その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(かま)

2012-07-06 19:01:58 | 夢屋工房

上野動物園のパンダ「シンシン」が出産したとか。産前休暇6日間、産後休暇は何日与えられ、育休を申請するのかどうか興味のあるところです^^;
日本の労働基準法では産前6週間、産後8週間は就業させてはいけない規定になっているので、パンダの産前休暇が6日間だったとすると、産後休暇は8日間ということになるのでしょうか…それでも、当初の産前休業予定が2日間程度だったことを考えると、パンダの労働条件は格段に向上したことになります。「人寄せパンダ」などという造語があるように、パンダ人気は衰えることを知らないのであります。
パンダなどという不可思議な生物が生息する中国という国もまた不可思議な国家でありまして、社会主義国家でありながら近代化により、中国共産党という一党支配により経済活動の自由化が進められ、一方の日本は資本主義国家でありながら、官僚と言う一党支配により、あいまいな形の社会主義国家が形成されてしまいました。そこには平等と言う名の下に不平等が横行しているのであります。

不平等と嘆きながらも出稼ぎ先でボーナスを手に入れた『夢屋国王』は、以前から欲しいと思っていた米沢打ち刃物「三九郎鎌」をご褒美に購入したのであります。ご褒美が働く道具というのも情け無い話ではありますが、亡くなった古老が使っていた「三九郎鎌」がまだ二丁程残っておりまして、ご覧のように砥ぎ出し続けた結果、刃が減っております。亡くなった古老と『夢屋国王』が鎌を通して、今頃語り合っていると以前ブログにも書きましたが、いつまでも古老を追い続けている訳にもいかないのでありまして、これからの『夢屋農園』をどういう方向に進めて行くべきなのかを考える時、古老の生き方、考え方と決別し、新たな展開を考えて行きたい。新しい「三九郎鎌」は、そのステータスシンボルでありまして、この鎌が古老の使ってきた鎌のように磨り減った時、恐らく『夢屋国王』の生き方も固まっているのではないだろうかなどと、一寸した精神論的な意味合いで買い求めたのであります^^;
梅雨前線の北上により、久し振りにまとまった雨…梅雨というよりは豪雨といった様相であり、乾燥しきった畑の作物は息を吹き返したように勢いを増しております。しかし、雑草も勢いづくのでありまして、これから草との戦いが始めるのであります。サヤエンドウの「うなじ」に見とれている暇なんて無いのであります。疲れの溜まった『夢屋国王』など、お「かま」い無しに草が伸びる…お後がよろしいようで^^;
ちなみにエンドウの花言葉は、「いつまでも続く楽しみ」「いつか来る幸福」なのであります。草むしりが「いつまでも続く楽しみ」には決してならないですけど…。

コメント (2)
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