冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算1030回目 2021年8月29 日(日) 『バイバイまたね』】

2021年08月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
初日朝の準備と最終日夕方の片付けをいつもいつもやってくれる青年。
いつも、すべてを片付け終え、倉庫の鍵を締めて、忘れ物やゴミの確認をして、短なふりかえり。
「子どもいっぱい来たね」
「うん、来た。よかった」
そして、僕らは車に乗り込み、彼は自転車に跨がる。
 
「ありがとう。またね」
「うん、バイバイ、またね」
疲れが癒やされるひとときです。
 
 
 幼児1人 小学生10人 中学生3人 青年6人 子ども20人 大人10人 計30人
 
 

 

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【通算1029回目 2021年8月28 日(土) 『師弟再会』】

2021年08月28日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
「こんにちは。わかります?」
黒シャツの若者くんがやってきました。
「え~誰だろう?マスク取ってみて」
マスクを取ってくれた瞬間、面影が。
「トモヤス(仮名)かぁ!?」
「お久しぶりです」
 
9年ぶりの再会に思い出話を咲かせていると
「おたく誰~?」
と黄シャツくん。
黒シャツくんが「あ、コウジ(仮名!」
「お~トモヤスかぁ」
コウジとトモヤスは小学生時代はともに作り物大好きで、コウジの力作に憧れていたトモヤスは弟子のように慕っていました。
 
二枚目の画像は二人が小学生だった14年前の画像。
赤シャツトモヤスが持つ幹の先にはなんとマシュマロ。
通常、子どもたちは割りばしか小枝の先にマシュマロを刺して、焚き火で焙って食べるのですが、トモヤスが「これでやってみようかな」と。
それを面白がって、焚き火の位置で「ちょぃ左。行き過ぎ、右、右」と指示を出している緑シャツがコウジ。
 
とにかく奇想奇天烈だったトモヤスは、小学校1年生のときには、画数の多い漢字が好きで「檸檬」「薔薇」「憂鬱」などを書いては披露してくれていました。
でも、中学生になって、個別学舎寺子屋で勉強を見てあげたら、漢字テスト0点。
「あれ、トモヤス、漢字博士だったよね?」
「興味なくなったら、全然、書けなくなった」
小学4年生のときには元素記号を全部覚えていたけど、中学の理科でそれが生かされることはまったくなし(笑)
 
再会したら聞こうと思っていたことを聞いてみました。
「この前、トモヤスが駅のストリートピアノ弾いてる動画、見たけど、どうしたの?」
「大学入って、暇だったから、独学で覚えた」
そんなトモヤスも今は厳かな対応が求められるお堅い仕事に就いています。
 
 
 
 幼児2人 小学生10人 中学生1人 青年12人 子ども25人 大人13人 計38人
 
 

 

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【通算1028回目 2021年8月15日(日) 『3日間、大雨』 】

2021年08月15日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
3日間とも全国各地に警報が出て、被害が出るような大雨続き。
加えて、これもまた全国的に災害級と言われるほどの新型コロナの感染拡大。
静岡県富士市もまん延防止重点措置地域となり、静岡県はここのところ連日、新規感染者が過去最多を更新。
 
画像のようなシルバーシートの屋根を張り、その下で焚き火を囲んで過ごす。
大雨+コロナで、3日間の来場は延べ15人。
こちらは1000回超の開催の中で過去最低かと思います。
それでも、この状況の中、来る子ども・若者がいて、一日、過ごしていくことに「人数」ではない居場所の意味を感じるお盆開催となりました。
 
 
 青年4人 子ども4人 大人2人 計6人

 

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【通算1027回目  2021年8月14日(土) 『最近接領域の発達課題』】

2021年08月14日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
「今日もまさにでしたね」
若手スタッフがそう言ったのは、少し前に投稿した「最近接領域の発達課題」についてのこと。
 
暴風雨でへし折られた桜の幹が林の中に。
それをよいしょよいしょと運んできてくれた女の子たち。
焚き火の薪にするつもりで持ってきてくれたのだと思うけど、
「これ、むっちゃ、遊べるし」
と、天然遊具として遊び始めました。
その後も、枝をバチに見立てて、太い木を「いい音するぜ」と叩いてみたり。
バチに見立てた二本の棒を使って、枝葉を叩き落としてくれたり。
 
子どもたちのこういう発想と実行力は本当に見事です。

 
 小学生2人 青年5人 子ども7人 大人3人 計10人

 

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【通算1026回目 2021年8月13日(金)『若者たちとまったりと』 】

2021年08月13日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
 
感染急拡大によりまん延防止等重点措置地域になったことから、チャリ圏内からの来場を呼びかけ。
天候の悪さもあり、若者が4人。
ひとりは2004年から来ている若者、
ひとりは2006年から来ている若者。
 
めちゃまったりと過ごしています。
 
 
 青年4人 子ども4人 大人2人 計6人
 

 

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【通算1025回目 2021年7月31日(土) 『僕の好きな風景』 】

2021年08月01日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
 
松山千春さんの初期の楽曲に「僕の好きな風景」というのがあるんです。
 
僕の好きな風景のひとつはこれ。
 
川につながる農業放水路があるんです。
上から飛ぶのが怖い子たちは、ここからよく飛び込みます。
でも、ここに上がるのもひと苦労。
段の水深は僕でも足が着きません。
段まで辿り着くと、腕力&運動神経のある子は自力で上がりますが、そうでない子は誰かの手を借りないと上がれません。
そんな子どもがいたりすると、上にいる子たちはこうして誰彼となく、手を差し伸べ、引き上げてあげようとします。
それをしてあげようとする子どもの気持ち。
それをやってもらう子どもの気持ち。
それぞれを想像しながら、シャッターを切りたくなります。
「手を差し伸べる」…福祉や教育の支援の話の中でよく聞くフレーズですが、差し伸べる側が黒パンくんのような気持ちでいるだろうか、差し伸べてもらう側が青ジャケットくんのような気持ちになれているだろうか。
子どもたちの純粋なこんな姿にふと考えさせられますよね。
 
 
 小学生13人 中学生1人 青年9人 大人23人 子ども5人 計28人

 

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