その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(きわ・める)

2012-07-03 12:15:53 | 夢屋工房

離党するとかしないとか、次回の選挙で如何に勝ち上がるかだけに執着し、国民の閉塞感や悲鳴は一切耳に入ることなど無い。かの国の混迷は極まり、国会議員の資産公開を見ても、母親から42億円も贈与される宇宙人と蝶蒐集家兄弟が居るかと思うと、消費税増税で社会保障の充実をなどと訴えられても、庶民とはかけ離れたところで生活している国会議員という生き物に国民の暮らしなど分る訳もないと、妙なところで納得してしまうのであります。一発「喝」を入れてやるにも『夢屋王国』には適当な武器が無い…丁度、種蒔きから50日程経った春大根が、手頃な大きさになってはおりますが、食べ物を無沙汰にするのは大罪であります。忸怩たる思いで、マスコミ報道に腹を立てている自分に、また腹が立つのであります^^;

さて、『夢屋本舗』企画開発部長の『ノロ君』は、『夢屋国王』のきゅうり漬けのレシピをパクリ、彼なりにアレンジして『たまんね漬け』の開発に余念が無い。社長兼営業部長の国王は、モニタリング調査のため出稼ぎ先に持参して、コツコツと意見を聞いて回るのでありますが、『夢屋本舗』製品の基本コンセプトが「男のつまみシリーズ」なので、晩酌には合うがお昼のおかずには生ニンニクが効き過ぎなのであります^^;

掘り出したニンニクを24時間以内に、お取り寄せ厳選醤油に1年間冷蔵庫内で漬け込んだ『もっこり漬け』は、ニンニクのパリパリ感を残したまま、強烈な辛味が抜けない逸品であり、営業部長のワンコイン路線では原価割れを起してしまう商品であります。小洒落た小瓶に一球分だけ詰め直した商品に『夢屋国王』は「極み」というネーミングを与えたのでありますが、『ノロ君』は早速ラベルを拵えてしまったのであります^^;
この商品は、一年間また冷蔵庫の中で漬け込まれるのでありまして「限定50個予約販売で営業活動、夜露死苦!!!」と販売を丸投げされてしまったのであります。ニンニクの産地、青森県田子町のLL級良品にも劣らない生ニンニクを使用しているので、製造原価は高く付きますが「今夜のお父さんはどこか違う…!」オヤジの加齢臭に磨きが掛かる商品であります^^;
とまぁ、日本の政治屋に腹を立てながら、商品論議で酒を飲む。このニンニクで42億円を稼ぎ出すには、さて何本売らなければならないのでしょうか?『夢屋国王』は風呂敷に『極』を詰め込んで、行商の旅に出るのであります…^^;

 

コメント (2)
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