る。



↓  アルミ板(1mm厚)を加工して作った弁駆動棒。 細かい調整が出来るようにしてある。



↓  こちらはコンロッド。 長さの調整は必要ないので固定。



↓  コンロッドと弁棒を取り付けた。
    間接との取り付けに使う小さなピンを2mm丸棒から作ったがこれがなかなか大変な作業だった。



何とか組み立てて手動で回転させて動作具合を確認した。






さぁ、シリコンチューブの配管をしよう・・・・・・・
あっ、取付け用の直角パイプがない!
急いでロウ付けの用意をして直角パイプを作った。
そして細かく切ったシリコンチューブを組み合わせて
やっと配管をすませた。
逸る心を抑えて初テストを始めた。

初テストの様子を動画でご覧ください。





夕食後の自由時間。
自室に篭って精密調整を繰り返した。
エキセントリックの位相を変えると逆回転になる。
このあたりの調整が簡単に出来るようになって面白い。





実習生式の縦型スチームエンジンは案外スムーズに回転してくれた。
初めて工作したピストン弁やエキセントリックは調子よく動いてくれる。
ボスの作り方もクランクの作り方も何とかマスターできた。
もう片側を同じように作ればいいのだが・・・・ところが・・・・
何でも手作りの実習生式は同じものを2つ作るのが苦手だ。
年内に完成させるのは無理だなぁ



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シリンダーとピストン弁を取り付けました。(片側だけ・・・・・)

2011年12月19日 16時32分34秒 | 工作実習
2011/12/19 (月曜日) 晴れ


晴れていて風も無く穏やかだったけど、とても寒い一日だった。
でも、寒くたって平気だよ、今日も工作をして一日中外に出ていた。
好きなことをやっているときは寒くないんだよ。

ひょろひょろでフニャフニャだったフレームも補強をしたらかなり
丈夫になった。 これなら大丈夫だろう。


↓  底からの高さを測って補強を取り付ける位置を決めた。 正確にしないと歪んでしまうからね。
    10cm×16cmの小さな鉄板だけど定盤の代わりにして重宝に使っている。



↓  補強のアルミアングルを取り付け中。 フレームはかなりしっかりしてきた。



↓  組み立てたアングルが直角か確認。 歪んだフレームはいただけないからね。



↓  補強を取り付けて丈夫なったフレームにクランク軸を取り付けた。



↓  シリンダやピストン弁をフレームにどうやって取り付けるか? 悩ましい工作だ。
    あーでもない、こーでもない、と考えたが結局、鉢巻きスタイルになってしまった。





↓  シリンダーとピストン弁を取り付けた。(片側(右側)だけ)






後はコンロッドを作って取り付けるだけだ。
片側だけでも作り上げて動作確認をしてみたい。
うまく動くだろうか?





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いよいよ枠組みの工作に入りました

2011年12月18日 18時28分18秒 | 工作実習
2011/12/18 (日曜日) 晴れ


よく晴れた日が続いているがとても寒い。
今朝は外の水道の蛇口は凍っていて水が汲めなかった。
庭の小さな水場の水補給は後回しになった。

工作は遣り残していたピストン弁の長さを調整してエキセントリックの
駆動棒との連結部分を取り付けた。
これでピストン弁は出来上がりだ。


↓  駆動棒の長さを調整して切断。 先端にはエキセントリックからの駆動棒と連結する部分を取り付けた。


↓  出来上がったピストン弁。





さぁ、いよいよシリンダーやピストン弁を取り付けるためのフレームの工作だ。
厚さ1.2mm 10mm×10mmのアルミアングルを使って作る。
もちろん設計図なんてものはない。
メモ帳に書かれた見取り図を参考にぶっつけ工作だ。
現物に合わせて適当に切り出しては仮止めして、次を作る。
ネジを締めたり外したり、とっても時間がかかる。
まぁ、時間だけはたっぷりあるんだからいいけどね・・・・
(お金もたっぷりあるんなら言うことなしなんだけど・・・(涙))



↓  ちょっとひょろひょろだね。



↓  クランク軸を置いてみた。



↓  シリンダーを添えてみた。 うーん、やっぱりこの位のサイズになってしまうなぁ・・・



フレームの高さは24cmもあってひょろひょろだ。
それに大きなシリンダーが2個も取り付けられるんだから
蒸気を加えて動作させたら多分ブルブルブル・・・と
大揺れになるだろう。
まぁ、これから筋交いを入れたり、補強をしたりで少しでも
丈夫になるように工作をするつもりだが、どうなることだか
ちょっと心配だ。
でも、もうここまで来たんだから今更中止なんてできない。
さぁ、先へ進もう。



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難関を越えたかな!? ピストン弁給排気パイプ半田付け

2011年12月17日 19時02分05秒 | 工作実習
2011/12/17 (土曜日) 晴れ


午前中は不足の材料を仕入れに東京・池袋まで行ってきた。
買い物を済ませて急いで戻ってきた。
急いで戻ったといっても片田舎の自宅に着いたときは午後を回ってしまった。
これから工作しても大して作業は進まない・・・と思ったがやっぱり気になる
ことは放っては置けない。
作業場を準備して工作を始めた。
今日の工作はすべり弁の本体に蒸気供給パイプや排気パイプを半田付けする
作業だ。
狭い間隔に5本ものパイプを半田付けするのだが、全部いっぺんにくっ付けて
しまうのなら問題ないが、工具の制約からそうもいかず、一つずつくっ付けな
くてはならない。
そうなると、二つ目をくっ付けるときに先に半田付けしたものが熱ではがれて
しまうのではないか?  ちょっと不安だがまぁ、やってみるしかない。


↓  自在保持用具?を使ってパイプを定位置にセットした。 これから半田付けする。





↓  超小型のトーチランプを使えば他へ熱が回らず、うまくいくかな?
    ダメだ、やっぱり熱量が足りなくて半田は溶けない。 結局ロウ付け用のバーナーを使った。



↓  二つ目以降を半田付けするときは先の半田付けを熱から守るために濡れた布を巻いて保護した。



↓  二つ目の半田付けが出来た。



↓  悪戦苦闘しながら5本のパイプを半田付けした。 




↓  ほぼ出来上がったピストン弁とそれを組み合わせるピストン(換装のためZB-1から取り外したもの)。



ピストン弁の半田付けも濡れた布で保護しながら行えば大丈夫だった。
やれやれ、これで難関を越えたかな!?


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ピストン弁工作は手間がかかる・・・・

2011年12月16日 19時38分30秒 | 工作実習
2011/12/16 (金曜日) 晴れ


ピストン弁を作るのはとても手間がかかる。
相手が肉厚が0.5mmという薄くて細いパイプなので
無理な力もかけられず、工作は大変だ。



↓  弁となるピストンの固定はスペーサーを入れて止める方式にした。



↓  スペーサーの長さを調整すればぴったりのストロークに設定できる。 ただネジの緩みが心配だけど・・・





↓  肉厚0.5mmでは蒸気パイプが取り付けにくい。 2本のパイプを重ねてシリンダーにした。





↓  蒸気パイプを取り付けたらもう中は見えない。 調整のためのマークを刻印した。





↓  蒸気の供給や排気のためのパイプを作った。 久しぶりのロウ付けだ。



↓  直角パイプを5個作ったが失敗は0だった。 この辺は大分上手になった。(えっへん)



3時過ぎから風が強くなってとても寒くなってきた。
今日の工作は早めに切り上げた。


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日の出を動画で撮りました

2011年12月16日 17時13分27秒 | 国内旅行
2011/12/15 (木曜日) 晴れ


那須の温泉で忘年会をした翌日、早起きの友人が

「もうすぐ日の出だよ、外の景色がきれいだよ」

と起こしてくれた。
寝ぼけまなこでカメラを構えて日の出を待った。


↓  ホテルの窓から眺めた風景。 (2枚合成のパノラマ) 



↓  一段と明るく輝いてきた。 もうすぐ日の出かな・・・・



↓  明るく輝いているけどなかなか出てこない。 寒いよぉー・・・・



↓  いよいよ日の出か!?



↓  日のでは間近だ。  よーし、今回は動画で日の出を撮ってみよう!



そんなわけで日の出の瞬間をデジカメ動画で撮ってみました。
手持ち撮影だったので画面がぶるぶる震えていますが、
どうぞごらんくださいませ。





↓  太陽が完全に姿を見せるまではほんの2、3分だ。 太陽が動くのは早い! 
    (本当は地球が動いてるんだけど・・・ 私にはとてもそうは思えない・・・)



太陽が昇るまで15分ぐらい待っただろうか?
窓を開けっ放しにして浴衣姿で寒さをこらえてカメラを操作していた。
(ブログねたにしようと頑張りました。 このあとすぐ大浴場に飛んでいきました)

温泉に浸かりながら「そうだ、この動画のBGMはあの曲にしよう」

と言うことでこのBGMを選んだがあまりマッチングしていない。

♪ あさだ、朝だよ、朝陽が昇るー 空に真っ赤な陽が昇る・・・

この方がよかったなぁ・・・・

              カメラ: FZ100
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えーっ、野鳥を鳥篭でぇー??????

2011年12月14日 08時12分39秒 | 野鳥撮影実習
2011/12/14 (水曜日) 晴れ


庭には野鳥のための餌が置いてある。
コゲラには木の枝に取り付けた背脂肉を。
シジュウカラには餌入れに置いた剥きヒマワリを。
メジロにはカップに入れた砂糖水を。
それで庭にはこれらの野鳥が入れ替わり立ち替わりでやってくる。
その可愛い姿はいくら見ていても見飽きない。


↓  えーっ、メジロを篭に入れて飼ってるの!? 野鳥を捕まえてはいけなんだよぉ!!





↓  あーっ、シジュウカラまで飼ってる!?




いえいえ、これは砂糖水を入れたカップの置き場です。
メジロの餌場です。
ときどき甘党のシジュウカラもやってきます。
どうして、こんな篭に入れてるか? ですか・・・・
それはこの砂糖水を飲みにやってくる暴れん坊のヒヨドリを防ぐためです。
体の小さなメジロやシジュウカラは自由に出入りができます。
これでメジロやシジュウカラは安心して美味しいおやつを舐めることができます。








秋の終わり頃から春の終わりまで、これらの餌管理で実習生は大忙しです。
でも、可愛い庭鳥(ニワトリではない!)のため、頑張ってます。


                            カメラ:FZ100

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パイプのバームクーヘンみたいだ・・・・・・

2011年12月13日 18時55分01秒 | Weblog
2011/12/13 (火曜日) 晴れ


いよいよ、ピストン弁の工作を始めた。
ピストン弁はボイラーから供給される高圧蒸気をシリンダーの中で動く
ピストンで制御しながら機関部へ送り出す装置で精密に作らなくては
ならない。
こういうところの工作は旋盤があればいいのだがそいう高級な道具を
持っていない実習生は何でも手作りで行くしかない。
蒸気機関のピストンのような大きなものは手作りでも何とかなる。
ところがこれから作るピストン弁のような小さなものを真ん丸く
仕上げるのは不可能だろう。
そこで何とか考えた苦肉の策がこの何本ものパイプを組み合わせて
ピストンにする方法だ。



↓  素材のパイプを切り取った。  切り口がなるべく、きれいになるように刃が薄い糸鋸を使った。



↓  真っ直ぐ切断したつもりでも切り口は斜めになってしまう。



↓  パイプをボール盤に咥えて基準になる切り口を真っ平らにした。



↓  パイプの切り口は真っ平らになってきれいになった。 こんな方法は初めてやってみた。



↓  真っ平らな切り口を基準にして罫書いてそれにしたがって切っていく。


↓  切り口はやっぱり斜めになってしまう。  それをサンドペーパーで削って修正する。



↓  ノギスで測って切り口を平行にしながら規定の寸法す仕上げていく。



↓  何とか寸法どおりに削り終わったピストンの外枠。



↓  ピストンの外枠を埋めるパイプ群。 まるでバームクーヘンみたいだ。





↓  ハンダ付けして固定した。



↓  シャフトに通してみた。  このシャフトへの取り付けは正確な寸法が必要だ。



出来上がったピストンを正確な間隔でシャフトに取り付けるのは
なかなか難しいと思った。
はて、どうしたものか???  
思案しているうちにお代官の買い物お供の時間になってしまった。

明日、明後日と外出するので この続きは16日まで お・あ・ず・け ・・・
この先どうなることやら・・・・・
 
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コンロッドの“大端部?”を取り付けました

2011年12月12日 19時10分09秒 | 工作実習
2011/12/12 (月曜日) 晴れ


よく晴れて風も無くちょっと暖かい一日だった。
昨日の工作でクランクシャフトが出来上がったと思ったが
まだ、肝心な工作が残っていた。
クランクにコンロッドを取り付ける部分が手付かずだったのだ。
エンジンでいえばコンロッド大端部という部分でクランクの
一部分ともいうべきところだ。
精緻な工作では大端部を二つに分割してクランクに取り付けられる
ようになっているが、実習生式のいい加減工作ではクランクを分解
しなくては取り付けられないのだ。
クランクを分解して取り付けてから再組み立てしたときに心ブレを
起こすことが心配だ。
でも、やるっきゃない・・・・・


↓  今日の工作で作ったコンロッドの“大端部?” コンロッドの一番端っこだ。





↓  再組み立ては大丈夫かな? と、心配しながら全部ばらしたクランクシャフト。 



↓  ネジ締めの部分の油分をアルコールで清掃した。 これからネジロックを塗るときのために。 



↓  “大端部?”を取り付けてから再組み立てを始めた。



↓  クランクに取り付けた“大端部?”。





↓  これで本当に出来上がったクランクシャフト。 



これでクランクシャフトは出来上がった。
だけど心配していたとおり、心ブレは大きくなってしまった。
調整を繰り返したが一向に直らない。
あまりいじるとかえって具合が悪くなりそうだ。
まぁ、これでよしとしよう。

さぁ、次はピストン弁の工作だ。
シリンダーの中でピストンを動かして蒸気の供給・排気を制御するのだ。
それには先ず、蒸気が漏れないこと、 そして滑らかに動くこと、が
肝要だ。
碌な工具を持たない実習生にはこういう工作はとても大変だ。
何とかいい工夫は無いだろうか?
真鍮パイプはいろいろなサイズものがあり、組み合わせるとうまくいくかも
知れない。



初めての工作でうまくいくかどうかはわからないが、当たって砕けろ・・・だ。






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