冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算1106回目 2022年11月27日(日) 『インテンシティ』】

2022年11月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和4年度
 
肌寒い季節ではありましたが、
非常にインテンシティの高い遊びを見せてくれたと思います。
 
幼児5人 小学生10人 大学生1人 青年6人  子ども22人 大人10人 合計31人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【通算1105回目 2022年11月26日(土) 『遊びの足りない子どもたち』】

2022年11月26日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和4年度
 
敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生の教えより
 
最近はスポーツも、原っぱや空き地で自由に仲間が集まって、
野球やサッカーをしたりというようなことではなく、
どちらかというとクラブに入ってするようになりましたね。
 
今日のクラブはほとんどコーチや監督に、知識や技術を習う場になっていると思います。
大人に指導されたスポーツと、子どもたちが仲間と共感しあって楽しみ、
自分たちでつくりあげる本来の遊びとは違うものなのです。
 
子どもたちが社会的な人格を形成するために絶対的に必要なのは、
友達から多くのものを学ぶこと、そして友達にものを伝えたり与えたりすることです。
これらは、子ども同士の遊びのなかで、いちばん達成されることではないでしょうか。
 
私たち児童精神科医が会うのは、圧倒的に社会性が獲得されていない子どもたちですね。
たとえば、家庭内暴力、拒食・過食症、薬物乱用、
自傷行動など社会的な不適応あるいは行動障害と呼ばれるような子どもたちです。
共通するのは、人とコミュニケーションするために必要な感性や情緒が育っていないということです。
それは、仲間と一緒に楽しく遊んだという体験が不足しているからなのです。
その体験を十分に満たしておかないと、その後、何歳になっていても、
やり残したことを取り戻さなければならなくなりますね。
 
以上
 
リヤカーで遊ぶ子どもたちを見ながら、佐々木先生の教えをしみじみ思い出します。
私たちはもっと、こういう知見に謙虚に真摯に学び、
子どもたちが育つ環境を作っていく必要があると本当に思います。
 
幼児7人 小学生8人 大学生1人 青年5人  子ども21人 大人10人 合計31人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【通算1104回目 2022年11月13日(日) 『雨の記憶』】

2022年11月13日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和4年度
 
「雨はいつも降ってほしいけど、着替えは持って来られません。だから、パンツだって濡れるんです」
映像の冒頭で、インタビューアーの質問は「たごっこのどこら辺が好き?」なのに、訳の分からなすぎる珍回答をしてる男の子。
このときから18年、雨の日の今日、久しぶりに来てくれて、このときの話題にひとしきり花が咲きました。
 
幼児3人 小学生4人 青年5人  子ども12人 大人10人 合計22人
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【通算1103回目 2022年11月12日(土) 『高さの記憶』】

2022年11月12日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和4年度
 
僕、亡父を思うとき、高さの記憶ってあるんですよね。
肩車や高い高い。
お兄さんに肩車をしてもらったり、高い高いをしてもらう子どもたち。
自分の背が高くなったとき、たごっこパークでのこんな光景をふと、
思い出すときがあるんじゃないかなと思います。
 
幼児10人 小学生7人 中学生1人 高校生2人 青年6人  子ども26人 大人24人 合計50人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【通算1102回目 2022年11月6日(日) 『ハロウィーン』】

2022年11月06日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和4年度
 
 
ジャック・オー・ランタン、1週間遅いのか、1年早いのか。
 
 
幼児6人 小学生6人 青年5人  子ども17人 大人9人 合計26人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【通算1101回目 2022年11月5日(土) 『居場所になる』】

2022年11月05日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和4年度
 
対外的には「居場所づくり」と言ってはいますが、本当はそこが居場所かどうかは、
そこに来ている子ども一人ひとりが決めるわけです。
そんな中、バロメーターのひとつがお手伝い。
僕らの活動では、多忙な子どもたちに許される時間目いっぱい遊んでほしいので、
お手伝いは頼んでいません。
けれど、手伝ってくれる子どもがいます。
今朝も男の子がせっせと荷物を運んてくれました。
長く来ていますが、初めてのことでした。
あぁ、この子もここを居場所にしてくれたんだなと思い、
荷物を運ぶ後ろ姿を嬉しく見つめました。
ほら、小さな居酒屋だと、常連さんのそういう光景ありますよね?
女将さんや大将の代わりにビール運んだり、空いたお皿を下げたりしてる光景。
チェーン店の居酒屋では見ないじゃないですか?
そんなお客さん。
大規模な子育て支援イベントではなく、日常的な小さな活動だからこそ
生まれる自発的な子どものお手伝いは、その子がそこを居場所として
選んだ証のように思うのです。
 
幼児7人 小学生11人 高校生1人 青年7人  子ども26人 大人12人 合計38人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする