湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

コーラとパンと桃の話

2007年08月04日 | 日常生活
 暑さのせいもあって最近やたらコーラばかり飲んでいる。ここ数日部屋の冷蔵庫からコーラの1.5Lのペットボトルが切れたことはない。そしてたいして運動をしているわけでもないのに部屋を戻ってきたら氷を入れたコップに注いでぐびぐびと飲み干す。寝る前はそこに焼酎を少し足してコークハイにしたりもする。
 ただ僕が飲んでいるのは“ダイエット”や“zero”ではないので、ちょっと体には心配。それにこういうのって飲まなきゃ飲まないでどうってことないのに、飲みはじめると習慣になってしまってなかなかやめられなくなってしまいそうな気もするので、そろそろこのコーラ生活とはおさらばしようと思う次第。
 そういえば昔北海道を1ヶ月近く自転車でふらふらとしたときは、ジュースはほとんど飲まずに意識的に水ばかり飲んでいた。暑いときの冷えたジュースのうまさはたまらないけれども、一度その感覚を知ってしまったが最後、休憩のたびにジュースばかり買ってしまうようになるからと誰かに忠告をされたのだ。確かにそういうことってありますよね、夏場の自転車においては。

 それから最近あらためてそのおいしさに目覚めたホームベーカリーによる自家製パン。ここ1年以上、普通の食パンではなくフランスパン風のパンを焼いてばかりだったのだけれども、先日久し振りに普通の食パンを焼いたらこれがもうたまらなくふわふわソフトな食感で感動。それ以来、普通の食パンばかりを焼いている。
 1年と少し前にフランスパン風のものに切り換えた理由はやはり健康のことを考えたから。フランスパン風のものの場合、マーガリンや砂糖を使用する量は普通の食パンの5分の1で済むし、スキムミルクにいたっては必要ないので。えっと、恥ずかしいから本のタイトルはあえてあげませんが、これは宮本美智子さんの本を読んでなんとなく感化されてしまったと。でも感化されたのはそこの部分だけで、他の部分はほとんど覚えちゃいないんですけどね。
 ちなみにホームベーカリーで焼きあがった食パンを僕はガスレンジで焼いて食べている。トースターで焼くよりそのほうがおいしいと、やはりホームベーカリーで焼いたパンを食べている友人にすすめられたことがあったので。で、これは確かにその通りだと思う。トースターのようにうまくは焼けないけれども、ガスレンジで焼いたほうが表面カリッ、中身フンワリというように確かにおいしく焼ける気がする。たまにうっかりと黒焦げにしてしまったりもするけれども、結構おすすめです。焼く前にパンの表面に霧吹きで数回シュッシュッするとさらにおいしさアップです。

 この日、緑に恵まれた近くの公園に、冷蔵庫で冷やしておいた桃をなんとなく持っていってかぶりついた。桃は甲府の知り合いが毎年実家に送ってきてくれるもので、なかなかの上物。公園の水道で洗ってから手で皮をむき、果汁をこぼしながらじゅるじゅるとそのままむしゃぶった。こんなふうにワイルドに外で桃を食べた記憶ってないのだけれども、木々の緑を通してやわらげられた夏の陽射しの下で口と手をべとべとにしながら食べたその瑞々しい桃はものすごく美味しかった。
 これからは果物がおいしくなる時期。たまにはこんなふうに外で食べてプチアウトドア気分を味わうのも良いかもしれない。