柔道女子57Kg級松本選手、金メダルおめでとうございます。柔道男子73Kg級中矢選手、銀メダルおめでとうございます。トップアスリートの戦いは一瞬たりとも目を離せない緊張感があり、ダラダラと毎日を生きているオジサンに、勇気と感動と夜中の悲鳴を与えてくれるのであります。そして、祝杯の缶ビール…^^;
世界のアスリートたちが爽やかな汗を流し、オジサンは日中の茹だるような暑さで汗を流す。失われた塩分とミネラルを補給するには、山形県置賜地方特産の丸ナスの漬物とウイスキーの水割りで補給するのが一番なのでありますが、『夢屋本舗』はオリンピックの公式スポンサーとして資本提供しておりませんので、選手村に差し入れ出来ないのが残念であります。しかし、旧日本軍の捕虜が食事として木の根(きんぴらごぼう)を食べさせられたなどと、捕虜の処遇面においてジュネーブ条約違反であると訴えたように、オリンピックの選手村で丸ナスの漬物など提供しようものなら、ドーピング違反となるような得体の知れない物体を食べさせられたなどと、在らぬ疑いを掛けられるかもしれない。食文化の違いは、国際紛争の火種になる可能性もあるのであります。(そんなバカなことはない。)
中干し作業が終了した田んぼに水を再び取り入れ、今のところ落ち着いて田んぼの推移を眺めております。ここから、出穂の時期を迎えることから、葉裏の病斑やカメムシに気を付けてさえいれば、管理は楽なものであります。この時期、夜間に気孔から排出された水が、葉先で水玉を作る光景が美しく、朝日に輝く様はポエムであります。
こんな時、イネの葉で翅を休めているのがキアヤヒメノメイガであります。漢字表記ならば『黄綾姫螟蛾』とでも書くのでしょうか?「焦螟」とは、蚊の睫毛に棲みつく、古代中国の想像上の小さな虫とのことだから「メイガ」とは、小さな蛾というような意味のようであります。一般的なメイガ類は、植物の葉の裏に止まるのに対して、この蛾の場合は、葉の表側に止まってくれるので、こうして画像として提供することができます。田んぼや芝草の上で良く見かけますので、イネ科の植物を食草にしているのではないかとも考えられますが、今のところ食草は不明…田んぼの注目すべき害虫としては取り扱われてはおりません。
カメムシの吸汁被害は恐ろしいが、予防的に散布する殺虫剤は、このような無害な(今のところ)昆虫まで殺戮してしまう訳でありまして、この思いはメイガにも消費者にも届かない…丸ナスは選手村に届かない…あと一歩でメダルに手が届かない…届かない理由をまた考える『夢屋国王』であります。