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デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ピストンとピストン弁を加えてみました

2010年07月26日 23時31分45秒 | Weblog
2010/7/26(月曜日)  晴れ 夕方からにわか雨や雷雨



土用の丑の日、鰻屋が繁盛する日だけど、国産の鰻は何だかとても高いんだそうだ。
手ごろなものは中国産や台湾産で、これはちょっとご遠慮したいよ。
幸い実習生はグルメとは縁がなく、そんなに鰻を食べたいというほどでもない。
まぁ、テレビのニュースで、その様子をみるだけにしておこう。

今日もとても暑かったけど、昨日よりはちょっと過ごし易い気がした。
連日の猛暑も峠を越えたかなぁ・・・
とは言え天気予報で「今日も上空には寒気が流れ込んで大気は不安定。 突然の
豪雨や雷雨に注意して・・・」というのを聞くと、フィールドに行く気もしない。
部屋の中で、音楽を聴きながら先日の蒸気機関車の動弁機構の勉強の続きをした。


↓  前回作成したホイジンガー式動弁機構のペーパークラフト。 動輪(右下の丸い部分)を手で回すと
    リンクが動いてクロスヘッドが左右に動く。  



動輪(のつもり)の円盤を手で回すとクランクや主連棒が動いてピストン用のクロスヘッドや
蒸気や排気の切替をするピストン弁用のクロスヘッドが左右に動いてそれらしい動作はするが
なかなか蒸気機関のイメージは浮かび上がらない。
そこで今日はピストン(のつもり)やピストン弁(のつもり)を付け加えて動作イメージがもう少し
わかるようにペーパー工作をした。



↓  ピストン部分(左側)を追加したペーパークラフト。 右上の円盤を回すと動輪が回転するように改良した。    



↓  ピストン部の様子。
    ピストン弁が左に押されて左の蒸気流入孔が開きその蒸気によってピストンの左側が押され、ピストンは
    右方向に移動し、動輪は前進方向(半時計方向)に回転する様子を表しています。



↓  右上のハンドルを回すとベルト(タコ糸)で連結された動輪がスムーズに回転し、その回転につれて各リンクが
    連携して動作し、動弁機構の仕組みが目で理解できる。




このペーパークラフトで、いつも「どうなっているんだろう?」と疑問に思っていたことも
少しは理解できた。
しかし、今回の工作は見よう見まねのもので精度無視、切り張り工作でうまく動作しない
部分もあり、機会があれば今度はうまく動作させてみたい。
それは「揺動リンク」「逆転機構」の部分だ。
蒸気機関車はこの部分の働きによって前進したり、後進したりするのだからとても重要な部分だ。
そしてその動作を実習生は一番知りたかったのだ。  次の機会にはその機構を理解したい。