その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(かがや・く)

2012-07-13 12:13:00 | 夢屋工房

日本と言う国家の国会議員というオジサンやオバサンのドタバタ劇を見ている内に、日本と言う国家の社会保障や消費税を考えるようになりました。昨夜は『夢屋国王』が生活保護費を受給した場合を考えてみましたが、今夜は、子どもを育むお母さんが生活保護費を申請したらどうなるのかを考えてみます。山形県に住む50歳代の『夢屋国王』が単身世帯として生活保護費を申請した場合、約91,000円の生活保護費でありましたが、これが小学生の児童ひとりを育てている30~40歳代のお母さんの場合、山形県郡部3級地-2では、生活扶助基準第1類費(食費等)は母子合わせて、57,610円。生活扶助基準第2類費(水光熱費等)は37,250円、母子加算20,020円、教育扶助基準2,750円、さらに住宅扶助28,000円で合計145,630円となるようです(私は福祉事務所の職員ではないので、やや不正確ですが…)。
私『夢屋国王』は、生活保護費の多寡を論じる気はサラサラありません。何らかの事情があって離婚し、養育費を受け取ることも出来ない場合、その子どもたちには何ら責任は無い訳であるし、将来の日本を支える宝である子どもたちが健全に育つためには、社会がその養育を支えることは必要であります。むしろ、生活保護費の問題点は、ここから先にあるのでありまして、今、お母さんが4時間程度のパートで働き始めた場合、山形県の最低賃金647円×4時間×20日=51,760円の収入が得られる訳ですが、これが145,630円から減算されて支給額は月額93,870円となってしまうのでありまして、何のために働くのか分からなくなってしまう。働いても145,630円、働かなくても145,630円…元々ものぐさな『夢屋国王』の場合は、働かないことの方を選択するのであります。(当然、福祉事務所の職員は働かないことをなじり、『夢屋国王』は真剣にハローワークで仕事は探しているという押し問答を繰り返すことになると思いますが…^^;)
つまり、生活保護費を受給していても、働いた場合の「ゆとり」を実感できる制度に出来ないだろうかということなのであります。国家から支援をして頂きながら「ゆとり」とは何事かと仰る御仁もいらっしゃることだろうが、将来の社会復帰や支援を進めるには、働く喜び、働けることのありがたさも実感できることが必要だと国王は考えるのであります。


 大沢山のエグリトラカミキリ♂です^^;

労働に対しては何らかの反対給付を期待するものでありまして、『夢屋国王』が朝仕事で畑仕事をしていても、今のところお金儲けにはつながりません。梅雨時の雑草に負けそうになって(現実に負け始めておりますが…)何でこんな疲れることを好きこのんでやっているのだろうと思うことしばしばであります。収穫を期待して種を播き、より良いものを求めて薮蚊に喰われながら草をむしり、何とか収穫にこぎ着ける。そんな苦労をするよりは、ご近所のスーパーで買い求めた方が楽だし、安いのでありますよ^^;
それでも、獲り立てのタマネギやジャガイモは事の外甘いし、去年よりは今年、今年の失敗は来年への改善点として先のことを考える。その先に、何らかの希望が見えるから頑張れるのであります。
「保身(当選)」という考え方しか出来ない「国会議員」という政治屋の皆さん!もう一度、この国の有り様を考えてみませんか?パホーマンスが上手で、声高に叫べるメディア受けする知事が、本当のリーダーシップを発揮していると言えるのでしょうか?現実を直視し、将来を担う子どもたちに明るい未来を描かせることができる方を「政治家」と呼ぶのではないでしょうか。
ちなみに、カタバミの花言葉は「心の輝き」なのであります。(今夜も脳ミソは、酒に溺れていない^^;)

コメント (2)
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