デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

富士山麓のノビタキ

2009年07月21日 19時27分58秒 | Weblog
連休中の日曜日に富士山麓に出かけてきた。
目的ポイントは五合目の野鳥スポット。
連休中なのでカメラマンも多いだろうと、早めにポイント到着をと思って
早朝3時に出発した。
高速道路はガラガラ、スイスイ快適に飛ばして順調に目的地に近づいた。
時刻は4時ちょっと過ぎ。
「こんなに早いんだから、ポイントに入るのは俺たちが一番かねぇ?」何て
頷きあって心うきうきの気分で富士山5合目に登る有料道路の料金所に近づいた。
あれっ、車が止まってるぞ!?
料金所にまだ着かないのに車がずらーっとつながって停車しているではないか!
「なぁーに?、これ?」
そこへ赤い標識灯を持ったガードマンがやってきて「5合目の駐車場が満車で
車が動けません」という。
おぉ、なんてぇこったい! 折角早起きしてやってきたのに!
仕方がない。 Uターンして別のポイントに向かった。

そこは普段は一般の人は立ち入り禁止で日曜日だけ開放される広場だ。
広い、広い、とてつもなく広い草原だ。
何のために日曜日だけ開放されるのか理由は知らないが、地元の農家の方が
大勢来ていて草を刈ったりしていた。 堆肥にするんだそうだ。

車を進めて行くと何人かのカメラマンが待機しているところに出た。
「何か野鳥がいるんですか?」
「いや、いや、私たちは富士山を撮りに来たんですよ。」
おぉ、そうかぁ・・・ 富士山を撮りに来た皆さんだったんだよ。


↓ それじゃー俺たちも富士山を撮っておこう。 頂上にかかる雲が珍しいらしい。(傘雲って言うンだって)



あちらこちらを走り回って野鳥の居そうな場所を探した。
鳴き声が聞える場所では車を降りて歩き回ったがなかなか見つけられない。
やっと見つけてもぼさぼさ枯れ葦の中で写真には撮れない。
草原を走る道路の一番高いところまで登ったところでノビタキを見つけた。
親子だろうか? 幼鳥を交えて何羽ものノビタキが飛び回っていた。
車を降りてデジスコを構えたが、ノビタキは警戒心が強いらしく、遠くに離れて
行ってしまった。
車の陰に隠れてデジスコをセットしてしばらく待機し、時間を掛けてノビタキが
戻ってくるのを待った。


↓ やっと道路際の草薮に飛んできた。 でも遠い。 小さくしか撮れない。


↓ 幼鳥も姿を見せた。


↓ この草がお気に入り場所みたいだ。 ここによく止まる。 


↓ これは幼鳥だろうか?  尻尾の尾羽(“馬から落ちて落馬して・・・”と同じ)をよく広げる。




↓ この草にもよく止まってくれた。



↓ 一通りシャッターを押したので少しずつ近づいて行った。


↓ これは幼鳥だろうか? メスだろうか?


↓ 尻尾をピーンと上げる。 コマドリみたいだな・・・




↓  “ヒッ、ヒッ、ヒッ・・・”と鳴くノビタキ。 ジョウビタキの鳴き声に似てると思った。


↓ ホオアカも姿を見せた。 これは親鳥。 下の幼鳥に餌を与えていた。


↓ ホオアカの幼鳥。 親鳥が飛ぶと後を追いかけて餌をもらっていた。 色が淡くてきれいな感じだった。



さすが富士山麓。 涼しくて快適だった。
ノビタキもだいぶ馴れてよく姿を見せてくれる。
時間の経つのも忘れて夢中でシャッターを切っていた。
おかげで、顔や腕は真っ赤に日焼けしてしまった。



      デジスコ:KOWA TSN-664(30倍アイピース)+SONY DSC-W300
      レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施

      一番目の富士山画像はFZ28で撮影  
コメント (2)
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