その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

いのち短し恋せよ乙女♪

2022-05-24 06:38:32 | 転職

白く咲いたジャーマンアイリスの花も…

久し振りの雨ではありますが、白花は『曝れる(される)』のも早いようです。「白」という色は、「清楚さ」を勝手にイメージしてしまいますが、「白無垢」ならば、花嫁衣裳、葬礼、切腹の際の衣服とされたようである。「貴方の色に染まります。」なら好都合でありますが、結果的には「貴女の色に染められました。」というのが世の常のような気もしますけれどね^^;
「いのち短し恋せよ乙女♪」は、1915年(大正4年)に発表された歌謡曲「ゴンドラの唄」の冒頭であります。今を盛りに咲いている花も、褪せてしまうのは早いもの…しかし、今時、女性に対してこんな言葉を吐いたならば「余計なお世話である。」「セクハラである。」とバッシングを浴びてしまうようでありますよ。
まぁ、それはそれとして、昨日、朝から電話が入りましてね。「夢屋さんの『わらび』が欲しいという方がいらっしゃいまして、4袋ほど入荷できませんか?」なんてね…日々の収穫量もマチマチだから、時としては量目がかなり多くなっても定額で販売しております。「昨日の量目を基準に、4袋と言われても、もう収穫量も上がらないから無理じゃないかなぁ…。」とだけお応えしましたけれど…好評価だったならありがたい^^; しかし、「今日受け取りに来れるかどうかは分からないんですけれど…。」ですと^^;

「お金は欲しいですよ。」やっぱりね^^;

スーパーに並んでいる「わらび」に比べれば、我が農園の価格は破格である。市場を介していないという理由もあるけれど、スーパー価格は、売れ残り『曝れる(いたみ)』ことへの安全率が掛けられていると考えているから、何としても出荷当日に売り切りたい身としては、値段を下げているだけである。それでさえ、「わらび」はアク抜きというひと手間が掛かって敬遠されるのだから…。
残念ながら、もう我が園地の「わらび」は『お客様』のご希望する出荷量は確保出来ませんし…「こちらだけの売り上げを考えれば、何とか準備したいでしょうけれど、他の直売所にも同等の値段で売っていますよとご案内したらどうですか?」と職員さんには水を向けてみた。「今日、受け取りに来れないかも知れないお客さまに取り置きしたとしても、傷んだわらびはお渡しできないでしょう…。」花の命は短くて…お金の道は遠いとおい^^;
さて、本日は我が「本田」の田植え作業だわ…小さな農園の収穫物は、あと1ヶ月無くなってしまうんだよなぁ。どうやって乗り切りますかねぇ…毎年のことだけれど(笑)

#戦争反対 「命短し、戦え乙女!」…余計なお世話と言われても、やっぱり息子、娘たちを戦場には送りたくない。だから「戦争反対」の呪文だけは唱えます。

コメント
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