2017/11/13(月曜日) 晴れ
毎日、くだらない工作に明け暮れしているオイらもたまには役立つ工作を
することがあります。
実は昨夜、お風呂に入ったとき、シャワーの水栓がピタっと閉まらず、
相当の力を入れて閉めてやっと止まるというようになってしまいました。
これではお代官の非力では閉めることはできないでしょう。
そこで今日はこの水栓の修理をしました。
このシャワーの水栓は今から7年ばかり前のリホームで新しい浴槽に替えた時、
同時に交換したしたものだ。
この家に住んでから38年あまりになりますが、その間水道の蛇口から水が漏れたり
することがあってパッキンを交換したりしたことは何どかあるので、要領は
わかってはいましたが、このシャワーの水栓を修理するのは始めてのことです。
でも、大体は同じような構造だろう・・・・と、工具を揃えて作業を始めました。
先ず、水道の元栓を閉める。このシャワーはここに元栓があった。
目隠しの飾りを外すと中に止めネジがある。 それを外すとノブが取り外せる。
ノブを外すとその中から水栓の本体が見える。
水栓本体を取り外すのには結構力がいる。 大きなモンキースパナで力いっぱい回して外す。
取り外した水栓本体。
何だか複雑な仕組みだがこの辺は水道の蛇口と同じだ。 このパッキンが変形してしまったんだろう。
取付てあったパッキンには深い溝ができていた。
固定部分に1か所、パッキンを上下させる可動部分には2か所にOリングが嵌めてあった。
パッキンは以前の蛇口修理の時に買ったものがありますが、Oリングは手持ちがありません。
そこでちょっと離れた場所にある大きなホームセンターまで買い出しに行きました。
Oリングを探しましたが、取り付けられている大きさのものはありません。
しかたなくほぼそれと同じようなものを買ってきました。
修理開始。 先ず汚れをきれいに洗い流した。
パッキンの交換は蛇口と同じ。 固定部分のOリングはそのまま再使用。(ちょうど良いものが無かった)
Oリング交換は初めて・・・ちょっときつくて手間どってしまった。
水栓本体を前のように組み立てた。
取付。 固く締め付けた。
取付完了。
今度は軽く締めても水はピタっと止まるようになりました。
お湯の出る方は問題なかったのですが、やっぱり同じように変形しているでしょう。
こちらも同じように交換してしまいました。
「おーい、うまくなおったよぉー」
と、お代官を呼んで、恩着せがましく、偉そうに説明しました。
「あら、なおったの!? ご苦労様。」
だって・・・
やっぱり偉いのはお代官でした。
これでまた7年間は大丈夫でしょう。
これから7年・・・・・そのときオイらは何歳かな? 生きているかな?