goo blog サービス終了のお知らせ 

冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

[通算925回目 2019年10月6日(日) 多様な学びプロジェクトその2]

2019年10月06日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

先日、フェイスブックにて『「 多様な学びプロジェクト」という取り組みがあることを知り、「おもしろ荘」も登録させていただいた』という記事を投稿しました。

土日開催の「冒険遊び場たごっこパーク」も登録をしていただきました。
本来は開催頻度的に、子どもたちにとっての「日常の止まり木」ではないかと思いますが、平日放課後に開いている「おもしろ荘」と地域の中で一体化しているということで、登録していただきました。

実際、平日の学校をなんとか凌いで週末に足を運んでくる子や学校に足が向かないけれど「たごっこパーク」に走ってやってくる子もいます。

ロゴマークの入ったミニポスターには、「たごっこパーク」がやっていないときでも、何か困った時、悩んだ時、哀しい時、いつでも連絡ができるように携帯番号とLINEのQRコードを記してあります。

多様な学びプロジェクト・ホームページはこちら
https://www.tayounamanabi.com/

 幼児1人 小学生5人 青年13人 子ども19人 大人10人 計29人


[通算923回目 2019年9月23日(月) どうか聴き続けることから生まれる希望がありますように]

2019年09月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

かつての常連くんが本当に長い長い不登校に。

不登校そのものはときに必要な時間ではあるけれど、引きこもりに近い不登校の長期化でお母さんも疲弊をしています。

息子くんは遊び場にも来れなくなってしまいましたが、お母さんは毎回、欠かすことなく、通い続けてくれています。

児童精神科医・田中康雄先生に教えられた「聴き続けることから生まれる希望」を確かにたくさんの子どもたちとの関係の中で実感してきました。

それでも、このお母さんの話は、本当に聴き続けるだけの歳月が流れ続けています。

みっきぃと二人でどうかこの母子にもいつか希望の光が射し込みますようにと祈るような気持ちでいます。

 小学生4人 青年10人 子ども14人 大人7人 計21人


[通算922回目 2019年9月22日㈰ プレーリーダーはいないんですか?]

2019年09月22日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

先日の研修会で「プレーパークなのにプレーリーダーがいないんですか?」と質問されました。

講演会でもときどき、その質問を受けます。

「必要がないからいません」

と、いつも答えています。

そして、こんな解説をしています。

子どもの頃から「たごっこパーク」に来ている若者たちが絶妙な距離感で子どもたちの遊びを見守ってくれたり、遊び相手になってくれたり、遊びを誘発させてくれたり、高度な遊びの技をさり気なく見せてくれたり、親との間に入ってくれたり…。

だから、「たごっこパーク」では、プレーリーダーが不要と考えているわけではなく、そうした若者たちがまさにプレーリーダー的な働きを自然にしてくれているという感じですね。

 

 幼児1人 小学生4人 青年9人 子ども14人 大人8人 計22人

 


[通算921回目 2019年9月21日㈯ え?公園にスイカ?🍉]

2019年09月21日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

ちょっと久しぶりの「たごっこパーク」に自然の恵み。

子どもたちが差し入れスイカ🍉の種をペッペッと吐き出していたからでしょうか。

草ぼうぼうの中になんとスイカ🍉がなっていました。

びっくり。

てことは、やっぱり、スイカの種を食べすぎると、ヘソから芽が出てくるんでしょうかねぇ。

 

 幼児1人n 小学生6人 青年7人 子ども14人 大人7人 計21人


[通算920回目 2019年8月12日(月) チャリーと泥団子工場…からの ]

2019年08月12日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

ジョニー・デップさん主演の「チャーリーとチョコレート工場」という映画がありましたが、子どもたち曰く「泥団子工場」だそうです(笑)

発注を受けて生産しているという想定をしながら、せっせと作っていました。

じっくり見ていると、役割分担をしながら、それぞれがその役割を一生懸命果たそうとし、時々新しい発想を出し合い、それを承認し合って、違う工程に修正したりしています。

勤勉性、協調性、創造性、想像性、そして社会性。

どんな塾や習い事やスポーツクラブよりも、そうしたものが獲得できるのが自由な遊びです。

 

「泥団子工場」がいつしか「カフェ・オ・レ工場」に変身。

遊ばせプログラムがないから、子どもたちの遊びはどんどん変化をしていく。

「できました!カフェ・オ・レとお団子のセットはいかがですか?」

「こっちは、お皿とコップを洗うキッチンね。」

敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生がいつもおっしゃっていました。

勉強はできないより、できる方がいい程度。

でも、遊びは違います。

遊びは子どもたちの育ちに絶対的に必要です。

そんな教えをこうした場面を見るたびに、しみじみ噛み締めます。

 

 

 幼児3人 小学生6人 高校生2人 専門・大学生3人 青年8人 子ども22人 大人11人 計33人


[通算919回目 2019年8月11日(日) better a broken bone, than a broken spirit.]

2019年08月11日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

ドラム缶風呂に気持ちよさげに浸かりながら、カップやきそば。

食にこだわる人からは、子どもにこんなもの食べさせて、脳に悪いとか、身体に悪いとか言われそうですが。

どんなに栄養価の高いものでも、心が壊れていると、身体は栄養として受け取らない。

敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生から教わったそんな話を僕らは信頼しています。

先ずは心が元気でいること。

そのためにできることをやっていこうと考えています。

でも、食へのこだわりを否定するわけではありません。

子どもたちに、カップラーメンや炭酸飲料ではなく、栄養価のある自然食品を食べさせてあげて…との寄付を継続していただけるようなら、そうしたいとも思っています。

 小学生」5人 高校生1人 専門・大学生3人 青年5人 子ども14人 大人7人 計21人

 


[通算918回目 2019年8月10日(土) 大学生ボランティア ]

2019年08月10日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

東京の女子大からボランティア。

午前中は、子どもたちの川遊びの誘いに乗らず、若者には「何しに来たの」呼ばわり(笑)

午後、みんなに見本を見せられてついに挑戦。

体育会系サークル所属ということで、覚悟を決めての飛び込みはお見ごと。

 小学生3人 中学生1人 大学生3人 青年9人 子ども16人 大人6人 計22人


[通算916回目 2019年7月27日㈯ 意欲と感動をもって生きる]

2019年07月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

台風接近に伴う土砂降り。

雨を凌ぐためのブルーシート屋根の下に雨水が浸水してくる。

みんなで水路を作り、ダムを作り、水をかき出し、屋根下を守る。

優劣とか勝ち負けとかを競わない共同作業。

共同作業とは言っても、現場監督がいるわけでもない。

それぞれがその時、その場の判断で作業をする。

本気の遊びはいつも子どもの心と体の全力を引き出す。

以下、敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生のお話

根拠のない自信を育てられている子どもは、周囲の人の目には、その子がなぜあのようにイキイキと生きているのか、一見、理解しにくいことがあります。

多くの事柄に自信や希望に溢れた行動をとるからです。

失敗を恐れず、失敗にめげないで、意欲と感動をもって日々生きていることが、目につくからです。

なぜなのかは、「根拠のある自信」について考えてみると理解しやすいでしょう。

根拠のある自信とは、勉強やお稽古事やスポーツが得意でよくできる、という類いの自信です。

他と比べることができる自信です。

それはそれで素晴らしいことに違いありませんが、近年目立つ問題は、そんな根拠のある自信ばかりを育てられてきた子どもが、自分よりもっと優れて良くできる相手に出会うと、簡単に劣等感に陥ってしまいがちだということです。

そしてさらに不幸なことには、自分より何かが劣っているように見える相手を見つけると、たちまち優越感をもってしまいます。

このゆがんだ優越感情こそ、今学校で深刻化しているいじめ問題の背景をなすものなのです。

 

 小学生2人 専門生1人 青年2人 子ども5人 大人5人 計10人

 

 

 


[通算915回目 2019年7月15日(月) 自分の最大限をそのつど生きる ]

2019年07月15日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

大きく重いスコップで土の山を掘る。

使えるのは右手のみだけど、果敢に挑む。

彼を見ているといつも発達心理学者・浜田寿美男先生の言葉が頭に浮かびます。

「手持ちの力を使い,いまのできなさを引き受けて,なんとかやりくりしながら,自分の最大限をそのつど生きていくなかで初めて,次の力は伸びてくる」

心の中で感謝をつぶやきたくなるぐらいに、精一杯生きる姿を見せてくれます。

 
 
 幼児3人 小学生7人 青年5人 子ども15人 大人10人 計25人
 
 





[通算912回目 2019年6月23日(日) やっぱり外遊びだよ!! ]

2019年06月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度
平日放課後の「おもしろ荘」によく来ている子どもたちが「たごっこパーク」に。

8年前に「おもしろ荘」を開設した頃は、「たごっこパーク」によく遊びに来ている子どもたちが「おもしろ荘」にも来ることが多かったです。

毎日のように塾・習い事がある子どもたちとその合間に少しでも出会えるように開いた「おもしろ荘」。

そこで出会った子どもたちが外遊びの場に来てくれることは嬉しいことです。



幼児3人 小学生6人 専門生1人 青年11人 子ども21人 大人7人 計28人

[通算911回目2019年6月22日㈯ ヒーロー健在!]

2019年06月22日 | 冒険遊び場たごっこパーク31年度

川遊びの季節到来。

水を得た魚。

そんな枕詞がぴったりな男の子は、小学生たちのヒーロー。

そう、かつては、地域のそこかしこにそういうヒーロー、ヒロインがいた。

学校の評価とは違う、年下の子どもたちに絶大な人気を誇るヒーロー、ヒロインがいた。

もう一度、そんな地域を復活させることが大人の責務じゃないかと思うのです。



 幼児1人 小学生6人 中学生2人 専門生1人 青年8人 子ども18人 大人8人 計26人