ジョニー・デップさん主演の「チャーリーとチョコレート工場」という映画がありましたが、子どもたち曰く「泥団子工場」だそうです(笑)
発注を受けて生産しているという想定をしながら、せっせと作っていました。
じっくり見ていると、役割分担をしながら、それぞれがその役割を一生懸命果たそうとし、時々新しい発想を出し合い、それを承認し合って、違う工程に修正したりしています。
勤勉性、協調性、創造性、想像性、そして社会性。
どんな塾や習い事やスポーツクラブよりも、そうしたものが獲得できるのが自由な遊びです。
「泥団子工場」がいつしか「カフェ・オ・レ工場」に変身。
遊ばせプログラムがないから、子どもたちの遊びはどんどん変化をしていく。
「できました!カフェ・オ・レとお団子のセットはいかがですか?」
「こっちは、お皿とコップを洗うキッチンね。」
敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生がいつもおっしゃっていました。
勉強はできないより、できる方がいい程度。
でも、遊びは違います。
遊びは子どもたちの育ちに絶対的に必要です。
そんな教えをこうした場面を見るたびに、しみじみ噛み締めます。
幼児3人 小学生6人 高校生2人 専門・大学生3人 青年8人 子ども22人 大人11人 計33人