48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

標高2,700mは極寒地獄であった(乗鞍天空)

2016年06月23日 00時44分36秒 | 仮装マラソン大会
6月19日 標高2,700mは極寒地獄であった(乗鞍天空)

仮装して大会に出ておりますと、沢山の方に話しかけられます。非常に嬉しいです。
今回もこのエイド前に、30代の女性に「空手ですか?」と話しかけられまして、途中でしばらく話をしながら走っておりました。
その若奥様の旦那さんは剣道の先生をされておられるとの事でした。その事もあり、武道には親近感があるらしいです。
お喋りというのは楽しいですね。こちらからも色々とマラソン歴の事など色々とお聞きするのが面白いんです。
「ああ、人それぞれ人生があるんだなあ」
って最近思うようになってきました。
位の原エイドを過ぎてからも、初老の男性とお話ししてました。この関西から来たお爺さんランナーは、元気でしたね。70過ぎても出たいとおっしゃってました。娘さんの事、お孫さんの事などいろんなことを話してくださいました。
「あなたまだ若いんだから、何でも挑戦しなさいよ」
アドバイスというか説教まで喰らってしまった(笑)。
さて周りは歩いている人ばかり。時折傾斜が緩やかな地点だけ皆さん走られてました(笑)。
ほぼ同じペースで進んでたんですが、写真のショッカーさんが元気な事元気な事。
降りてくるすれ違いのランナーさん達全員に、
「イー!」
と叫んでポーズをとってました。凄いサービス精神です。仮想ランナーの鏡です。
16キロ付近の光景です。このあたりから通常の樹林帯から、高山植物帯に代わってきました。高山特有のハイマツの低木が見られます。
もう周りの皆さんは、黙々と時速5~6キロのハイペースで歩いております。
隣の方に聞いたところ、
「このペースだと、もう完走は大丈夫ですよ」
との事です。
でも高山植物帯に入ったら、気温が一気に冷え込んできた。標高は2,500mくらいだろうか。
寒い・・・。多分気温は5~7度くらいだと思う。
私はまだ空手着で、上は2枚・下はズボンなのですが、周りの中にはTシャツ半パンという方が沢山おられました。皆さん寒そうにしておられます。
しかもポツポツと雨が降ってきたのだ。
私もむき出しの二の腕の感覚が無くなってきました。手がかじかんで、カメラをうまく扱えません。
前の女性の唇は紫色になっておった。
ペアの男性が心配されておられ、
「低体温症になってもおかしくないから、折り返してからはすぐに降りよう」
と言ってました。私もそう思います。マジで凍えてます。
朝の晴天はいったい何だったんだー!山の神様の嘘つきー!
しばらく上がると、とうとう雪渓が。ベテランさんは、
「今年は雪が少ないねえ」
と言われてました。ランナーは写真撮りまくり(笑)。
すれ違うランナーさん達は、
「もう少しですよー!」
と声を掛けてくださる。
ベテランランナーさん達は、背中のリュックからウィンドブレーカーを出して着込み始めました。しかしここまで気温差と天候急変があるとは、考えもせんかった。せめて軍手だけでも持ってくればよかった。
俺が甘かったー!
広い雪渓が見えて、スキーヤー達が滑っているその向かいに、折り返し地点のエイドがありました。
動いてる足は暖かいのだが、手の先が白くなってきた。感覚が無い。
やばいよこれ。止まったらまずいよ。
ああもう少しで坂道地獄・極寒地獄が終わる。さぶいー!
ようやく折り返し地点に到着しました!ここまで来れば完走したも同然!
18キロちょっと、高低差1,200メートル、3時間2分でした。
写真の後ろの雪渓では、スキーヤーたちがガンガン滑ってられます。こんな高い所まで来たのかと感慨深いものがありました。

次回予告、「おやじ、下りっぱなし(何が?)」

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