デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

東北秘湯巡り(その6・最終回)

2009年09月01日 11時40分05秒 | Weblog
自然研究路を一回りして、いよいよ最後の目的地、玉川温泉に行った。
ここは全国的にも有名な温泉なので施設も立派だ。
食堂もきれいだし、働いている従業員も立派な制服で身だしなみがいい。
入浴券も自動販売機で買うくらいだ。
もちろん混浴なんてふしだらなものはないんだよ。


↓  玉川温泉の入り口付近。 マイクロバスが何台も止まっていてにぎやかだ。



温泉には湯船がいくつもあり、源泉のままの湯とか50%に薄めた湯、ぬるい湯、熱い湯など、区別されていた。


↓  源泉のままの湯に入ってみた。    色は透明でかすかに緑っぽいような感じだ。
    これはさっき見物した大噴から湧き出したPH1.2の強酸性の湯なんだろう。
    体にある小さな傷がピリピリッと痛む。  確かこのお湯は塩酸を主成分にしてるって書いてあったよね。 




↓  太い柱と薄暗い照明が印象的だった。



↓  屋根裏はむき出し。 柱が縦横に走っていた。




↓  楽しかった東北秘湯巡りも終わりに近づいた。  さぁ、我が家に帰ろう。




国道341号線、46号線を走って盛岡ICに向かった。
道路は空いていて順調にICに着くことができた。
このまま帰れば深夜には我が家に着くことができる・・・・・・
だが、待てよ・・・・・
今日は金曜日だ。 って言うことは明日は土曜日!
誰が待つわけでもない我が家に急いで帰る必要はない。
ひとつ、“どこまで走っても千円”と言うのを経験してみようじゃないか!
と言うわけで
またまたカミン・カーが活躍することとなった。
しばらく高速道を走行して適当なSAを物色した。
辺りも薄暗くなったころ、ちょうど良いSAに着いた。
よーし、今夜はここで仮眠だ!
周りには大きなキャンピング・カー(本物のです)が何台か止まっている。
カミン・カーではちょっと恥ずかしいので少し離れて駐車した。
その夜はものすごい土砂降りの雨が降った。
「昼間降らないでよかったねぇ・・・」何て話しながら仮眠に入った。

朝、雨は上がってくれた。
さぁー、我が家に一直線だ。

快適にドライブを続けて、やっと出口ICに近づいた。
「本当に千円かねぇ?」

カーナビからは金額の案内がない。(カーナビが指示したICの手前で降りたからかな?)
でも、ゲートが開いてその金額表示板に“¥1000”の表示が見えた!

おぉ、ほんとに千円で帰ってきたよ!
盛岡ICから加須ICまでは料金はいくらか知らないけど、千円で帰ってくるなんて!
貧乏な我々にはありがたいことだ。

一般道も空いていて夕方、我が家に到着した。
楽しかった東北秘湯巡りの旅も無事に終わった。


                         東北秘湯巡り  完



長時間にわたって、相変わらずのダラダラ文章と、ヘンテコな画像にお付き合い
くださいまして誠にありがとうございました。
また、いつの日か我が愛車カミン・カーを駆って貧乏旅行をしたいと思っています。
皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。










コメント (2)
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東北秘湯巡り(その5)

2009年09月01日 10時16分04秒 | Weblog
東北秘湯巡りの最後は八幡平の麓にある玉川温泉だ。
この温泉はあまりにも有名で秘湯とは呼べないが、八幡平に来たら寄らないわけにはいかない。
“玉川温泉”って名前は何だか“玉電(たまでん)”に乗って遊びに行く健康ランドの名前みたい
だけど、実物はものすごい温泉なんだよ。



↓  駐車場から見た源泉のある方。 あちらこちらから噴気が立ち昇っている。




↓  駐車場脇の急階段を降りて園地の入り口に行く。  
    幸い雨も上がってくれた。   温泉は逆方向だけど先ずこの自然研究路を歩いて見た。




↓  遊歩道の脇は温泉が流れる小川だ。  湯気が立ち昇っている。



↓  小川には“湯の花”を採取する仕掛けがあった。  湯畑(ゆばたけ)だね。 川の色は毒々しい色がしていた。



↓  方々にこんな立て札がある。  周りはものすごい亜硫酸ガスの臭いが立ち込めている。



↓  小川の上流にある源泉が噴出しているところ。   ここが玉川温泉の源泉なんだ。 すごいでしょ!





↓  小屋のある付近は地面が熱い。 小屋の中で体を横たえて温まる。 岩盤浴だね。



↓  手の届きそうなところにある噴気孔。  硫黄の結晶が黄色く見える。



↓  シュゥー、シュゥーと大きな音を立てて蒸気が噴出している。



↓  遊歩道の高い所から見た風景。  




↓  遊歩道を一回りしたところ。 岩盤浴の小屋が見渡せた。 




玉川温泉に来たのは今回で3度目だが、この川原を歩くたびに大自然の不思議と恐ろしさを如実に感じる。
地球の中はこんなに熱いんだなぁ・・・


                    東北秘湯巡り(その6)に続く               







コメント (4)
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