その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

100円玉拾ったら?

2022-05-20 07:52:34 | 転職

『おやじぃ』得意の『ざる回し』!

今年はのんびり行くかね…と腰の重い自分に優しく、されど、やっぱり焦りはある^^; ご自慢の早出しスナップエンドウの収穫作業も終盤戦…本来ならば、遅蒔きのスナップエンドウ第二弾が成長しているはずなのに、高温障害で今年は期待出来そうにありません。こうなると毎年のことではあるのだけれど、6月は作物の端境期で、一気に収入のアテが無くなってしまうのでありますよ。「6月は、田植えを終えて、疲れた身体を休めなさいという神のお告げよ。」などと強がりを言ってはみても、やっぱり焦りが見え隠れ(笑)
さて、昨日、直売所に納品に行った帰り道、敷地内で100円玉を拾いました。「ラッキー!」…しかし、人目(人通り)もあるしなぁ…100円玉如きで、その人物像を創り上げられたら叶わない…「オラ、正直者だから届けるだよ。」と職員さんに手渡しましたけれどね。これが、1円玉だったら?4,630万円だったら?(実際にはあり得ないけれど^^;)「ラッキー!」とポケットに入れる。面倒なことに巻き込まれたくないと気付いていても無視するetc.色々と選択肢はあるわなぁ…。
かつて、貧乏学生時代に、仕送りを待つ同級生『O君』の口座に100万円が振り込まれていた。彼の声は震え、「どうしよう?」と悩んでいる内に、「入金誤りでした。」と銀行からの電話1本で引き出されてしまったとか…これっておかしくねぇ?学生さん相手だからかなぁ?まぁまぁ、「ラッキー!」と手を付けなかった彼は無用なトラブルに遭わなくて済んだようではあるけれど。(これ、偶然ですけれどホントの話です。)


「アッシには、関わり合いの無いことでござんす!」

さて、笹川佐保原作の「木枯らし紋次郎」…ニヒルな役を演じた「中村敦夫さん」がハマり役でした。ニヒル(虚無的)で厭世的なはずの「紋次郎」が、人の世の人情噺に巻き込まれてしまうところが面白かったのよねぇ^^; 「アッシには関わり合いの無いこと」に巻き込まれてしまうのが世の常でありまして、山口県阿武町の誤送金問題も、『おやじぃ』には一切関わり合いの無いことなんですが、マスコミ報道に煽られてノゾキ見してしまっている^^; 本来なら、10万円の給付金を受けて、当座の生活が出来ただろうに、名前、顔写真まで晒されて…選択肢の誤りだけなんだろうか?なんてね。
100円玉を拾った『おやじぃ』が、そのままポケットに入れたら「占有離脱物横領罪(刑法254条)」に抵触するそうである。今回は正直者を演じた『おやじぃ』ではあるけれど、もしも人目が無かったら、それでも届け出ていますかねぇ?「100円玉と4,630万円では金額が違いますよ!」と言ってはみても罪は罪…今回ばかりは届け出たから言えることでありますよ。「お金を拾う。」「釣銭を間違う。」…世の中には『悪魔のささやき』が満ち溢れている。「100円玉如きで、その人物像を創り上げられたら叶わない。」結局のところ、人目を気にしている結果でしかないのでありましてね、『おやじぃ』にも『心の闇』というものはあるんだよなぁ(笑) さて、貴方(貴女)は100円玉を拾ったらどうします?

#戦争反対 100円玉を拾って、ポケットに入れたらそれも罪…金額の多寡ではないのだよ。されど、きれいごとを語る『おやじぃ』にも『心の闇』はある。それでも、『きれいごと』と揶揄されても「戦争反対」の呪文は唱え続けます。

コメント
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