デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

コンパレータ―の実験   ― OPアンプのお勉強 -

2023年06月18日 20時40分47秒 | 工作実習

2023/06/17(土曜日) 晴れ

 オペアンプ(OPAMP)の基本中の基本、反転増幅回路、非反転増幅回路は
何とか理解できました。(えっ、本当に理解したの? 怪しいなぁ・・・)
 参考書をめくっていくと「コンパレータとして」という項目がありました。

 

 これは何だか面白そうです。
 実験してみました。

 回路図をノートに書き写してそのとおりに回路を組みました。
 でも、手持ち部品には回路図どおりのものが無かったので、値が似通ったもので
間に合わせました。

 

 測定にはデジタルテスターを使いました。
 数値を読み取るにはデジタルは便利です。
 Voutが「反転」したかどうかを検出するのには「アナログテスター」の
針の動きの方が確認しやすかったのですが、コンパレータ出力は「正電圧」と
「負電圧」を扱うので使用できませんでした。

 


 

 コンパレータが「正」側に振り切ったときは+8.33vを出力します。

「負」側に振り切ったときはー7.18Vになります。
「正」から「負」に切り替わった瞬間のしきい値を計測しなくてはならない
のですが、その瞬間を判定するのがデジタルテスターでは難しかったです。

 

同じようなことを何度も繰り返してデータを記録していきました。

 

 得られたデーターを整理してまとめてみました。

 

 

 

 コンパレータの出力がLow→Highに切り替わるときのVin電圧と
Hig→Lowに切り替わるときのVin電圧に差があります。(約0.2v)
 こういう動きを「ヒステリシス特性」というらしいですが、(昔、学校で
習ったよねぇ(もう忘れてしまったけど・・・)
 このヒステリシス特性はどの回路で実現しているんだろう?
 ICの2番端子、3番端子間のダイオードかな?
 (このダイオードを取外して実験しましたが、ヒステリシス特性に変化は
ありませんでした。)

 Vout(7番ピン)から✙入力(3番ピン)への帰還?回路に工夫が
あるのかな?
 今度はそれを調べてみます。
                                                      (続く)

 

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