冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

遊び場を支えるつながり

2006年12月28日 | 冒険遊び場たごっこパーク
これまでにも紹介をしましたが、画像左の火遊びに使っているドラム缶は地域の工場から譲り受け、別の工場で半切りにしてもらったもの。
その隣のテーブルは遊びに来る子どもの親が庭で使わなくなったからと寄付をしてくれたもの。
さらに右の青い樽は産廃処理施設から譲り受けて、廃材入れに使っている。
右側のリヤカーは農作業をしていたおじいちゃんが提供をしてくれたもの。
いろんなつながりが遊び場づくりを支えてくれています。
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倉庫を移設

2006年12月28日 | 冒険遊び場たごっこパーク
市みどりの課の許可をいただき設置させていただいている倉庫を公園の東北側の隅に移設しました。
これまで置かせてもらった場所は水道に近いということで、地元のおじいさんたちの勧めで場所を決めたのですが、おじいさんたちがグランドゴルフをしているエリアと被ることもあり、再度、おじいさんたちと相談し、移設をすることに。
移設した場所の方が全体のロケーションを見ても、子どもたちの動線を考えても、納まりがいいように思います。
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おーい、たっちゃーん!

2006年12月28日 | 冒険遊び場たごっこパーク
頭上から「おーい、たっちゃーん!」とミズキの特徴あるガラ声。
見上げると木のはるか上に満面の笑みのミズキが。
「見てー!こんなところまで上れちゃった!」
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カズマサ・たっちゃん作

2006年12月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 下の記事の「サンタさん?」に登場したソリとはこのことです。
 分厚い材になかなか釘が刺さらず、何本も何本もダメにしてはまた挑戦していたカズマサ。それでも粘り強く着々とスライダーを作っていました。
 途中で、「たっちゃーーーーん」と呼ばれて、どうしても抜けない釘を抜いてくれと頼まれました。実は大抵の子どもの頼みは「自分でやりなよ」とか「やだよ」とか断るんだけど、カズマサの場合はほんとにこれだけは手伝ってほしいということを頼んでくるので、助けてあげることが多いです。
 で、この大作のほんとに釘抜きだけを手伝っただけなのに、「完成したよー。見て」と見せに来たスライダーには「カズマサ・たっちゃん作」と描かれていました。心優しいナイスガイです。
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サンタさん?

2006年12月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 たごっこパークに初めて来たユウキ(小1)、一日ずっと廃材工作に熱中。ハート型のイスを作っていた。
 カズマサのヘルプで釘抜きをしていたら、ユウキがお母さんに「サンタさんがどーのこーの」と話し掛けた。すかさず「呼んだ?」と声を掛ける。きょとんとした顔でこちらを見て首を振るユウキ。
 で、また「サンタさんがね」とユウキ。すかさず「呼んだ?」
ユウキ「サンタさんなの?」
たっちゃん「そうだよ。去年も夜、行ったじゃん。覚えてない?」
ユウキ「そうなの?」
ちょうど、カズマサが斜面を滑るためのスライダーを制作中だったので…
たっちゃん「ほら、これが今年のソリ。でも、明日の夜までに間に合うかなぁ。」
なんて調子でずっと会話をしていて、お母さんは隣でゲラゲラ大笑い。
 初めての親子をどう迎え入れるか。ほかのプレーパークに行った時によく受ける質問です。僕はいつもこんな感じ。 
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縄張り

2006年12月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 綿ロープや縄梯子を使って自分たちの住処を作っていた子どもたち。「いえ」なんて看板や「呼び鈴」まで登場。
ソウ(小1)曰く「たっちゃん、これは“なあばり”じゃなくて、“なわばり”だよ。」
たっちゃん「へっ????」
ソウ「だって、縄で作ってあるから、“なあばり”じゃなくて、“なわばり”。ウヒヒ」
 ウヒヒって……。まさに縄張りの語源のとおりなんだけど…。
 ま、いつか“縄張り”って言葉を習ったときにこの遊びを思い出すのかな。

 ちなみに“呼び鈴”というのは、“呼び鈴”と書かれた板が括ってある縄を引っ張ると、上からもう一枚の板が落ちてくる仕組みになっていて、その板が頭に当たって「ギャーーーー」となり、その声で住んでいる人が「何か御用ですか?」と出てくるんだとユイ(小5)が丁寧に説明してくれた。
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2006年12月24日(日) 昨日の続き

2006年12月24日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 土曜日に作ったスライダーを持ち帰ったカズマサ、翌日、タイヤを4個装着させて持って来ました。帰りにお父さんに買ってもらって、今朝、それを取り付けて持ってきたのです。
 斜面にブルーシートを敷き、スタートでスピードに乗るようにコンパネを敷いてコース完成。スケルトンのように見事に滑り降りました。上で見守る子どもたちの驚き、歓声、笑顔。カズマサも上で見守っている子どもたちも昨日も遊びに来ていました。
 冒険遊び場たごっこパークは月1回4日連続開催を基本にしていますが、こうした遊びの連続性を見ると、やっぱり“単発イベントではい、また来月”ではなく、昨日の遊びの続きを繰り広げることのできる遊び場を提供していきたいなと改めて感じました。
 目指せ常設!みなさんの支援をよろしくお願いします。

 子ども25人 大人10人
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2006年12月23日(土) 滋賀県から視察団

2006年12月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク
滋賀県東近江市から視察団がやってきました。市役所職員さんや保育士さんなど7名。たごっこハウスに宿泊し、2日間、たごっこパークで過ごしていきました。
いらっしゃったみなさんは、業務としての立場もありますが、それよりも全員、幼児さんの父親・母親ということで、市民の立場としてもぜひプレーパーク活動をやってみたいということでの来訪でした。

戻られたあと、寄せてくれた感想レポートより
・常時ハチャメチャ・わんぱくなのではなく、予想外に、ゆったりとした時間が流れている。
・子どもの可能性を抑制しない大人の存在が大きい。
・子どもたちの手にかかれば、そこにあるものがすべて遊びの素材に変身してしまう。まるで子どもが魔法をかけたかのように。
・ここにはあった。感動→共感→仲間→感動・・・

今度はこちらから2月に学習会、3月にデモ体験で東近江市を訪ねます。彼らとの再会が、そして東近江市でのこれからの動きが楽しみです。

 子ども40人 大人25人
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2006年12月22日(金) ひげダンス

2006年12月22日 | 冒険遊び場たごっこパーク
カンパでいただいた海苔を鼻下にペッ。なつかしのひげダンスbyカトちゃんケンちゃん。
海苔⇒ひげ、この発想は永遠の定番なのかなぁ。

 子ども19人 大人16人
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2006年12月21日(木) 冒険遊び場マインドアップ講座「じっちゃんの巻」

2006年12月21日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 子どもゆめ基金の助成を受けての「冒険遊び場マインドアップ講座」の第三弾。 第三弾のゲストは神奈川県川崎市の有馬ふるさと公園プレーパーク“ポレポレ”、同じく川崎市の夢見ヶ崎プレーパーク、東京都杉並区の杉並冒険遊び場“のびっぱひろっぱ”でプレーリーダーとして活躍する「じっちゃん」こと檜谷史夫さん。こんなお話をしていただきました。
 「子どもにとっての遊びとは生きるってことそのものだと思うんよ。遊びって『自分がやりたいかと思うことをする』ということ。子どもはひとり一人自分の時間の流れをもっていて、『動いているから遊んでいる』ってことだけではなくって、ボーッとしているように見えても何もしていないんじゃなくて、気持ちの中では(ここで何しようかな、何ができるかな、あれはなんだろう)ってすごい勢いで動いてたりするんよ。こんな気持ちの時間を持てる大切さを大事にしていきたいなぁって思って、おいらは活動してるかな。大人たちは自分自身の子ども時代を思い出してみてほしいんよ。楽しかったこと、つまらなかったこと、いろんな体験が思い出になっていて、子どもにはその体験から学んだことを『危ないからダメ、汚れるからダメ』ってつい言っちゃうと思うんだけど、やっぱり自分で体験したものが生きた経験になるし、宝物になると思うんよね。生き生きと遊ぶっていうのはそういうことじゃないかな。」

 子ども23人 大人11人
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