その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

積もりつもって…

2022-05-07 08:27:31 | 転職

「萌黄色」は若さを象徴する色なんだって^^;

クルミが芽吹いて、赤い色素が目立っていた若葉が「萌黄色」に変って来ました。(赤ちゃんが若者に成って行くようで、早いこと早いこと^^;)昨年の撮り貯めた画像を見ていたら、田起こし作業は5月8日だったじゃないか…何を焦っているのやら?(今年は、相方『チャオちゃん』のトラクターがお釈迦になって、我が愛車を貸し出すことにしているから、引きずられて早まったようでありますよ。)
来週末には「ナス苗」が届くとの連絡があり、定植場所を耕運、畝立てしたいのだけれど、突然の雪や雨の影響で手付かず…そのことが焦りに拍車を掛けているようであります。田起こし作業をしていたら、近くの畑を借りている『チエちゃ』が畑にやって来た。昨年までは自転車通勤だったのだけれど、今年は徒歩でやって来て、道端で休んでいる。我がお袋より2、3歳若いはずであるから、そろそろ90歳に手が届くに違いない。まだまだ現役…でもなぁ、道端で休む姿を見ていたら、年を取ったよなぁと感じた次第。
夕刻、集落の男性では最高齢の男性が亡くなったと自治会長から電話が入る。最近、姿を見掛けないから「オヤジどうしている?」と同じ役員仲間に尋ねたばかりである。「冬に玄関先で転んで整形外科入院…入院中に内臓疾患が見つかって転院…。」実にあっけない最期だったようであります。『おやじぃ』たちとて、それ相応の年齢となっているのだから、その親の世代が年老いて行くのは当然と言えば当然でありますが、若葉が「萌黄色」に変る頃、人が枯れ落つ「春」に少々感傷的になっております。


昨年のスナップエンドウ…だったよなぁ!

昨年の1.5倍の本数を定植したはずなのだけれど、収穫量がいまひとつ…4月末までの請求書を作成していて収穫量の少なさに驚いております。『嫌地現象』なのか、気温が定まらないせいなのか?「欠粒」の莢や落花もあって、収量が確保出来ないようです。自然相手だもの、色々あるわなぁ…「何をやっても上手く行かない。」と人は不運を嘆くものでありますが、『何も(手立てを)やっていないから、上手く行かないのである。』と『おやじぃ』は思うことにしている。昨年、秋以降にサボってしまった結果は、そのサボりの穴を埋め合わせるために、春作業を手間取らせている。これを「付けが回る」と言うんだわなぁと平静を装いながらも、胃を痛めておりますよ(笑)
「積もり(つもり)」とは、前もってもっている考えのこと。そして、予想して計算することも「積もり」というらしい。前もってもっている考え(収穫量の大幅増^^;)が、予想通りの計算結果(収穫量)として表れたなら、今頃は「得意満面」になっていたに違いないのだけれど、「積もりつもって」しまうのは、「怒り」「借金」などの負の資産のようでありますなぁ…さて、本格就農して4年目の春、どうしてこの難局を乗り切るか?夜中に目を覚まし、請求書を取りまとめてから再び眠りについた朝方に見た夢は…「早期退職して、就農したことを後悔していないよ!」と元同僚たちに語っている『おやじぃ』でありました。夢の中でも、未だに突っ張っているようだ^^; 人生一度しかないのだもの、『一度で二度おいしい人生を…』その気持ちだけは忘れないようにしようっと(笑)

#戦争反対 戦争終結のために「核兵器使用」…この「つもり」だけは外れてほしい。

コメント
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