goo blog サービス終了のお知らせ 

デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ピストン棒支えのシム調整

2012年01月14日 20時03分39秒 | Weblog
2012/1/14 (土曜日) 晴れ


一応左右のピストンが出来上がった。
ピストン棒を手で押したり引いたりして動きを確認するとまずまずの動きだ。
だけど時々引っかかりを感じるときがある。
そこでもう少し摺り合わせをやってみたが、あまり効果がない。
多分、ピストン棒支えの取り付けが歪んでいてピストンが軸に平行に動いて
いないのだろう。
これを摺り合わせで修正するとなると削り過ぎでスカスカピストンになって
しまう。  今までのピストンはほとんどこれで失敗しているのだ。
どうしよう・・・・
後蓋のネジを緩めにすれば直るのだが、これでは蒸気が漏れてしまう。
よし、シムを噛ませて平行になるようにしてみよう。


↓  フランジと後蓋の間にアルミ箔を挟んで取り付け歪みを補正した。
    完全とはいかないが、前よりは良くなった。



↓  いくらやってもきりが無いので、この辺で切り上げた。 後蓋はフランジにしっかり固定して
    しまったのでもう外せない。 ピストンの取り出しは前蓋を外しておこなう。



↓  完成した左右のピストン。





↓  調整にてこずった後蓋のピストン棒支え。 フランジと後蓋の固定はパッキンの代わりに
    接着剤を塗ってネジ止めして気密を保持した。



出来上がったピストンは ボア13mm ストローク20mm だ。
こんな小さなボアーとストロークでパワーは出るだろうか?
なんとなく不安だが、早く組み立ててみたい。

とろで今日の工作は寒かったよぉ。
明日は少しは寒さは和らぐのだろうか・・・・・


今年は景気良く回って欲しいよ・・・

2012年01月03日 22時48分39秒 | Weblog
2012/1/3 (火曜日) 晴れ


お正月も早三日目。
明日はもう御用始だ。
現役の頃は「えーっ、もう明日から仕事ー!」と
気が滅入ってしまうのが今夜だった。
毎日が日曜日の今はそういうことが懐かしく思い出される。


今日は出来上がった反射型回転センサーを使って
縦型スチームエンジンの回転数を計測してみた。





↓  今までの光線断続型の回転センサーは取り付けられなかったが反射型なら取り付けられる。



回転数計測の様子は動画でご覧くださいませ。






実習生が始めて作ったスチームエンジン1号の回転数も
計ってみた。


↓  1号はシリンダーもピストンもアルミ製だ。
    ハンダ付けが出来ないので蒸気が漏れないようにする工法に苦労した。 



↓  フライホイールにセンサーの反射板を貼り付けて準備完了。




回転数計測の様子は動画でご覧くださいませ。






ついでにスターリングエンジンも計ってみた。
このスターリングエンジンは実習生が工作狂いになる
原因になったエンジンだ。
エンジンの名前や工作の様子などはインターネット・サイトの
情報や記事で知ってしたが、実際に作ってみるとその面白さは
格別だった。
そしてその面白さに毒されて今日に至っている。

↓  初めてこういう工作をした。 完成は2010年11月10日だからもうずいぶん前になる。



↓  フライホイールが大きいので反射板も大きなものを作った。 ただ丸い紙に白黒の
    模様を書くだけだから簡単に作れる。




回転数計測の様子は動画でご覧くださいませ。







反射型回転センサーを作っているときはこんなものでは
動作が不安定で正確な回転数は測れないだろうと思っていたが
それほど不安定ではなく、案外正確にパルスを送り出してくれた。
このセンサーなら簡単に作れるのでいろいろな大きさの回転体の
回転数を計ることができると思う。


明けましておめでとうございます

2012年01月01日 21時07分40秒 | Weblog
2012/1/1 (日曜日) 晴れ







皆様、明けましておめでとうございます。
昨年中は何だかわけの分からないゴタゴタした画像と拙い文章が羅列された
このブログ記事を大勢の方々が閲覧くださり誠にありがとうございました。
おかげさまで最下位近辺の順位ではございますが時々はランク入りを
果たすことができてブログ更新のこの上ない励ましとなっています。
本年も頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。




画像は昨年6月イタリア・シチリア島を訪れたとき
州都パレルモの海岸で偶然出会った日の出の瞬間です。
  (広がる海はティレニア海です。)


左側エンジンも取り付けました

2011年12月27日 19時33分48秒 | Weblog
2011/12/27 (火曜日) 晴れ


今日もすごく寒い一日だったが、完成まで後一歩のところまできたので
組み立ててしまわないと気がすまない。
庭に遊びに来る野鳥たちのおやつの準備をしてすぐ工作にかかった。


↓  左側のピストンを取り付ける金具を作った。



↓  いい加減な設計なので取り付けてから調整する必要がある。 そのため取り付け穴はほとんどが
    長穴だ。 でもこれがなかなか面倒だ。



↓  シリンダーを固定するのはアルミのバンド(鉢巻)だ。 安直な方法は流石実習生式だ。





↓  ピストン弁も勿論安直な鉢巻方式だ。





↓  ピストン弁の取り付け位置は微調整が必要だ。  取り付け金具はちょっと複雑?
    碌な工具を持たないので全てヤスリで削って作り出す。



↓  ピストン弁を金具に取り付けた。



↓  工作は全て現物あわせだ。 エンジン取り付けベースを加工するために右側のエンジンを取り外した。



↓  エンジン取り付けベースに左側エンジン用の穴を開ける。 勿論“長穴”だ。
    (“長穴”の多用はへぼ工作の証です・・・・(涙))



↓  エンジン取り付けベースにピストン弁を取り付けた。
    人間工学無視の設計は取り付けがとても大変だ。  口まで使ってサーカスみたいだ。



↓  ピストン棒とコンロッド、ピストン弁とエキセン棒を繋ぐピンを作るのを忘れていた。



↓  丸棒を咥える部分(咥え代?)が短いので押さえ切れず、ダイスと一緒に回ってしまい、
    なかなかネジが切れない。 



↓  最初はダイスの調整ネジを押し込んで口を大きく開けて浅くネジを切る。 そして次には調整ネジを少し
    緩めて口を狭めてネジを切る・・・・これを何度も繰り返してようやくナットが入るネジが切れる。
    これをせっかちに一度でやろうとすると「ネジが切れないで丸棒が“ねじ切れる”」なんてことになる。



↓  左右のエンジンを取り付けたフレーム。 左側調整のため右側エンジンは“遊んで”いる。






組み立てが終わった頃はもう4時過ぎだった。
風も冷たく、とても寒い。
調整は後にして今日の工作はここで止めた。



こんな調子では年内完成は危ういぞ・・・・・・・

2011年12月25日 20時35分45秒 | Weblog
2011/12/25 (日曜日) 晴れ


実習生式縦型スチームエンジンを年内に完成させようと
工作に精を出していたがその進捗状況は思わしくない。
何だかんだと雑用が発生し、その度に完成は遅くなっていく。
大晦日までまだ6日あると思っていたが、年末はお代官の
お供で出かけなくてはならない日が多いことをすっかり
失念していたのだ。
もう既に28日から31日までは予定が入ってしまった。
ということは残るは明日、明後日と二日間だけだ。
うーん、残念だなぁ・・・・・・・


↓  昨日出来上がったピストン弁の本体部品。 後は蒸気の供給・排気のパイプを取り付けるだけだ。



ピストン弁に取り付ける蒸気給排気パイプは90度に曲げる必要がある。
いつもはパイプを切り取ってロウ付けで直角にしたものを作っているが、
今回は時間が無いので安直にと行こうと、考えてパイプをバーナーで
あぶって赤熱状態で曲げるようにしてみた。  ところが・・・・・・



↓  外形5mm内径4mmの真鍮パイプを万力で抑えて曲げる準備をした。



↓  バーナーで炙って赤くなるまで熱した。



↓  パイプに差し込んだ丸棒を引っぱって少しずつ曲げていった。






この方法では大きなカーブでしか曲げられなかった。
やっぱり手間のかかるロウ付けで作ることにした。


↓  パイプの切断。 2つで一組にする。





↓  切り口を45度に削る。





↓  二つ合わせて直角パイプにする。



この後、この二つのパイプを針金で固定して直角状態で動かないようにする。
そしてそれをロウ付けで漏れがないように固定する。
(この辺の様子は写真がありません・・・・)



↓  パイプのロウ付けの様子。 これは上下の排気パイプを結合する三又パイプをロウ付けするところ。



↓  ロウ付けを終わった直角パイプ。 今日は失敗が多かった。 気が急いているんだろうなぁ・・・



↓  長さをそろえて切断して切り口を整えた直角パイプ。



さぁ、直角パイプが出来上がった。
明日はいよいよ難関のピストン弁へのハンダ付けだ。
うまくいくことを願って今夜は休もう。




パイプのバームクーヘンみたいだ・・・・・・

2011年12月13日 18時55分01秒 | Weblog
2011/12/13 (火曜日) 晴れ


いよいよ、ピストン弁の工作を始めた。
ピストン弁はボイラーから供給される高圧蒸気をシリンダーの中で動く
ピストンで制御しながら機関部へ送り出す装置で精密に作らなくては
ならない。
こういうところの工作は旋盤があればいいのだがそいう高級な道具を
持っていない実習生は何でも手作りで行くしかない。
蒸気機関のピストンのような大きなものは手作りでも何とかなる。
ところがこれから作るピストン弁のような小さなものを真ん丸く
仕上げるのは不可能だろう。
そこで何とか考えた苦肉の策がこの何本ものパイプを組み合わせて
ピストンにする方法だ。



↓  素材のパイプを切り取った。  切り口がなるべく、きれいになるように刃が薄い糸鋸を使った。



↓  真っ直ぐ切断したつもりでも切り口は斜めになってしまう。



↓  パイプをボール盤に咥えて基準になる切り口を真っ平らにした。



↓  パイプの切り口は真っ平らになってきれいになった。 こんな方法は初めてやってみた。



↓  真っ平らな切り口を基準にして罫書いてそれにしたがって切っていく。


↓  切り口はやっぱり斜めになってしまう。  それをサンドペーパーで削って修正する。



↓  ノギスで測って切り口を平行にしながら規定の寸法す仕上げていく。



↓  何とか寸法どおりに削り終わったピストンの外枠。



↓  ピストンの外枠を埋めるパイプ群。 まるでバームクーヘンみたいだ。





↓  ハンダ付けして固定した。



↓  シャフトに通してみた。  このシャフトへの取り付けは正確な寸法が必要だ。



出来上がったピストンを正確な間隔でシャフトに取り付けるのは
なかなか難しいと思った。
はて、どうしたものか???  
思案しているうちにお代官の買い物お供の時間になってしまった。

明日、明後日と外出するので この続きは16日まで お・あ・ず・け ・・・
この先どうなることやら・・・・・
 

コゲラが毎朝やってきます

2011年11月27日 18時51分28秒 | Weblog
2011/11/27 (日曜日) 晴れ


2、3年前から冬になると植木の枝に豚の背油肉を吊るしている。
この背油肉を食べにコゲラがやってくる。
コゲラは背油肉が好物のようで、毎朝食べにくる。
それも、二羽、ペアーでやってくる。


















庭木にはこれから春になるまで、背油肉を吊るしてあげる。
これを食べにコゲラは毎日、庭にやってくる。
春までコゲラと遊べるっていうわけだ。
だけど背油肉を枝に吊るすように準備するのは大変何だよ。
獣脂で手はベタベタになって何度石鹸をつけて洗っても落ちない。
冷たい水道水で手はかじかんでしまうほどだ。
金網にくるんだ背油肉を枝に吊るすときは、硬い針金を指先で
ねじるので指先が傷ついて、あかぎれになってしまう。
気楽な作業のようだが結構大変なことなんだよ・・・・

コゲラは甘く熟した柿の実も好きなようだ。
わずかに残った真っ赤な実を舞台にして写真を撮ってみた。
朝早くてまだ日が当たらず暗くてきれいには撮れていないが
ブログの更新ネタはこれしかない・・・・・・・・・


      カメラ:CANON EOS-7D + EF300mmf4L IS USM
      レタッチソフトによる画像補正及びトリミング実施





唐津くんち見物

2011年11月10日 22時00分49秒 | Weblog
2011/11/3(木曜日) 晴れ


九州に着いてから7日目、今日は唐津くんちの見物に行った。
唐津くんちの見物はこれで3度目だが、デジカメ動画を撮ってみたのは初めてだ。
デジカメ動画は案外きれいで動きとともに山車を引く掛け声が勇ましく聞こえて
なかなか面白いものだ。






動画をごらんください。



ガビチョウが水を飲みにやってきます

2011年10月15日 20時58分56秒 | Weblog
2011/10/15 (土曜日)  雨


今日は1日中雨降りでちょっと退屈だった。
先日のテストで壊してしまった模型蒸気機関車を修理したり
これから作ろうと思っている客車の設計をしたりして過ごしたが、
ブログねたになるようなものは出なかった。

そこでちょっと前のことになるが10月2日(日曜日)に撮った
ガビチョウをネタにしてブログを更新します。

ガビチョウは「特定外来物生物」とかに指定されているあまり
ありがたくない野鳥ではあるが、我が家にわざわざ遊びに来てくれる
となると、あまり無下にもできない。
脅かさないようにそーっと見ながらカメラに収めた。



↓  水場にやってきた。



↓  おいしそうに水を飲んでいた。




ガビチョウは来るときは5、6羽がやってきて庭をいったり来たり
なかなか騒々しい。
そして虫に食われて傷んで赤くなって地面に落ちた柿の実を啄ばんで
いく。
まだ怖がりで人の姿をみると逃げてしまう。
部屋の中からそーっと眺めて楽しんでいる。



    カメラ:CANON EOS-7D + EF300mmf4L IS USM
    レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施

金木犀の花が散る水場で

2011年10月14日 20時05分32秒 | Weblog
2011/10/14 (金曜日) 晴れ


先日まで庭の金木犀の花が咲いて甘い香りを漂わせていたが
あっという間に散ってしまった。
庭の小さな水場はちょうどその金木犀の下にある。
それでこの時期には水の中に花びらが散って「ユズ湯」ならぬ
「キンモクセイ湯」になってしまう。
シジュウカラやメジロはこんな邪魔物がある水場は嫌いみたいだ。
あまり水浴びに来なくなってしまうが、たまたまメジロが水浴びに
来てくれた。

























       カメラ:CANON EOS-7D + EF300mmf4L IS USM
       レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施