その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(でな)

2012-07-26 12:12:21 | 夢屋工房

『でなしこJAPAN』…失礼「なでしこJAPAN」は幸先のよい滑り出し…カナダ戦2-1で勝利であります。
今夜はテレビで応援しようと頑張っておりましたが、長女『有季菜先生』と就職について家族会議をしているうちに、『夢屋国王』は調子に乗って飲み過ぎてしまい、目が覚めたときが今(午前4時)であります…結局、ネットで勝利を知りました^^;
『でな訳で』…失礼「てな訳で」気付けば世の中、白々と夜が明けており、今日もまた草刈りから一日のスタートであります。
毎日々々、良く飽きもせず畑に出ているものだ…ご近所さんにそろそろ感心されるよりも、寒心(ぞっとする)される『夢屋国王』でありますが、さもありなん。メロンが一個、メロンが二個…雨除けハウスの中のメロンの数をかぞえニヤリと笑い、スイカが一個、スイカが二個…テグス(釣り糸)を張ってカラスの攻撃を防御したスイカ畑で、段々と肥大してきたスイカをコンコンと叩いて(たたいて成熟度を調べるのはウソ、受粉から30~35日を目途に収穫するのが正解です。)ニタリと笑う…確かにキモイオヤジであります。(ブログの名前を『キモ王』に変更するか^^;)
春先から頑張って植え付けて来た野菜が、そろそろ最盛期を迎え、引き受け手を探すのが大変な状態になって参りました。ただ、残念なことに、オッカーがスーパーでキュウリを買う…夢屋農園のキュウリが生り始める。オッカーがスーパーでトウモロコシを買う…夢屋農園のトウモロコシがようやく熟す…というように、オッカーの旬と夢屋農園の最盛期が微妙にズレていて、もう少し買い物を待っていてくれれば、夢屋農園の野菜が溢れるのに…という具合に、野菜を作る『夢屋国王』と食べたいと思うオッカーの購買意欲との間に微妙な差があることであります。この微妙なすれ違いは、夫婦生活の大きなすれ違いに発展するのでありまして「畑に植えてあるのに…。」などと口にしたら最後、喧嘩になることは明らかなので我慢する『夢屋国王』なのであります。

いや、むしろ「食べたい」と素直に思うオッカー(消費者)の心理を理解し、生産者(夢屋国王)は消費者の購買意欲を満たす時期(旬)が把握できれば、金儲けのタイミング(出荷の時期)を計ることが出来るのではないだろうかなどと考えるのであります。我が家のオッカーの購買行動まで研究の対象にしてしまう貪欲な『夢屋国王』でありますが如何せんお金にならない。「このブロッコリー甘いね…。」などとオッカーに褒められることが、今のところ最大の報酬なのであります。
さて、『でなしこJAPAN』…失礼「なでしこJAPAN」…我が在所では、額のことを「でな」と呼ぶのであります。「こりゃ~!でな出して見ろ!ペシッ!」子どもの頃、大叔父によく額を叩かれた記憶があるのですが、最近はおでこ(でな)を出している女の子は少なく成りましたよねぇ。花びらが一枚だけめくり上がり、敬礼をしているようなコスモスと、拡大してみると意外と「でな」の無いイナゴの幼虫を眺めながら、さて、そろそろ畑仕事に出掛けることにします。

コメント
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