デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

大きな魚を捕まえたカワセミ

2009年11月29日 19時07分47秒 | Weblog
2009/11/28(土曜日)  晴れのち曇り


晴れているうちは暖かな陽気だったが、曇って日がかげるととたんに寒くなってきた。
それでは引き上げようと、駐車場に向かって歩きだした。
途中、葦が茂った小さな池の上を白いものを咥えたカワセミが右往左往しているのが目に入った。
やがて枯れた葦に止まったカワセミをよく見てみると何と、大きな魚を咥えているではないか!
咥えていた白いものは大きな魚だったんだよ。


↓  大きな魚(オイカワ)を咥えて、何回も葦の茎にたたきつけている。



↓  しばらくたってからカワセミが正面に見える場所に移動した。  オイカワは大分やわらかくなったみたいだ。



↓  オイカワを咥えなおした。  どうするのかな?



↓  えいっ、やっ、とばかり葦茎にたたきつけて飲み込みやすくしている。



↓  いよいよオイカワを飲み込み始めた。  こんな大きな魚を飲み込めるのかな?



カワセミは自分の身長の半分以上もあるオイカワを飲み込み始めたがやっぱりなかなか飲み込めない。
途中まで飲み込んでは吐き出して、咥えなおして葦茎にたたきつけてやわらかくしてまた飲み込む。
こんなことを何回か繰り返していた。


↓  こんな大きなオイカワを飲み込むのは大変なんだろうね。  目を白黒させてるみたいだ。



↓  折角捕まえたご馳走だ。 残すなんてもったいないことはしないよ。



↓  見事、完食!



↓  「げっぷ・・・ あー、くった、食った・・・」かな? いやいや女の子ですからもっと上品ですよぉ・・・



↓  嘴にはオイカワのウロコがこびりついて、奮闘の跡が歴然。



オイカワを食べ始めてから食べ終わるまでは11分もかっかた。
大きなご馳走を食べてお腹いっぱいになったカワセミは近くの葦にとまってしばし休憩だった。
ときどき池に飛び込んでは体を洗っている。
目の前にカワセミがいるとなかなか立ち去れないが、いつまでも付き合っているわけにはいかない。
後ろ髪を引かれる思いで公園を後にした。




     デジスコ:KOWA TSN-824M(32倍アイピース) + SONY DSC-W300
     レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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すごい魚! (弁慶)
2009-11-30 17:14:24
 カワセミも大きすぎる魚を捕まえてしまいましたね。
 飲み込むまで11分もかかるんじゃゆっくり撮影出来て良かったですね、羨ましい。
 目を白黒させている様子が物語と画面の中からはっきりうかがえます。
 きっと連写で何百枚も撮っちゃったんでしょうね。
 それにしても良く呑み込めるもんですね。
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ゆっくり観察できました。 (実習生)
2009-11-30 19:27:30
弁慶さん、カワセミが魚を飲み込む、初めから終わりまで
ゆっくり観察できました。
大きな魚でなかなか飲み込めず4、5回飲み込んだり吐き出したりを
繰り返しました。
あの場所は散歩の人が大勢通るところで皆さんが立ち止まっていくので
状況を説明したり、スコープをのぞかせたりでそれほど
連写はできませんでした。
もっと好いシーンを撮りそこなったかもしれませんね。
ほんと、あんな大きな魚を飲み込んじゃうんですからびっくりです。

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