その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

『がってしね(気にしない)』

2022-05-25 07:44:04 | 転職

やっぱり「脱輪」したじゃないかぁ…

昨年から田植機『チャオちゃん号』の前輪の異音には気付いていた。昨年は難なく越えていた畦畔が昇り切れない…『異常』は感覚的にも分かるものである。『おやじぃ』の心許ない田植え作業を見守りに来てくれた『チャオちゃん』に「な~んか前輪の調子おかしいよ。シャフトでも折れてんじゃねぇ?」と言ってはみたものの「壊れたら壊れただごで。」と彼は一向にがってしない(気にしない)。
「今年は、欠株も少ないし調子は良い。四枚目の田んぼをあらかた植えて、「ここを終わらせたら昼飯にしよう。」と言った途端に、田植え機の前輪が外れた。引っ張り上げるにも、機械の乗り入れ口には距離がある。(何せ、未整理地なもんですから^^;)とんと困って、『チャオちゃん』に電話連絡し、様子を見てもらいましたが、「ジャッキアップしてみないと、オレにも分からない。まずは残りの田んぼを植える機械を借りて来る。」(この機械の借り出しにも、ひと顛末ありましてねぇ^^;)
新たに借りた機械で、欠株の多さに青ざめながらも残りの田んぼを植え終えて、はてさて、足場板を敷いてジャッキアップ…シャフトではなく、四駆の前輪を本体に固定しているボルトの脱落ということだけは分かりましたよ。あり合わせのボルトで固定し直し、脱出成功!まぁなんと、残りはこの機械で植え付けてもらいましたよ(笑)


ピンクのカーネーションの花言葉…「女性の愛」

「今回は、相田先生(機械修理屋さん)を頼まなくても、『チャオ先生』で何とかなったわなぁ^^;」…栽培学、土壌学etc.と農学には色々な分野があるけれど、土木、機械工学の分野も当然存在する。『百姓』とは、決して蔑視用語ではなく、「百の姓(生業)」を持つ職業人である。『おやじぃ』も果敢に『お百姓さん』を目指しているのではあるけれど、借り出して来た田植機の欠株の原因となっている『植え爪』の基本構造すら理解していないのでありますよ。借りたはずの田植機は、「『おやじぃ』もう使わないからお前のところへ持って行け!」ですと…「洗浄してから整備に出すかぁ…。」なんてつぶやいたら、「オレが整備するから大丈夫。」と『チャオ先生』が語る。(ホント、敵わない^^;)
いつもの年であれば、『おやじぃ』は只々呆然とするしかなかったに違いない。何故か今年は落ち着いている。(これじゃ~仕方がないと腹を括ったのか。はたまた、驚き過ぎて声すら出なかったのか?)考えて見れば、機械の調子も体調(精神状態)も、昨年あたりからおかしかったのよねぇ…意欲の低下も、日々のメンテナンスが必要なのかも…今年は、機械トラブルが多過ぎる。大赤字こいても、ケガしなかったことが大儲け…そう考え直して、がってしね。(気にしない^^;)

#戦争反対 「脱輪」「脱線」etc.『人の道』というものがあるならば、それは「脱輪」してはいけないものと信じます。

 

コメント
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