湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

朝ヤビですっきりとくたくたに

2007年08月07日 | 自転車生活
 夏のあいだは表ヤビツTTはしないつもりだったということは昨日のエントリーで書いた通り。しかし昨日のタイムはやはり僕にとっては納得のいかないものだったのだと思う。調子もいまひとつだったし、あまりこういうことは言いたくないけれども風向きも悪かった。となれば、うだうだと言いわけみたいなことを考えるよりも再びチャレンジするに限る。というわけで本日は朝ヤビ。

 部屋を出たのが7時少し前。



 そして峠に着いたのが9時少し前。

 で、今日のタイムは45分31秒。

 覚悟は・・・、はっきり言って全然していなかった(泣)。このタイムはLEMONDでTT目的で走ったものとしては、このブログをはじめてから2番目に悪いもの。少しずつタイムが良くなって、40分前後をうろちょろするようになってからは、ちょっと調子が悪くても42分以内、どんなに調子が悪くても45分以内で抑えるというのを目標にしていたのだけれども駄目だった。
 最初から40分ペースでは走れていなかったのだけれども、今日の場合は菜の花台の少し手前から足に力が入らなくなりガクンとペースが落ちた。それでも昨日のタイムより1秒でいいから速く走ろうと思って頑張ったのだけれどもそんな気持ちとは裏腹に着実に失速。ホイールがフレームに擦れてんじゃないか?何か自転車にくくりついてるんじゃないかと思うくらいに自転車の重さを足に感じながらの最後の3kmくらいはとにかく本当にきつかった。
 でもタイムはもう全然駄目だと思いながらも、最後まで全力は尽くした。こういうきつい経験がどこかでいつか自分を救ってくれるわけだし、それにそのときは駄目だとしても毎回一生懸命走ることによってタイムって伸びていくものだと思っているから。

 で、その結果の45分31秒・・・。



 くたくたになってたどり着いた峠で、とりあえずファンタ・オレンジ。えっと今日はものすごく頑張ったから。おいしかった~! 



 そしてあまりの疲労のために護摩屋敷の水場には下らずにそのまま今上ってきた道を引き返した。う~、暑さのなか思い切り痛めつけられただけあって、下りがちょ~気持ちいいです。



 そして菜の花台でひと休みしながらひとり反省会。と言っても別にシュンとしたりはしなかった。今日のタイムでかえって気持ちはすっきりしたところがあった。だって走っていない人間が良いタイムで走れちゃったりするってやっぱりおかしいことですからね。とにかく今の自分の実力がはっきりしたわけだから、これからまた頑張っていけばいいのだ。強くなりたいのであれば。速くなりたいのであれば。



 帰りはほとんど足がまわらなかった。だから途中サイクリングロードに入って、夜花火大会が行なわれる江ノ島を眺めながらのんびりと走ったりも。夏のぎらぎらした陽射しに輝く海がなんか見ていて妙に気持ち良かった。

 夜はくたくたになった体とぼうっとした頭で、友達と花火を。ホントに申しわけないくらいにくたくたになった体とぼうっとした頭に、“湘南の夏”をいやがおうでも感じさせる、夜空を彩る花火の数々はとても心地良かったです。