デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

久しぶりのデジスコ撮影実習

2009年09月20日 21時03分25秒 | Weblog
2009/09/20(日曜日) 晴れ


お彼岸の入りの今日は素晴らしい秋晴れだった。
午前中はいろいろと用事があり忙しかったが午後からは閑になったので
久しぶりに地元の公園に出かけてデジスコ撮影実習をしてきた。



↓  公園内の野鳥が出そうなところでデジスコを構えているとき、捕虫網を持った二人の腕白そうな男の子を
    連れた夫婦が通りかかった。   そのとき道路わきの草むらオニヤンマがすいすいと飛んで行った。
    それを子供が見つけて大きな声で「ヤンマだ! お父ちゃん捕まえて!」と捕虫網を父親に渡した。
    父親と子供はオニヤンマを追って走って行ったが、捕り逃がして戻ってきた。
    そして母親に「ヤンマは早くて捕まえられないよ」と残念そうに報告していた。
    そんな親子の会話を耳にしながら野鳥を待っているとき、デジスコの目の前の草茎にオニヤンマが止まった。  
    親子はそれに気がつかない。   私は「ほら、そこにヤンマが止まってるよ!」と教えてあげた。  
    親子はヤンマが止まってるところがなかなかわからないらしい。 「あそこだよ!」 「あっ、わかりました!」
    子供から捕虫網を受け取った父親が狙いを定めてぱっと網ですくった。
    なかなか動作の機敏な父親で見事オニヤンマを網の中に捕らえた。 子供は大きなオニヤンマにびっくりし
    たようだ。 父親が網から取り出して手渡そうとしたが怖がって首を振っている。
    やがて母親が「記念写真を撮ってトンボを放してあげよう」といって携帯のカメラで二人の男の子とオニヤンマ
    を手にした父親を撮影していた。  そしてその後父親はオニヤンマをロープの支柱の上に放して置いた。
    おそらく人間に初めて捕まったのであろうオニヤンマはびっくり動転して飛ぶことも忘れてしまったのだろう。
    しばらくは石の支柱の上で身動きもしない。 デジスコでのぞいてみるとなかなかきれいな色をしている。
    それじゃー、これを一丁撮っておくかぁ、 というわけでパチリっと・・・
    やがて正気に戻ったオニヤンマは何事もなかったようにすいすいと飛んでいってしまった。
    「記念写真を撮ってトンボを放してあげよう」という母親の優しい心に感心した。    
   





↓  ヤマガラが姿を見せてくれた。 でも動きが早くてなかなか撮れない。 やっと撮った一枚。





↓  久しぶりのカワセミ。  やっぱりカワセミはきれいだな。






“暑さ寒さも彼岸まで” 昔から言われているお馴染みのことば。
秋分の日は昼間の時間と夜の時間が同じになる。
そして翌日からは昼間の時間が短くなって夜の時間が長くなっていくのだ。
さぁ、これから秋本番。  冬鳥に出会うのが楽しみだ。



       デジスコ:KOWA TSN-664(30倍アイピース)+SONY DSC-W300
       レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施
コメント (2)
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