冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

[通算503回目] 2012年4月30日(月) アオダイショウ

2012年04月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 冒険遊び場たごっこパークには時々、アオダイショウが現れる。

 Tくんが川で捕まえたアオダイショウをプラ樽で飼ってたけど…




 「やべっ、逃げたっ!」




 取材に来ていたNHKさんも絶好の取材機会とカメラを回す。




 ほどなくして再び捕獲されたアオダイショウ。


 ここの子どもたちにはかなわんなぁ…と思っていたかも。

 まぁ約1名、カンボジア代表としてロンドン五輪に出れるんじゃないかという速さで100メートルも逃げていったお父ちゃんがいましたけどね(笑)

 ちなみに、アオダイショウは夕方、草むらに逃がしてもらっていました。


 幼児4名 小学生6名 中学生9名 高校生4名 大学生3名 大人16名 計42名
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[通算502回目] 2012年4月29日(日) 根拠のない自信

2012年04月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 『根拠のない自信』の大切さ、折に触れて、いろんな人に伝えています。

 生きづらさを抱えた子どもも大人もたくさんいる混迷の「先進国ニッポン」だから。

 結果重視、成果主義、他人との比較による評価が中心の学校教育、塾、習い事、スポーツクラブでは、どんなに優れた子どもでも『根拠のある自信』しか身につきません。

 そしてそれは本当は『自信』ではなく、ただの『優越感』です。

 結果が優れているから、他人より優れているから評価されただけの。

 だからその評価軸において、自分より優れている人に出会うと昨日までの『優越感』は『劣等感』に変わります。

 そしてつぶやきます。

 『自信を失くした…』

 自信(だと思い込んでいるもの)を回復するためにどうするか。

 自分より劣っているものを踏み台にするしかありません。



 さて、子どもたちの自由な遊びの世界です。

 「上がれねぇ」「登れねぇ」




 「登れたっ」「掴まれっ」「下から押すぞっ」




 「今度はオレを頼むっ」「よし掴まれっ」「せーのっ」




 「一緒に跳ぼうぜっ」「いっせきのーせっ」



 大人から見たら実にくだらないことかも知れません。

 人生の何の役にも立たないと思うかも知れません。

 でも、こうして彼らが着々と手に入れていくのは『信じられる他人』です。

 身軽な者がそれを苦手とする者を嘲笑しながら自分だけが楽しむのではない。

 仲間と喜びを共有するために手を差し伸べたり、下から押し上げたり。

 そこに偏差値、点数、級・段、レベル、賞…といった他人との比較による数字的根拠はありません。

 ありませんが、こうした遊びをたっぷりすればするほど、信じられる仲間、そして、信じられる自分、つまり本当の意味での『自信』を手に入れていくことでしょう。

 子どもたちが繰り広げる自由な遊びの価値がもっともっと評価される社会になるといいのですが。


 幼児3人 小学生8人 中学生9人 高校生5人 大学生2人 大人19人 計46人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[通算501回目] 2012年4月28日(土) いつかお兄ちゃんみたいに…

2012年04月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 だんご3兄弟の次男坊はついに本格的川遊びを始めました



 一歳の三男坊は長男坊に見守られて先ずはこんな水遊びから(笑)




 二人の憧れはお兄ちゃんのこれかな




 ところで、川遊びは楽しいですが、危険も付き纏います。

 だから、日常的に段階を踏みながら、ということが必要です。

 テレビや新聞でこの飛込みを知り、遠方から遊びに来る親子が時々います。

 小学校低中学年が多く、「慣れていないと危険だから親も一緒に」と言うのですが、ほぼ100%、返ってくる答えは「うちの子はスイミングをやってるから大丈夫です」。

 そして、もれなく溺れています。

 プールと川は全然違いますから、我が子の泳力を過信せずに遊びに来てくださいね。


 幼児3人 小学生5人 中学生9人 高校生6人 大学生3人 大人18人 計44人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[通算500回目] 2012年4月15日(日) 代わり映えのしないいつもの場所

2012年04月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 2004年9月にNPO法人ゆめ・まち・ねっとが設立され、2004年12月26日に第一回の冒険遊び場たごっこパークを開催。

 それから回を重ねて500回。

 といっても、500回記念なんちゃらイペントはやりませんでした。

 代わり映えのしないいつもの冒険遊び場たごっこパークを提供したかったので。

 とはいえ500回。

 みっきぃがこれまでの500回を辿るブログのダイジェスト版ファイルを作成。

 小学3年生からの常連で今や高校生になったカズマサがニヤニヤ、ゲラゲラ、クスクス、ずっと見入っていました。




 昔、H2Oというデュオが「想い出がいっぱい」という歌をヒットさせた。

 ♪古いアルバムの中に 隠れて 想い出がいっぱい♪

 ♪無邪気な笑顔の下の 日付は はるかなメモリー♪

 カズマサくん、小学4年生、ドラム缶風呂を堪能。

 この頃と何も変わらない時間が流れる冒険遊び場たごっこパーク。

 だから中高生になっても来るんじゃないかな。




 幼児2人 小学生6人 中学生11人 高校生5人 大人17人 計41人
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[通算499回目] 2012年4月14日(土) 長所、利点、得意を見出しながら 

2012年04月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 小学3年生からずっと遊びに来ているトモノリはこの春から高校生。

 この日は高校の制服で登場。

 「おっ、一枚、記念写真、撮ろうかな」と声掛けたら、めっちゃモデルポーズ(笑)





 ちなみにこれはトモノリくん、小学4年生。

 ちっちゃ!

 みっきぃよりはるかに小さい!




 この頃と変わらぬやさしさと人懐っこさ。


 学校では、毎年のように担任が変わり、他人と比較して生徒を評価する。

 だから、どうしても短所、欠点、苦手が指摘されがち。

 地域ができることは、長所、利点、得意を見出し、見守り続けること。

 その使命をこれからも果たし続けていきたい。


 幼児2人 小学生4人 中学生1人 高校生5人 大人10人 計22人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[通算498回目] 2012年4月1日(日) 電子ゲームは禁止していません

2012年04月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 任天堂DSに夢中の中学生トリオ。




 活動を紹介するような講演先で「ゲームとかの持ち込みは禁止していますか?」とよく聞かれます。

 こんな風に答えています。

 「禁止していません。

 ゲーム大好きっ子たちが来なくなるからです。

 地域のいろんな子どもたちと出会いたいので。」

 意外な顔をされることが多いです。

 付け加えて言います。

 「でも、せっかく親もいない場所なのに一日ゲームということはないんですよ。」

 この日もゲーマートリオがゲームをやめて何やら穴掘り。





 ミミズ探しでした。

 釣りをするための魚のエサとして。




 「ちなみに、たっちゃんとみっきぃはゲームにはまったく興味を示さないようにしています。

 見てみて、このゲームどーたら、こーたらと説明してくる子もいます。

 『そういうの興味ないから』と会話を遮っています。

 電子ゲームは前頭前野が活性化せず、感受性が育たなくなります。

 なので、子どもたちにはまったくもって不要なおもちゃだと思っているからです。」

 
 幼児2人 小学生5人 中学生4人 高校生6人 大人12人 計29人
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする