その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

母のない子のように…

2022-05-09 07:50:54 | 転職

「ヤマフジ」だと思ったんだけどなぁ^^;

カルメン・マキさんが唄った「時には母のない子のように」は、1969年にリリースされた曲で、寺山修司さんの作詞だったのかぁ! 当時、『おやじぃ』はお子ちゃまだったから、物悲しい調べしか覚えていないのでありますけれどね。そして、昨日は「母の日」…母親を亡くして8年目になるのだろうか?病室の枕元に赤いカーネーションを贈ったのが最後の「母の日のプレゼント」となってしまいました。もう長くはないと思いつつ、桜の花が咲き、誕生日を迎え、ちゃっかり「母の日のプレゼント」を受け取ってから息を引き取りました…などと、今では悪態をついておりますけれどね^^;
はてさて、畑の「わらび」は快進撃を続け、そこそこの売り上げが期待できるのではないかと、いつものように『獲らぬ狸』の『おやじぃ』でありましたけれど、一昨日は「完勝(完売)」、昨日は「完敗(全部売れ残り)」と更け冷めが著しい。出掛けは珍しさもあって売れたのでありましょうけれど、商品がダブついて、手が伸びなかったのではと思っています。こうなったら値段を下げるしかない?いやいや、ここ何年か経験しておりますけれど、「わらび」は「アク抜き」というひと手間が手控えの原因だから、好きな方は少々高くても購入していただけるし、ひと手間を嫌う方にとっては、「安いから」という理由だけでは消費は伸びないと考えている『おやじぃ』であります。売れ残った「わらび」は、「母の日」のプレゼント代わりに親類縁者に配って回った『おやじぃ』でありましたとさ…。


あらまぁ…「こごみ」をトッピング^^;

さて、こうなると売れる物が極端に少なくなってしまう5月、6月…かつて、ある農家のお嫁さんが、不出来だったリンゴを車に積んで、隣り街まで行商に出掛けたとか。旦那は、早々に販売を諦めてしまい、財布を預かるお嫁さんは「恥ずかしさ」をこらえて、一軒一軒、飛び込みで行商して回ったのだとか。こうしてみると女性(特に母親)は強いですよ。子育てのための収入(売り上げ)は死活問題ですもの…一方、『おやじぃ』は、その日その日の売り上げに一喜一憂を繰り返し、売り上げがなければどうしようと頭を抱えたまま動かないのでありますから。(母親が子に慕われるのも頷ける^^;)
冒頭のカルメン・マキさんの歌は、「母のない子になったなら、だれにも愛をはなせない。」と結ばれる。日頃は口うるさい母親を避けて、旅に出たり、大きな声で叫んでみても、最後に心の中を打ち明けるのは母親なのだろうか? 父親は『孤高の人』を求められているような気がする。(これは昭和の感覚でしょう^^;)家族の行く末を案じながらも「男は黙って〇×ビール!」的な感覚ですかねぇ…。
いまさら良い年をした『おやじぃ』がと思われてしまうかも知れませんが、子どもたちが成長し、手が離れてしまう期間は、長いようで実は短いものでありますよ。子どもが小さな内に、濃密に手を掛けてくださいな…じゃないと「父の日」は消滅してしまうかも知れないから(笑)

#戦争反対 ロシアの「戦勝記念日」…「勝つ」とはどういうことなのか、「負ける」とはどういうことなのか?勝っても負けても、息子の遺骸に涙する母親の姿は見たくないもの。

コメント
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