「〇〇づくりコーナー」とかイベント化しなくても、自由に使える工具と廃材があると、子どもたちは工作をします。
〇〇づくりコーナーという形で作るものが決まっているわけではないので、自分が作りたいと思った物を自由に作れます。
とは言っても、想定した物を想定通りに作るのは大変です。
このぐらいの長さの物をこんな風にくっつけてと思うものの…その長さに切るのが大変、切れたとしても釘と金づちでくっつけるのも大変。
想定通りにならなかったら、方法を変える場合もあれば、作る物を変えちゃう場合もあります。
この試行錯誤が子どもたちの中に育てるものというのは本当に大きいと思います。
最近は、レジリエンスなんて横文字を聞いたりもしますが、回復力とか弾性、しなやかさなども育ててくれるでしょう。
今の子どもたちが大人になるときは、今以上に答えなき時代を生きていくことになるでしょう。
解決困難な問題や危機的な状況に遭遇しても、立ち直ることができるか、乗り越えようとするか。
その基盤は、遊びの中で様々に生まれる試行錯誤が育ててくれると感じます。
幼児9人 小学生12人 青年7人 子ども28人 大人14人 合計42人