湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

わからないものだと感じた本日のヤビツ

2007年03月26日 | 自転車生活
 どこをどんなふうに走るのかまったく未定だった本日のお休みですが、結局そういうはっきりとした目的のないときの常として、困ったときのヤビツ峠のお世話になってきました。この前エントリーしたように、季節の変わり目ということで体は結構気だるいんですけど、たとえば三浦とヤビツだと僕はどうもヤビツに向かってしまうんですよね。なにはともあれ、いつもありがとう、ヤビツ峠。

 名古木までは今日もいつも同様のアプローチをするつもりだったのですが、途中面白半分にいつもと違う道を通ったらしばらく全然知らない場所を走ることになってちょっと焦りました。結局5~6kmくらい走っていつもの道に合流できたのですが、普段は川沿いを緩やかに上っていくというのに、その道だと小さなアップダウンが小刻みにあったりしてちょっと無駄に体力を消耗した感がありました。それに道に迷っているときって、気持ちが落ち着かなくて余計に体力を消耗したりしますしね。ただ名古木に着いてみれば走った距離はいつもとほとんど変わらなかったのが不思議だった。いったいどこを走ってたのだろう。あとから地図を見て確認してみよう。

 名古木からはまぁこれまたいつも通りTT。って言っても前回走ったのは2月21日なんで結構久し振りな気がしますね。なにせその後、ヤビツに行こうと思いながら2度も大観山に向かっちゃいましたからね(笑)

 さて今日はこれまでとは違うポジションで、違う走り方で走ってみるつもりです。これまでLEMONDのほうは、サドルを少し後ろに引き気味のポジションにしていましたが、今回はもう少し回転重視でサドルを若干前に出し、高さも数ミリですが下げてみました。このポジションだと急勾配部分で苦労しそうだし、太腿の前の部分への負荷がきつくなって早い段階で足が売り切れてしまうような気もしますが、まぁ何事も試してみなければわかりません。というわけで、今日はこのポジションでよりケイデンス重視で上ってみることにします。



 でもって、いきなり峠に到着ですが、このポジション結構良かったみたいです。タイムは39分53秒で、この時期なのにいきなり40分切っちゃいました。ただこんなふうに書くとあっさり上ったようにとられちゃいそうですが、もちろんそんなことはないです。涙と鼻水とよだれを流しながらヒィーヒィー言いながらの登坂でした。心臓だっていっぱいいっぱいで、ホントかどうかわかりませんが、平均心拍は186なんて数字になっていました。ただそれでも最後まで足が売り切れなかったのは、やはり今日のポジションと走り方のせいなのかもしれないって思いました。なんかポジションや走り方ってホント奥が深いって思ってしまいました。これからは浅はかな発言は控えるようにしようって結構真剣に思ってしまいました。

 峠ではしばらくベンチに横たわっていた。汗がひいても体はそんなに冷えなかった。春なんだなと思った。



 ベンチで休んだあとは素直に名古木方面に下った。菜の花台から見下ろす秦野の街はいかにも春らしくもやっと霞んでいた。

 そして名古木からはほとんど休まずに江ノ島まで。ここで普段より全然楽に足が廻り、スピードが出ることに驚く。ところどころ向かい風がきつかったりもしたのだけれども、いつもよりだいぶ高速巡航だった。往路は抑え気味で走ったのだけれども、少し頑張ればこんな感じで走れたのだろうか?もしかしたら体調が良かっただけかもしれないけれども、これがポジションのせいだとしたらすごいことだと思った。 



 そうして江ノ島まで戻ってきてみたらアベレージは26.4kmになっていた。だいたいヤビツ往復80kmだといつもは24~25kmだから、全体的に普段より速く走れていたようだった。う~ん、体調悪いと思っていたのにわけわかりません。やはり心と体のバランスがうまくとれていないのだろうか?

 まぁいろいろと腑に落ちないところは多々あるのですが、今年も1度は!と思っていた40分切りがこんな時期に早々と達成できて良かったです。今日はヤビツで正解でした。