デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

W300デジスコのテスト

2008年11月16日 11時42分05秒 | Weblog
今日は生憎の雨降りだ。
出来上がった(まだ“完成”という言葉は使えないのです。)W300デジスコを
使ってみたいのだがこの天気では外には出られない。
仕方がないので部屋の中からテストしてみた。


↓ 部屋の中から見た実習野鳥園。 ヒマワリの種を置いたり、殻つきの落花生を吊るしたりして
   小鳥を呼んでいる。 今はシジュウカラしかやってこない。   



↓ W300デジスコで紅葉したユスラウメの葉を写してみた。 きれいな色だ。




この葉っぱでW300の液晶モニターの見え方とW200の見え方の差を較べてみた。
(ルーペは同じもの(高倍率)を付け替えて使用した。)



↓ 先ずW200の液晶モニター(約11万画素)での見え方。


↓ その拡大(トリミング)画面



↓ 次にW300の液晶モニター(約23万画素)での見え方。



↓ その拡大(トリミング)画面




うーん、確かにW300のモニターはW200のより、精細に見える。
でもルーペの拡大率が大きいのでボツボツははっきり見えてしまう。
実習生は目が悪い(ど近眼で強度の乱視)ので、拡大率の大きいルーペが必要なのだから
仕方がないか! まぁ、前よりきれいに見えるから良しとしよう。
苦労して新しいアダプターを作った甲斐があったというものだ。 


そんなことをしていると、シジュウカラがやってきた。
急いでW300をセットして撮影してみた。


↓ 距離は5~6mしかない。 画面いっぱいだ。



↓ 高速連写を使ってみた。 画像サイズは3百万画素になってしまうが、秒5コマの連写は軽快だ。 



↓ WEBで使う画像はどうせリサイズするのだから3百万画素の画像でも十分だと思う。





↓ W200とW300のセットを並べてみた。 電池もメモリーカードも共通の2台があれば
   遠征のときの予備機としては心強い。 




デジスコ画像は次のデジスコで撮影

   スコープ: KOWA TSN-664ED (EyePiece30倍)
   デジカメ: SONY DSC-W300

   レタッチソフトによる画像補正実施


コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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最後の詰ですね♪ (Green)
2008-11-17 03:36:16
いよいよ試写&微調整のフェーズに入りましたネ♪
W300はW200より少し小振りになったようですが重さ的にはどうでしょうか?
それから液晶も画素数が多くなった分だけ粒子が細かくなりましたね
素直な表現のバリオテッサーレンズとの組み合わせは素晴らしい仕上がりになりそうで12月には拝見させて頂けそうで(楽しみにしてます)
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悪戦苦闘しました! (実習生)
2008-11-17 19:19:32
Greenさん、予想通り光軸調整は大変でした。
あちらを動かせばこちらがずれると、悪戦苦闘でした。
今までのZ式はベースに乗せたカメラとスコープに取り付けるパネルとは関係なく動かすことが出来て光軸調整は簡単でしたが、今回のW300用Z式はカメラはベースに乗っていてそれを押さえつける部品はパネルに取り付けてあるということで別個の調整箇所が密接に関係あるために、お互いに「あちらを動かせばこちらが狂う」という按配でものすごく時間がかかってしまいました。 何とか調整しましたが、完全かどうかまだ不安です。そんなわけで完成宣言はまだ先です。 W200用との大きさ比較ですが、今回のW300用はちょっと小ぶりです。 それはW200のレンズは左端っこに付いているのでそれを光軸の中心線に合わせるとどうしても右側に出っ張りがでてしまうのです。 W300のレンズはやや中心に寄りましたのでカメラは左側に寄せることができました。 結果ベースの大きさは8mmほど小さくなっています。 重さはよくわかりません。 風呂場にある体重計で量りましたが、針はほとんど振れませんでした。 画像で見るとルーペの大きさが違うので(倍率が異なっています。 自分の目が悪いので段々高倍率を使うようになってしまいました。)相当大きさが違うように見えますが、アダプター本体はそれほど大きさは変わりません。 12月の会合には持って行きますのでじっくりご覧ください。 Greenさんの愛機も見せてね! 楽しみにしています。 
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深追いは光学博士かも・・ (Green)
2008-11-17 21:18:29
そうですか、光軸調整のモグラ叩き的な作業でテコズッテいるんですね。

余談になりますが(或る掲示板で知った事ですが)
厳密に光軸の基準点を見つけてカメラメーカーにこのカメラは光軸がズレテいる(調整不具合)とメーカーにねじ込んだそうです。答えは”確かに光軸はズレてます、しかし仕様の範囲内の誤差”との回答を得たそうです。
高価な光軸調整機器を揃えているメーカーでも、アマチュアの素朴な測定法のレポートには反論の余地は無く調整不具合を認めざる得なくなったようです。

私の光軸調整はイメージサークルが画面の中心に入ればOK、アトは私の腕でカバー(笑い)そんなラフな発想です。考え過ぎると収束に5年掛かるかも(でも5年後、光学博士かCCD博士になっているカモ)しれません。
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Greenさんの考えと同じです。 (実習生)
2008-11-18 08:20:19
Greenさん、おはようございます。
光軸調整に関してはGreenさんの考え方(手法)と全く同じです。 接眼レンズとのクリアランスをわざとずらして液晶モニターに現れる明るい円形を(これがイメージサークルというものか?)モニターの中央に持ってくるだけです。 この状態を接眼レンズに接近した位置と離れた位置の二箇所で行います。 これで光軸に対する直角性(平面性)が把握できます。 結局いくら頑張ってもネジを締めるとパネルやベースはゆがんでイメージサークルは動いてしまいますし、大本の取り付けアダプタ(KOWA製)もかなりガタがあって取り付けネジを締めるとイメージサークルも動くくらいです。 こんな調子ですから、結局はいい加減なものになってしまいます。 だいじょうぶ! それでもちゃーンと写りますから。 ただ、毎回調整するようでは困りますから、固定はガッチリと決めています。
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