その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

鵜呑み、丸飲み^^;

2022-05-04 07:08:22 | 転職

タンポポから「天然ゴム」が取れるんだって?

ここは、「地球温暖化」「熱帯雨林消失」を見据えた、『タンポポ生産緑地』である。(真っ赤なウソであります^^;)…まぁまぁ、2012年に「ロシアタンポポ」由来の天然ゴム素材が確認されたことは事実であり、共同研究の一翼を担うブリヂストンもその研究を加速すると大々的に発表しておりますが、さて、その後の研究成果を聞きません。(生産性やコスト面で、まだまだ課題を抱えているものと勝手に想像しております。)タンポポ生産でタイヤが作れたなら、荒廃農地も少しは減るような気もするのですが…と、『黄色い絨毯』を敷き詰めたようなタンポポの群落を見て妄想しております。
バイオマスプラスチック(植物由来プラスチック)などと言うものもあり、木、米、生ごみ?も技術的にはプラスチック製造可能とされているようだから、原油を輸入に頼らなければならない日本にとっては夢のようなお話であるのだけれど、結局のところ、コスト面で中々進まない現状なのでしょうけれどね。
家畜肥育のための「飼料用米」などと言うものもあるけれど、生産コストを下げ、かつ、生産量を増やす必要があるから、それ専用の品種(食味なんかは関係ないのです^^;)を作付けすると、『落粒』も多くて、一度作付けしてしまうとひと様が食べる『お米』を作るためには、『復田』するのに数年掛かってしまうというお話でもあるようです。すべて『良いとこ取り』と言う訳にはいかないようでありますよ(笑)


俯かないで前向きに生きましょう^^;

「カタクリ」だって「片栗粉」を作る植物だった訳ですが、生産コストが高いから、他のデンプンに置き換わっておりますよね。『カタクリ由来の天然片栗粉』などと銘打って販売したなら、バカ高い値段が付くんじゃないかしら?いわゆるグルメ気取りの方が「さすが、天然の片栗粉はトロミが違いますなぁ…。」なんて言ってくれたなら、それでも売れるかも?(只のデンプンなのにねぇ^^;)
おっとっと、もっと重要な軍事物資がありました。「我が国の名機、零戦を『松根油』で飛ばす!」そんな大号令で、国内の貴重な労働力であった高齢者、女性や子どもたちが、松の木の伐採や伐根に動員されたようである。(やはり、大汗流したものの、実用化はされずに終戦を迎えたようであります。)
総てが「生産コスト」との結果に敗れた『笑い話』…いやいや、『笑い話』と片付けてはいけない気がする資源の無い日本。原油価格の高騰と円安で、各種の生産資材も値上げでありますよ。『湯(油)水』のように、資源を使い続けて来た日本ではあるけれど、平和であればこそ可能な生活だったのではありますまいか…「改憲」「護憲」の論議だけが報道される「憲法記念日」に、その先を見据えた「研究」にも光を当てて欲しいものだわと思った『おやじぃ』でありましたとさ。

#戦争反対 「自衛権」は国際法でも認められた国家存続のための権利ではある。しかし、「原爆投下」を現実に受けた日本だからこそ、国際社会に訴えることができる日本の立場があるのではないだろうか?戦争回避の手段として外交、経済と日本の果たすべき役割があると思うのでありますけれど…。

コメント
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